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【SPI検査】知覚的と判断的~環境との接っしかたはどう違う?

2006年04月03日 17時04分37秒 | 心理学・健康・その他

やっっと4つの側面の4つめを説明します。タイプの詳細説明はこれが最後です。(時間かかり過ぎ!!>自分)
“知覚型(Perception)と判断型(Judgement)” についてです。

人は外界に対処する際、判断と知覚という2とおりの態度をとります。そしてこの2つの方法は同時に用いることは出来ませんが、そのいずれか一方を他方より多く用いることにより、その人の態度が特徴づけられていきます。
判断的態度(J)をより多くとる人は、環境に自分から働きかけ、周囲を決定していくことを好み、ある判断をくだしておかないと落ち着きません。
一方、知覚的態度(P)をとる人は、外界にたいして受容的で自分の環境を適応させることを好み、その場その場で環境にうまく合わせていきます。
これら2つのタイプの特徴は下記のとおりです。

【知覚型(P)の特徴】
・自由な行動が好き
・柔軟
・臨機応変
・変化のある状況に適応することを好む
・融通がきく
・楽観的(なんとかなる)
・散漫
・無秩序
・計画だおれになりやすい
・落ち着きがない
・おっちょこちょい

【判断型(J)の特徴】
・計画好き
・慎重で堅実
・組織的な定められた行動を好む
・着実
・さしせまったことのために計画を中断するのを好まない
・ねばり強い
・融通性に欠く
・物事をきめつけるのを好む
・しなければならない新しいことに気付かない
・必要に応じて計画を柔軟に変更しにくい
・自分のペースに固執する

今回の分類は比較的簡単です。あまりにも行動に如実にでますので・・・(^_^;)。
またもや具体例をあげてみましょう。会社でも学校でもなんでもいいです。
“一週間後までにしなければならないこと”があったとします。
知覚型(P)の人は「まだ時間があるからいいや。なんとかなるだろう」と考えがちです。

そして一方の判断型(J)の人。
たぶん予定表をつくり、一週間後までの計画を立てるでしょう。「月曜日は・・・、火曜日は・・・、前日は全体のチェック」といった具合です。
はっきり言えば判断型(J)の人は『仕切り屋(鍋奉行)』。能動的で、決断力があって、時によっては“うっとうしい” 命令したがりなのです。

知覚型(P)の人にとって、判断型(J)は「うるさい」存在で、「何をそんなにばたばたうるさそうに騒いでるんだ?」という感じです。
判断型(J)の人にとって、知覚型(P)は怠惰で優柔不断。どんどん明日へ順延していき“明日でもいいことは、今日するな”を絵に描いたような呑気さに、だんだんイライラしてきます。

ここでこんな事を言っていいのか?と思うのですが、個人的にパッと浮かぶのが“とんねるず”の二人です。
明らかにノリさんは知覚型(P)、タカさんは判断型(J)。
他の3タイプはどうかわかりませんが、この分類だけは、結構自信アリです。(違うと思う!という方、ぜひコメントお願いいたしますm(__)m)

ただし!
またまた注意事項として書かせていただきます。
しつこいようですが、誰もが両方の特徴をあわせ持ち、どちらかの特徴が突出しているのだ、ということだけは忘れないでください。
2つの分類は、行動、思想に現れる頻度の違いであり、あくまでも『傾向』にすぎません。
Jの人だって散漫になったり、おっちょこちょいなところもあるでしょう。無秩序になったり「なんとかなるさ」と言うことだってあるはずです。Pの人も、計画くらい立てることはあるでしょうし、堅実に、ねばり強い一面もあるでしょう。総じて「ま、明日やればいいや」と伸ばし伸ばしにするわけではありません。
誰もが両面を持っているのです。ですから、決め付けるのはとても危険なのでやめてくださいね。

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