同窓会・・タイトルからは想像もつかないびっくりドラマ！

Mr.Childrenの名曲「CROSS ROAD」が主題歌、ドラマ史上類をみない「ホモ」をテーマにしたドラマです。（その後「夜に抱かれて」というドラマも登場しましたが、このドラマが元祖と言ってもいいと思います。）
ＴＯＫＩＯの山口達也と、国分太一が出ていて、最終回には国分太一がウエディングドレスを着て、男と結婚するという、筋を言うだけでビックリ仰天のこのドラマは、実は丁寧に出来ていて、じっくりみると、意外とはまってしまいます。

主役の斉藤由貴が痛々しいのと、男同士のからみが、意外と見るに耐えるのは脚本家の井沢満の筆力のたまものといえます。
なんてったって、斉藤由貴、結婚相手の男（西村和彦）と、その恋人の山口達也が横で寝ているのを黙認（これって妻の“愛”と言えるんでしょうか？）、なんて状況にまでなってしまって、もう何度目がテンになったことか・・・。
結局、斉藤由貴は、序盤で、夫がホモと知ったショックで成り行きに関係を持った山口の子を妊娠してしまい、その子を夫婦で育てていくという、まあ丸くおさまったと言えなくもない結末でした(^_^;)。

高嶋政宏が、お尻を出しまくっていて、別の意味でも希少なドラマ（？）だったかも。
とにかく私は、これ以来、ホモ役の西村和彦（西村雅彦ではないですよ）を、普通に見れなくなってしまったという、奇妙な後遺症の残ったドラマでした(笑)。