2018-05-12 久し振りの作礼山と、奥作礼を歩いてきました。
今回は9合目駐車場から出発する為、目まぐるしく曲がりくねった林道を
忙しくハンドルを右に左にとクルクルと回して登って行く。
五月晴れに恵まれた朝の柔らかい陽射しが、9合目の広い駐車場を明るく
指している。
8:20到着 一台の車もいません
「車のエンジン音聞える?」と相方の御前ちゃんに尋ねる
「いいえ 聞えません」
心静かに準備を進めながら、たれか登って来るかな~と思って耳を澄ましていますが
私には聞えるはずも有りません。
その代わりに
「ほ~ら 夏声に変りつつある、ウグイスが鳴いているよ」と教えてくれた
準備を終え 8:48【大藤ルート】に足を踏み入れる
のっけから急登が始まった。
普段は葉の下に隠れている、奇妙な形で咲くカンアオイ属の花が
急斜面の為目の前に現れた
「きついだろうが 頑張って」と迎えてくれた
コツクバネウツギさん
花言葉=謙譲・強運
ホウチョクソウさん
先月の4/30に登った 高千穂峰でも出合ったですよね
目の前に次々と現れるカンアオイ属の花が咲く急登を
花に癒されながら897mピークに登り上がった 9:05
三角点の補点が設置されています
鞍部に下り 一旦展望岩に向かう
展望岩より 穏やかな山容をした天山を望む
こちらのアオイの花は まだ蕾です
ほら~ 其処のお二人さん 私に気付いてよ
木漏れ日に輝く大株のエビネさん
『皆さ~ん 大切にしましょうね』
花言葉=謙虚・誠実
沢山の花が咲いた カンアオイ
このルートはカンアオイ属種の色々な花が多く
此処まで途切れる事無く私達を楽しませてくま~す
十字路の出合 9:41
直進し三角点が有るピークに向かいます
尾根を辿ると 7^8本のブナに出合う
四等三角点 <点名 大藤> 標高 880.63m
ご覧の通り 樹木に覆われ展望は利きません
私は880mのピークを 三角点点名 大藤の名を使い
私的に【大藤ルート】言います
作礼山の主稜線をこのまま進むと山瀬方面に通じる県道に出合いますが
今回は此処までとして往路を辿り九合目に戻ります。
モミジやカエデ・ブナなどの緑に囲まれた
空間に包まれ、幸せと山歩きの喜びを実感しています
秋の紅葉時期に 又訪れようかな
もう一度 エビネ蘭ちゃんに ご挨拶
御前ちゃんも 自生は綺麗ですねと言って パッチリ
登りの時は別の花に気を取られ 気付かなかったが
花を付けたエビネの数株が目に留まった
897mピーク登り返し、
コバノガバズミさんがお帰りなさ~いと労いの言葉を掛けてくれた
純白の花が綺麗ですね
9合目駐車場に戻って来ました 10:48
赤い車が一台 停まっていますね
さぁ~此れから 作礼山をゆっくりと周回歩きを楽しみます
落葉の上に 木洩れ日アートです
可愛らしい ギンリョウソウ
雨が降ってくれないかな~ 早く大きくなりたいよ~
静かな佇まいのみどり池を覗く
その奥にキャンプ場の水汲み小屋
美味しい湧水が溢れています
その手前より 尾根に登り上がり
広く歩き易い尾根をを進んで作礼山西峰に向かいます
11:16 作礼山山頂です
随分樹木が伸びて 展望が望めない様になりましたね
二等三角点 点名 作礼山 標高887.05m
ヤマツツジが 一輪咲きかけています 他は蕾です
見頃はもう少し先に為りますね
中の池畔に下りて来ました
赤葉のもみじが 周囲で芽吹いた緑に囲まれ嬉しそうです
中の池・ジュンサイ池共に沢山のオタマジャクシが
陸に上がるのを楽しみに泳いでいます
中の池は随分浅くなっているようです
自然が生きている証ですね
池から登り上がり作礼神社上宮の神域に入ります
作礼山東峰 権現山山頂 11:38
可愛いい対の狛犬さんが お疲れ様でしたと御出迎え
参拝後 狛犬さんを撫で 健康に感謝した
権現山より 先程歩いた作礼尾根を見返る
左の頂が作礼山 右の肩に登り上がった
大きな花崗岩の上に東西南北の十字と北を示すN文字が彫られています
その大きな岩の上でランチタイムです
本日の食材は
玉ねぎ・牛ミンチ・ベーコン・ニンニク・おろしチーズにトマトソース缶で
出来上がった時に一味胡椒をタップリの スパゲティーミートソースです
私も頂きたいな~ と覗き込む一輪咲のヤマボウシさん
花言葉=友情
12:23 昼食も終わり 下山です
権現さんの横を通り裏側の急斜面を下ります
途中の展望岩に立ち寄り アップダウンを繰り返して辿った
大藤を望んでいます
キャンプ場に通じる散策路に出合い
駐車場に下山しました 12:34
本日の足跡
縦断図
今日もいい山歩きが出来ました
作礼のお山さんに感謝です。
ご覧頂きありがとうございます 又お会いいたしましょう。
合掌