¶タイタン号の宇宙探検¶

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白い影・・「N・N現象」で中居くんにオチました(*^-^*)

2006年03月06日 15時41分20秒 | ドラマ・映画 全般の話

あれほどハマった原因はやはり二人の“N”が存在したためだと思う今日この頃…。ご存知「無影燈(渡辺淳一著)」原作のドラマ「白い影」についてここで少しだけ語ってみたいと思います。

主演はSMAPの中居正広(直江役)、竹内結子(倫子役)。脚本は「星の金貨」などでおなじみの龍居由佳里。主題歌は竹内まりや「真夜中のナイチンゲール」です。
正直このクールはキムタクの「HERO」が視聴率ではダントツで、「白い影」は比較的影が薄かったと記憶しています^_^;。(レンタル屋さんに並ぶのも遅かった…)

その後「N・N現象」なる言葉が生まれ、考察など色々されたので薄っすらと耳にした方もいるかもしれませんね。

「N・N現象」──中居正広(演者)と直江庸介(役名)を同一視しようとする、ある種の錯覚現象です。その原因は、中居くん(ここからこう呼ばせていただきます)と直江のキャラクターが違いすぎた!この一つに尽きます。
TVではいつも笑顔で冗談を言って元気なイメージの中居くんと、ストイックである種冷たい印象の強い直江。それでもファンは「何か共通点があるはず。もしや中居くんは本当はああいう人なんじゃないか?」と思い、彼の姿を追い、直江の片鱗を探し求めることになったわけなのです。

そのあたりの詳しい考察とストーリーの紹介はここでは省略・・・
(またかい!>自分^_^;)。
このドラマにはまる数あるポイントの中の、更に私のツボのポイントについて書かせてください。

やはり一番印象的なのは、医師である直江(冷たく無愛想で何を考えているのかわからない)を、倫子が見てしまった・・・このシーンです(あ~思い出すだけでじわっとくるものが…)
が!アマノジャクなので、ここはあえてその次の胸に迫るポイントを書くことにします。
それは今は亡きいかりや長介さんが演じた石倉という末期ガン患者にまつわるエピソードです。

直江は石倉に対し、末期ガンであることをふせています。でもとうに本人はわかっている・・・。
ある日担当の看護師である倫子が石倉の病室にいくと、石倉が彼女の手首を握りました。戸惑いながら、病人だと甘く考えていた倫子はそのまま抱きしめられ、驚いて思わず患者を乱暴に押しのけてしまいます。なぜならそれは衝動的で性的行為と思わざるを得なかったからです。
思わず直江のもとへ駆けつけ、倫子は「信じられないことをされた」と彼に訴えます。
それに対し、自分を愛してくれているはずの直江の答えは意外なものでした。
「抱いてあげればいいじゃないか」
倫子は耳を疑います。
しかし直江はなおも「人のぬくもりが欲しかったんだ。死が近づいていることを心で悟って寂しかったんだ。それなら抱いてあげればいい──」と言うのです。

(※こまかなセリフ等が違っていると思いますがご了承願います)

倫子はそのまま部屋を出てしばし頭を冷やし、結局石倉の病室へ。
彼女はナースシューズをぬいでそっとベッドに横たわり、石倉を抱きしめてあげます。
その後涙をいっぱいためて直江の部屋へ駆け込んだ倫子。
「石倉さん・・・とてもあたたかかったです」そう言って直江の胸に飛び込みます。
黙って彼女を抱きしめる直江・・・。

今思い出してもこのシーン、秀逸です。原作だともう少し違う描写ですがニュアンスとしてはうまく表現されていました。
二人の信頼関係と直江の医師としての奥深い洞察、それに素直に従う倫子がなんともいじらしかく切なかったです。

やはり考えれば考えるほど、あの中居くんとは思えず(ごめんなさいm(__)m)、直江の孤高の美しさにひたすらしびれてしまいました。
本人も「自分にはありえないキャラ」と言って随分とまどっていたようで、その体当たりな演技がまた功を奏したのだと思います。
脇も上川隆也、津川雅彦など、豪華で音楽も素晴らしかった・・・。(クラッシックやカーペンターズの曲をうまく使用していました)

細部の突っ込みどころはあれど、私の中ではインパクト最大級の名作です。また見たいけれど泣いちゃうからな・・・(^_^;)
ちなみに特別編(続編ではなく、“それ以前”を描いています)もとても良かったですよ!

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