Lunatics in the air

with maniac love of SHINJI TAKEDA
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衣装チェック(+11日マチネ感想)

2006-05-14 | 舞台「エリザベート」
<ネタバレ大量。要注意です。>

11日(木)の昼の部で、真治トートを見てきました。
やっとこ3回目です。
はあ、前回見た4日からもう早一週間。
長かった・・・・・・・・・・!!(涙)

今回は最後のB列での観劇になるので、
衣装チェックしてこよう!と心に決めてました。

でも、例によってギリギリに着いてしまったので、
(ご存知の方はご存知のとおり、私は遅刻魔です。
 去年の電車の舞台もいつもギリギリでした・・・)
日生劇場のオペラグラスを借りてるヒマも無く、
B列でオペラグラス使う勇気も出なくて(笑)
結局、そんなに細かくチェックは出来ませんでした。

まあ、そんな中でなので不完全ですが、
せっかくなので
ダダーッと「真治トート閣下のお衣装」行きます!
衣装と関係ないコメントも付いてますが、
あまり気にしないでください。

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【登場場面】
全身真っ黒。
胸元が広くVに開いていて、
前身ごろの丈が胸の下くらいまでしかない上着。
なので、両手を上に思いっきりあげたりすると
胸とお腹の間が少し見える。

上着の後ろは相当長く、透ける素材でたっぷりギャザー。
後ろから見ると背中から腰にかけて、
コルセットの締め付け部分のような造り。
細い紐が何重かにクロスしていて、
ギュッと絞ってある。

袖は透ける素材で手の甲まである普通の幅のものと
途中から付いてる着物の振袖のような
透ける光沢のある長い生地のヒラヒラとの2重。
この透ける袖、イメージ的に黒い羽根のよう。
手を広げると鳥みたいです。

ボトムは少しハイウエスト気味の黒いワイドパンツ。
ベルベットで、これもお腹の前部分にクロスした紐。

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【愛と死の輪舞】
これも全身真っ黒。大きく深く開いたVの胸元。
東宝HPの初日レポで着ているのは多分これ。
つまり、カーテンコールでも着てる衣装。

前身ごろの胸部分はスパンコール付きの、
大柄なレースのようになっていて、
キラキラ輝きつつ、若干下の肌が透けて見える。
シャツの襟のような黒い襟が首元に付いている。
上着は前も後ろも丈が長く、
前はウエストから下にボタンが無く、開いている。
この上着も、後ろは背中から腰にかけて、
細い紐が何重かにクロスして絞ってある。
後ろで絞ってあるのが、
すごく腰の細さをアピールしてていいです。
絞った辺りから裾にかけての、後ろ中央の生地は
ここも透ける素材の生地がたっぷり使われている。
動くと揺れて非常に美しいです。

裏地は赤黒い色の生地。

ボトムはハイウエストの黒いタイトなパンツと、
タイトな黒い皮の膝丈ブーツ。

このシーン冒頭、お付きの人達(=トートダンサー)が
後ろを向いたトート閣下を中心にして
丸く円で囲んで立ってるんですが、
背の高い手下達に囲まれたトート閣下の後ろ姿が、
なんとも魅力的で魅力的で(涙)
細くて小さくて美しい。ダンサーズの宝物みたいだ。
“守られている感”が、とてもグッと来ます。
その銀色のウエーブの髪がなんともいえない。

1番能力があって位の高い者が、
1番小さくて可愛い容姿をしているのは、
なんつーか、「萌え」ポイントなので(笑)
非常にツボでした。

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【最後のダンス】
黒と赤。最強(再凶?)の魔物ルック。
前方座席の14と15の間の通路の辺りの人は、
このトート閣下を相当間近でみる羽目になるので
覚悟してください。
毒気と色気に当てられて倒れないように(笑)

大雑把に言うとガウンのような上着。
ヘチマ襟の部分は赤黒い色の生地。
生地は黒い皮??光沢があってしっかりしたもの。
腰のベルトがギュッと締めてあり、
正面のベルトのバックルは、
大きめで複雑なデザインのもの。
ドレープがたっぷりの裾は、前が短くて後ろが長い。
後ろの裾は膝よりも長く、ふくらはぎの下まであるが
前はバックルから始まっている。
つまり、前部分はウエストから下が丸見え。
ボトムも赤黒いハイウエストパンツ。
これも、お腹部分にクロスした紐。
膝上丈の赤黒い爬虫類系のブーツは、
かなり厚底でヒールも高め。

