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ささぶねのみちだより

横浜市都筑区の緑道公園ささぶねのみちの紹介と、ささぶねのみちの愛護活動の紹介

宴のあと

2006-05-07 13:11:25 | Weblog
 記録的な夏日と共に5月入り、翌2日は雷と震度3の地震、将に文字通りのMaystormでしたが、3~6日は爽やかな晴天に恵まれて、此処「ささぶねのみち」もザリガニ釣りの親子連れを筆頭に大勢の人出で賑いました。
 釣り上げたザリガニをリリースする微笑ましい親子の姿も見受けられましたが、マナー知らずの親の中には、子供の前で平気でポイ捨てをやってのける様な人たちも多く、そんな親達に育てられている子供は、釣り道具として使った糸やワリバシ、餌のサキイカを放置したままにして帰って行きますので、夕方に成りますとそれらの投棄物がそこかしこに散乱しています。
 当然の事とは言え、人出が多くなりますとポイ捨てのみならず自生する貴重な野草を盗掘して行く不心得者も現れます。この画像はギンランの無残な盗掘跡ですが、ゴールデンウィークの宴の後は、公徳心を喪失した現代人の自画像を見る様で誠に情けない思いが致します。
 

ゴヨウツツジ

2006-04-23 09:14:57 | Weblog
 裸木の同定が難しいものである事を痛感しています。
 緑道公園「ささぶねのみち」に早春の花木ミツバツツジを植えようと、幼木を入手して3月に植付けました。花がなかなか咲かないので訝って居ましたところ、漸く咲いた花が白花でした。不思議に思ってオシベの数や毛の有無を調べたり、出て来た葉を調べたりしてゴヨウツツジである事が解かりました。
 愛子内親王殿下の御印に相応しく、清々しい純白の花を幼い乍も精一杯咲かせて居ますので、大切に育てて行きたいものです。
 ミツバツツジの植樹は来年に致します。
 
 

アミガサタケ-その2

2006-04-14 09:16:37 | Weblog
 今朝のゴミ掃除のおり、ツツジの株元でアミガサタケを再び確認出来ました。
 10日に掲載したアミガサタケの記事には、嬉しい事に遠隔地の大学付属の植物園の方からトラックバックが送られて来ました。
 このページを公開して14ケ月になりますが、週間アクセス数は多い時で80~90件、平均30~40件程度と言ったところです。そして此れまでにコメントを寄せて頂いた例は無く、トラックバックも初めてのことです。リピーターがいらっしゃるのか否かも解からぬままに続けて居るのですが、このページを通じて都筑区固有の緑道公園「ささぶねのみち」の魅力や、愛護活動に付いての理解者が現れて呉れるならば嬉しい限りです。

アミガサタケ

2006-04-10 10:31:14 | Weblog
 昨日の日中は爽やかな日和に恵まれて、此処ささぶねのみちのもこの春一番の賑わいとなりました。
 そんな人出に驚いてかアミガサタケが数本、ポックリと頭を擡げていました。
 ものの本に依れば、ヨーロッパでは最も一般的な茸との事ですが、散り際の櫻と楓類の芽吹きに眼を奪われている来訪者の眼に留まる事も無い様でした。
 このまま胞子を飛ばして、来春沢山出て呉れれば、気が付く人も現れるかも知れません。

百花繚乱その2

2006-04-07 18:22:09 | Weblog
 低気圧の通過に伴なう寒気の流入が、櫻の花を長持ちさせて居る様です。それでも流石にソメイヨシノは散り始めています。
 「ささぶねのみち」では遅咲きの山桜や八重桜はこれからですし、足元ではヒメオドリコソウ、カラスノエンドウ、ムラサキケマン、などが可憐な花を咲かせて居ます。勿論愛護会で植え付けたシャガも咲き出していますし、オダマキの蕾も大きく脹らんで来ました。
 シャガと言えば遊歩道に沿って植え付けたものの中には、犬の小便をかけ続けられて傷んだ株もありますが、それでも健気に花を揚げようとしているものも見受けられます。
 犬の飼い主の多くは、そんな花達には頓着無しに平気で小便をかけさせるのです。
 中には小便どころか糞を持ち帰らぬ不心得者も居て、そんな輩が毎日の様に「犬の散歩」と称してにやって来ては、公共の緑道公園を自分の犬の便所代わりにして行くのです。

