¶タイタン号の宇宙探検¶

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また見たいドラマ、見られなかったドラマ

2006年02月11日 15時49分01秒 | ドラマ・映画 全般の話

こつこつと日本のドラマのことを書いてきました。いくら韓国ドラマにはまっているとはいえ、私も所詮日本人。原点に戻るときは戻りまする!決して今の日本のドラマがダメとかそういうことを言いたいのではなく(見てないものを評論できません、そもそも)見る時間がないから見ていないだけ
“ドラマ好き”がそもそもの私の姿(?)なので、思い出したらとまりません。

ところが!どんなに時間があった時代でも、全部を見ることは不可能なわけで、そうして自分なりに選択したにもかかわらず、時がたってみると、見ていないものが高評価!な~んてことが1度や2度じゃなかったのです。最近はレンタルショップへ行けばなんとかなりそうなものですが、玄人(って誰だ?ま、とにかくドラマ中毒の辛口素人評論家みたいなものです)が支持するものは何故か在庫がない!!(あの「白い影」だってず~~っと後になってやっとレンタルショップに置かれたのだ…“恨”)
なので、実現されない(されたのもあるけれど)ドラマたちにスポットライトをあてて、自分なりに“見なかった自分”への反省も込めてメッセージをしたためたいと思います。

【見なかったドラマ】
★「甘い結婚」
(やっちゃいました^^;。木梨憲武、ノリさん主演なのに…。ELTの名曲「Time goes by」を聴くたびにノリさんの顔が思い浮かびます。何故見なかったんだろ・・・)
★「出逢った頃の君でいて」
(実はちらちら見てました。でも10分でも見逃したらもう許せないたちなので…。タイトルが何となくそそりませんか?不倫がテーマでしたが、また見たい!酒井法子主演でした)
★「蝉しぐれ」
(珍しくNHKです。どうもとっつきにくかったのですが、内容を知って見たさが倍増!実は来年1月4日からハイビジョンでやる予定なのです。今度こそ見るぞ~!)

【再放送して欲しいドラマベスト3】倉本聰スペシャル
★「前略おふくろ様」
(ビデオで見たんですが、また見たい。名作でしょ?金太郎飴みたいにどこを見ても面白いです。「フロントカット・マイマザー…」は笑った(^^))
★「ライスカレー」
(これで初めて陣内孝則という存在を知りました。カナダ・バンクーバーまで行っちゃうんです、これが。陣内さんは“ダメな奴”を見事に演じてた。救いようがなくて、逆に感動しました)
君は海を見たか」
(この作品を最後に持ってきたのには訳があります。ショーケンと息子・正一(六浦誠)のギクシャクしたやりとりが良かった…。多角的に涙腺を刺激されました。倉本さんは父と子の愛を描かせたら、本当に天下一品です。11回放送なんだし、再放送してもいい気がするんだけど、だめですか?やっぱ宣伝を絡めた放送が優先なんですかね。それならせめてDVDに…という希望をこめて、見たら胸に焼きつくに違いない『生きる』(正一がドラマ中で朗読し、ラストにもその詩が淡々と映し出されました)を最後に紹介しつつこの文章を終わりたいと思いますm(__)m。BGMはショパン・ワルツ第10番ロ短調で──

生きているということ
いま生きているということ
のどがかわくということ
木もれ日がまぶしいということ
ふっとあるメロディを思い出すということ
くしゃみをすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべて美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

「生きる」谷川俊太郎「続・谷川俊太郎詩集」思潮社刊


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