歌いながら自分の腰の後ろに手を持ってきて、
上着の裾をはねのけて
腰を強調するようなヤバイ仕草があるので
私はそれを見ると、ついつい、
頼むからそれ以上の動きはしないでくれよ~~
と、必死で念じてしまいます。
過去に、ライブで前科があるので・・・。

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【闇が広がる(トートソロ)】
愛と死の輪舞と同じ?黒尽くめだった気がする。
うろ覚え。
明日(14日)またチェックしてきます。

【5/14追記
 チェックしてきました。
 ここでは他では着ていない膝丈のショートコート。
 折り返した袖口に皮ひもの房飾りが付いていたり、
 前合わせの部分に皮の飾りが付いていたり、
 シンプルながら結構凝ってます。】

【5/21追記
 なお、このコートの裏地は豹柄です(爆)】

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【ウィーンのカフェ】
歌の後半、後ろ中央の扉を開けて
スタスタ入ってきます。
この曲、トートが歌のテンポに合わせて
小気味良いキレのある動きを見せるのがツボ。

赤い上着の襟は黒。丈は膝くらい。
上着の後ろのウエスト部分に黒い別布。
そこでギャザーになっててウエストシェイプされてる。
これまた、後ろ姿が絶品・・・・・・!
ボトムは黒いタイトなパンツ&ブーツ。
細い足元がまた、なんともたまらないです。

帽子はあまり高さのない黒いシルクハット。
リボンはエンジ色のベルベット。
襟元から首に巻いた豹柄のスカーフが見えてます。

この曲のラスト、革命家達がトートを中心にして
真ん中に集合してポーズを付けるのですが
その時の、帽子のツバをクイッと手で下げる仕草と
脚をモデル立ちのように前後にして立つ姿がいい!!
めっちゃツボです。
その時に、ニッと笑う顔の下半分の表情もいい!!

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【エリザベートの机の上(最後通告)】
全体が黒いシースルー(つまり透け透け)の、
しかも、胸元が相当広くガバーッと開いたブラウス。
胸元はフリルのようになっている。
ブラウスの裾は、パンツの中に入れてます。
ボトムは赤黒いタイトなパンツと赤黒いブーツ。
つまり、下半身は「最後のダンス」と同じ。

これ、目の前で見せられる一路さんは大変なのでは・・・。
私はこんな格好のトート閣下を近くで見る勇気ないです。
こんなのが来たら、とっさに後ろに逃げると思う。
そして、少し離れたところから凝視(笑)

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【1幕ラスト(三重唱)】
確か「最後のダンス」の時の衣装のパンツ違い。
赤と黒のガウンコートに、黒パンツ・赤ブーツ。

【5/18追記
 思いっきし間違ってました!!
 「愛と死の輪舞」のブーツ違いでした!
 カーテンコールと同じ衣装に赤ブーツです。
 すんませんっっ!!】

【5/21追記
 今日見たら黒ブーツ?!
 「愛と死の輪舞」と全く同じ衣装でした!!
 なぜ?!日によって変えるとかアリですか?!】

このシーンのトート閣下、
恋にやつれた青年のようにフラッと戸口に出て来て、
本当に「失敗した!」って感じで悔しそうで、
なんか切なくて胸が痛くなって、いいんですよね~。
「愛してる~!」が胸に響きます。
ああ、片思いなのね・・・(涙)

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【戴冠式の馬車】
ちゃっかり御者に扮する、黒いコート。
前に大きな飾り留め具が付いている。

今までのトートも着ているもっさりコート。
ボリュームがあって、ちょっとかわいい。
ウエスト辺りで切り替えになってギャザー。
短い上着の下にスカートが付いてるような変わった形。

襟と袖口にモサッと毛皮のようなものが付いていて
首周りも結構ボリュームがあって詰まっています。
真治トートにしては珍しく、胸元が見えません(笑)

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【私が踊る時】
御者コートを歌の途中で乱暴に脱ぎ捨てて、
出てくるのは、前がガバーッと開いた、
カシュクールのような形の真っ白なブラウス。
ボトムは黒パンツ&黒ブーツ。
ブラウスの裾は、パンツの中に入れている。

どうやら、このシーンでコート荒々しく脱いだ時に、
勢い余ってブラウスがはだけちゃったりもしたらしい。
私は残念ながら、その回は見てません。

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【ママ何処なの?(少年ルドルフ)】
カフェのシーンと同じ赤い上着着用。
ボトムは私が踊る時と多分同じ。
着替える時間もそんなにないはずだし。
このシーンではカフェと違って、黒い帽子はないです。