百花繚乱

2006-03-31 12:24:36 | Weblog
 明日から4月と言うのに、今朝は冬の様な寒さに見舞われました。しかし例年より早く咲き始めた花々で、ささぶねのみちはこれから暫く百科繚乱の時期に入ります。
 今朝は、椿とハクモクレンは既に花を終え、ソメイヨシノが満開です。隣接する鴨池公園のベニシダレザクラも写真の様に見頃を迎えています。
レンギョウやヤキヤナギも咲き揃い、足元ではタチツボスミレ、タンポポはもとより、まるで小粒のサファイヤを撒き散らしたかの如く、オオイヌノフグリも咲き乱れています。林床ではシュンランもひっそりと咲き、昨春盗掘にあったサクラソウも残った株が小さな葉を広げ始めました。今年はこの株を大切に育ててゆく積りですが、何と言っても盗掘が心配です。
 このページでは触れませんでしたが、今年は既に遊歩道沿いの水仙が幾度か持ち去られて居るのです。
 明日は絶好の花見日和、此処ささぶねのみちも大勢の人出で賑う事でしょうが、ゴミのポイ捨てと花盗人だけは御免を蒙ります。


啓蟄

2006-03-07 07:27:12 | Weblog
 昨日は啓蟄、暦に合わせたかの様に春一番もやって来て4月の陽気となりました。
土の中に潜っていた生き物も這い出して来ると言われるこの啓蟄の一週間程前、水路の一隅で蛙の卵を見つけましたが、3日後には、卵塊全てが持ち去られてしまいました。
 昨年も孵化したオタマジャクシが子供たち採取され、アッと言う間に居なくなって仕舞いましたが、持ち去られた卵塊の消息が思いやられます。
 嘗て此処ささぶねのみちでは、初夏にはウシガエルの声も聞く事が出来ました。また、今時分にはコジュケイの親子連れも見かける事が出来ました。
 緑道公園ささぶねのみちの、生物の多様性が失われてゆく事の無い様にしたいものです。
 日も伸び、ささぶねのみちの人の往来も多くなりますと【ゴミムシ】もやって来て、ゴミを盛んに撒き散らします。なかには途方も無いゴミを置いてゆく【ゴミムシ】も居ます。
 此方は絶滅を願って居ますが、増える一方で困って居ます。

2月のささぶねの日

2006-02-20 10:45:25 | Weblog
 18日は毎月恒例の愛護活動日、何時もの事ですが、町内一般の方々の活動への参加を
期待して居りましたが、結果は役員3名だけの寂しい活動でした。
 此処の所こんな状態がずっと続いて居ます。尤も過日【安全に配慮した緑道の管理】に関連して採った緑道周辺居住者のアンケート結果に依れば、愛護会の存在を知らない人の割合は約80%だったとの事ですので、愛護活動への参加を期待する事自体無理なのかも知れません。
 しかし、今月も愛護活動そのものは役員の手で活発に行って来ています。連日のゴミ拾い。14日には御影橋際の伸びすぎた潅木の刈り込みと山桃の下枝の枝下ろしを行い、橋際からの遊歩道への見通しを確保しました。
 そして18日には樹名板の取り付け、山野草周囲の立ち枯れや雑草の処理とヒメユズリハの徒長した下枝下ろし、水面清掃と、役員3名2時間30分タップリ汗をかいての愛護活動でした。

緑道公園 雪景色

2006-01-25 04:06:39 | Weblog
 恰も暦の大寒に合わせたかの如く寒気が南下、1月21日は未明より降り始めた雪が終日降り続きました。
 横浜は降雪量11㎝との事でしたが、緑道公園「ささぶねのみち」も久隆振りに雪に包まれて、いつもとは違った表情を見せてくれました。
 この冬の豪雪は、北信地方を始め各地に大きな被害を及ぼし、亡くなられた方も100名を超えているとの事です。そんな豪雪地帯とは比べ様も有りませんが、「ささぶねのみち」もこの辺りは法面がほぼ北に向いた谷戸地型、積もった雪はなかなか消えません。

陽だまりで

2005-12-27 15:24:38 | Weblog
 記録的な冬将軍が次々と列島に襲いかかり、各地で豪雪被害が発生、終には列車事故まで起こす始末。
 こんな気圧配置の時、関東は所謂「関東のカラッ風」で、乾いた冷たい北風が吹き荒れる日が続きます。
 しかし、時にはそのカラッ風がピタリと治まる事があります。
 そんな陽だまりで、ルリシジミでしょうか御覧の様に美しい羽を広げて、日向ボッコをして居る姿を見かけました。
 このままの姿で冬越しをするのでしょうか。20年来と謂われる記録的な寒さ故に少々心配です。