寂しいルドルフ君の前に突然現れた赤い上着のおにいさん。
綺麗な顔のやさしげなおにいさん、っていう風に
きっとルドルフ君には見えるんだろうな、って思えます。
そして同時に、でも実はね・・・っていう感じも出てます。
魔物くさい「赤」です。

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【診察(エリザベートの寝室)】
黒い帽子に黒いマント。医者になりすまして登場。
このシーンの服装は、歴代トートとほぼ同じようです。
帽子とマントを脱ぎ捨てて、途中で正体を現しますが
脱いだ後の衣装ってどうだっけ・・・次ここも見てきます・・・

【5/14追記
 脱いだら、私が踊る時の白ブラウスと似た形の
 黒いカシュクール風ブラウスでした。
 ボトムは黒パンツ・黒ブーツ。】

全然関係ないんですけど、真治トートの口から
「男女の性的な接触で・・・」とか言われると
なんか一瞬ドキッとしてしまう(笑)

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【闇が広がる(ルドルフとのデュエット)】
1幕終わりの服装と多分同じ。
赤と黒の魔物コートの、黒パンツバージョン。
ブーツはここでも確か赤。

閣下が踊りまくるので、この衣装の良さが際立ちます。
クルッと回ると、裾が水平にヒラリと広がってとても綺麗。

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【マイヤーリンク(ルドルフに死の接吻)】
「愛と死の輪舞」と同じだったかな・・・うろ覚え。
すいません、ここも次に・・・(汗)

ああ、こんな重要なシーンなのになんで忘れてるんだ!
口ばっかり見てるからか?!(最悪じゃん・・・)

【5/14追記
 ここ、またあんまり覚えてない(爆)
 何しに行ってんだ私・・・】

【5/18追記
 やっと確認できました。
 1幕終わりの三重唱と同じ。
 「愛と死の輪舞」+赤ブーツです、ここ。】

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【ルドルフの葬儀】
出た!アミ!!(笑)
ポスターの、あの、黒いアミです。
スパンコール入りでキラキラです。

なんでよりによって、1番深刻なシーンにこの衣装か。
・・・それは、このシーンはトートには、
全然深刻なシーンじゃないからでしょうね・・・
しかも棺から出てくるなんて、完璧に死者を冒涜してます。
そのうえ、すんごく楽しそうなんだわ・・・。
ジャジャーン!ばぁ~っ!って感じのご登場に、
最初に見た時はえらいビックリさせられました。
そこからそう来るか!って。

【5/18追記
 そして、ここも赤ブーツ。
 下半身はマイヤーリンクから着替えてなさそう。】

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【悪夢(マエストロ・トート)】
白いブラウスに、黒いベルベットのワイドパンツ。
パンツは冒頭と多分同じもの。
若干、衣装だけならフェミニン。
これでここでも閣下は動きまくります。
えっらい楽しそう(笑)

最後にブラウスの胸元に手を突っ込んで、
中からエリザベート暗殺の凶器を取り出します。
・・・どこにしまってあったんだ、それ?!(笑)

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【愛のテーマ(エンディング)】
冒頭の登場シーンと同じな気がします。
全身真っ黒で長い透ける袖付き。大きな鳥さん。

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【カーテンコール】
HPに載ってますね。多分、毎回アレです。

もう3回見ましたが、真治君への拍手が高まる瞬間は
いつも胸がジーンと熱くなります。

笑顔が可愛い。そして、いつも、ちょっと頼りなげ。
動きと表情に「どうすればいいかな」みたいな、
周りの人の様子を伺う気配が感じられます(笑)

4日に見た時にはちょこっと音楽に合わせて
踊ったりしてたけど、11日は無し。
両腕を前に突き出してのバイバイも無し。
全体的におとなしめでした。
疲れてるとかじゃないといんだけど。

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以上、全登場シーンのお衣装チェックでした。
相当、抜けもれありますね、すみません。
おいおい埋めていきます。


さて。
そんなこの日の真治トートですが、
B列から見たため表情がよく見えたせいもあってか
なんかものすごい強烈なインパクトでした。

前に見た時よりも、凄みのある怖さが際立って
魔物度、ケダモノ度が大幅アップ!

目はギラギラと鋭く、表情は迫力ありすぎのヤバさ。
美しく妖しい、残忍な獣。毒気強すぎ!
どう見ても人間ではなく、本物の魔性の生き物でした。
ひと目見ただけで吸い付けられて目が離せなくなって、
トート以外のものがほとんど目に入らなくなってしまった。


パッと見の形が小柄で細くて可愛らしいためか、
ブログなどで真治トートについて書いているのを見ると
「小悪魔」なんてよく書かれていますが、
そんな可愛らしいもんじゃないですよ、これ。
小さいからって、だまされちゃいけません。
なめてかかると噛み殺されます。
あれ、小さいけど正真正銘の「悪魔」で「魔物」です!


エリザベートって、ストーリー構成を真面目に考えると
矛盾だらけで結構説明の付かない展開が多いんですよね。
トートが出てこなければ普通に「皇后の一生」なんだけど
トートが絡んでくることによってややこしくなる。
トートって、いったい何なんだ?って話になる。

エリザベートとトートの「愛」の物語だとするならば、
精神病院のシーンや、パパの幻が出てくる場面は不要だし
トートをエリザベートや帝国の「死」と見るならば、
「愛と死の輪舞」の位置付けがよくわかんなくなるし。
日本版にする時に、若干無理してわかりやすく
「トート」という役名で「死」を人間っぽくして、
全体を甘いラブストーリーテイストにしたことが
余計に全体をややこしくしてしまったようにも思えます。
でもこうでないと、ここまで人気出なかったかも、
とは、よく言われているようだし、私もそう思うけど。

「生きたお前に愛されたい」って言いながら、
トートはエリザベートに死を選ばせようとする。
単に死んで同じ世界にいたいだけならば、
最初の時に死なせてしまえば良かったはずなのに。
もう、ここからして矛盾だらけなんですよね。
やってることが、冷静な行動とは思えない。

ルドルフが死んでエリザベートが「死なせて」と言えば
「まだ私を愛してはいない・・・!」と言って拒絶するし。
いったい何がしてほしいんだよ、あんたは(笑)

エリザベートが嫁いだ家(国)だからってだけで、
ハプスブルクやオーストリアを滅亡に導くってのも
はっきり言って意味がわかんないですよね。
そんなことしても何が得なんだかさっぱりだし。

だから、トートってなんだよ?と考えた時に
多分、答えは2つあって、
1つは「死」「死の影」「時代の空気」とかの
抽象的な概念にキャラクターを与えたもの。
もう1つは、非常にきまぐれで思いつきで行動する、
何か魔性の生き物。「魔物」「悪魔」。
破壊や堕落が楽しくて仕方ないような。

前者が多分“正解”の「トート」像。
だけど「トート」という役名を与えてしまった時点で
その存在の抽象性は途方も無いほど薄れてしまってるし
「愛と死の輪舞」を歌った時点で、もう、
この前者のモードを完璧に取るのは難しくなる。
自分の思いを切々と歌い上げちゃったらねえ・・・
無理でしょ、抽象的存在とか言ったって。
山口さんのトートは、それでもこっち寄り。
威厳のある、抽象的な存在感がそれを可能にしています。

後者は、そういう日本版のちぐはぐな感じを
なんとか意味づけて読もうとすると出てくるトート像。
で、真治トートはこっちですね。
気まぐれだから、やることがムチャクチャでも
そういうものかな~という感じがするトートです。
あまり緻密に考えずにやりたい放題やってみたら、
なんかこんな感じになっちゃった、って感じ。
こんなトートだから出てくるたびに違うこと言ってても
意味不明な破壊行為にふけってみても
「楽しいからやってる」って感じに見えて無理が無い。
破綻しまくってるからこそ、破綻が無い。


古い上にまたも漫画ネタで申し訳ないんですが、
「ガラスの仮面」という漫画で、主人公の北島マヤが
「嵐が丘」のキャサリンを演じたシーンがありました。
キャサリンは愛するヒースクリフを激しく求めます。
そのキャサリンを評して、ある人がこんな風に言います。
「まるで子供が大事にしてたオモチャを取られて
 駄々をこねているようだ。」
この頃のマヤはまだほんの少女で、愛も恋も知りません。
だから「愛」をどうやったら演じればいいかわからない。
確か、そんな話の流れになってたと思います。

真治トートを見てると、それを思い出します。
トートは当然、「愛」も「恋」も知らない。
だから、求め方がオモチャを欲しがるようになる。
そう考えると、なんかすんごく純粋な存在ですね、
真治トートって。
本当に、欲望しかない。
自分でもなんでそんなに欲しいのかわからない。
だからこそ、シンプルに突飛な行動に出られる。

お付きの皆さん(=トートダンサー)は
きっと帝王の突然の狂った行動に戸惑ったでしょうね。
・・・なーんて、サイドストーリーが展開されたりして。

そして、自覚がないんだから
いきなり最初から「愛と死の輪舞」を歌っちゃうのは
やっぱり違和感あるような気がするなあ・・・とも思う。
真治トートには、なくてもいいのかも、この歌。
暴論ですね(--;


この日の真治トートは「最後のダンス」が凄かった!
いい意味にしろ、悪い意味にしろ、
「なんじゃこりゃ?!」と誰もが思ったことでしょう。

特に、あのラスト。凄いもん聴いてしまった。
2日目までは、最後の「俺さー」の「さー」を伸ばす時
1段上がって裏声になって終わってたんですが、
これが、裏声になって2段くらい上がり下がりした挙句、
最後に獣のような叫び声(吠え声?)が入ってた!!

この歌全体もロック度、シャウト度が増して
キレが良くなって相当かっこよくなったじゃん!!
と、思って興奮しながら聴いてたんだけど、
最後にド肝抜かれまくって呆然としてしまいました。
いや、びっくりした・・・すげー・・・!!
ここまでやっちゃうか!!

ものすごかったです。血がたぎりました。
あのシーンは完全に独断場ですよ、真治君の。

明らかに他の歌と異質な歌い方だし、
舞台全体の中でも相当浮いていたのは間違いないけど
いや、あそこまでやられると誰も何も言えないのでは。
人間じゃないんだから、異質で当たり前だし。

歌いながら降りてくるシーンは、
短い時間で降りてこないといけないから仕方ないんですね。
動きにくそうとか言う前に、時間がないんですわ。
1段飛びとかして降りるわけにはいかないから、
まあ、あれ以上はどうしようもないのかもしれませんね。

そんな「最後のダンス」。
今後、どうなっていっちゃうのかすごく興味あります。
明日(14日)、また見に行けるので超楽しみです。

あと、ルドルフとの「闇が広がる」での絡みと歌が
迫力が増してテンポが良くなって、更にかっこよかった!
このシーンは初日からかっこいい!と思ってたんですが
動きがスムーズになって、
トートがさらに容赦なくなった(笑)
ひどい目にあってます、ルドルフ。いいですねえ。

この日は、ゾフィー皇太后が初めて初風さんでした。
寿さんのゾフィーに比べて、女性の悲しさとか弱さとか
女ならではの汚い部分とかも見え隠れしていて、
深みのある演技だったと思います。見ていて悲しい。
寿さんの凛々しいゾフィーとは別の魅力がありました。

あ、この日は客席に初代ルドルフの井上芳雄くんが。
私は気が付かなかったんですが、
どうやら他に内野聖陽さんもいらしてたようです。
真治君は知っていたんだろか・・・内野さんに見られるのは、
私が真治君ならば相当なプレッシャーになりますね。
カーテンコールで硬い感じがしたのはそのせい?
とか、勝手に勘ぐってみたりして。


明日(14日)は、初:鈴木フランツ・ヨーゼフです。
石川さんのヨーゼフ、声が良くて素敵でしたが
鈴木さんはどんな感じなんでしょう。楽しみ♪


3 コメント

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熟読 (ミート)
2006-05-14 17:45:13
今日も行かれるのですね。うらやましい。

私は21日行行くのですが、またまた2階席の後ろ、倍率の高いオペラグラス買いました。

武田トートの追加公演やってほしいですよね。

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またまた熟読 (ミート)
2006-05-16 11:15:37
コートを脱いで胸がはだけるシーン見ました。

オツパイ・・B地区・乳首・乳頭・・もろ見えたときは、卒倒しそうでした。

白くお化粧がなされてました。・・・で・・今度のためにビックカメラで高感度ズーム30倍のオペラグラスを買ったわけです。

・・・エヘ・・

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ははは (ささぴょん)
2006-05-16 19:25:14
ダイレクトな感想ありがとうございます(笑)

まあ、男なんだから上半身裸でも全然問題ないはずなんですけどね・・・



その後、コートの脱ぎ方がおとなしくなったようです。

あの荒々しい脱ぎ方好きだったのでちょっと残念。
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