猿山政治論

巷に溢れる情報から妖しく光る原石をピックアップ!ステロタイプ的政治論に囚われぬ独自の世界観で「きれいごと」抜きに鋭く分析

’09歴史的総選挙!投票率75%達成も視野に!

2009-08-30 15:05:11 | 総選挙
09総選挙 三重ニュース(中日新聞)
30日投開票の衆院選は投票率の行方も注目されている。2005年の前回衆院選の県内の投票率は71・19%。今回、投開票2日前の期日前投票者数は既に前回の総数を上回っており、県選管は「関心はかなり高い。投票率75%はいくのでは」と予想している。

私は、昨日午前中に期日前投票に行ってまいりました。

例年であれば、待ち時間なしに投票できた期日前投票ですが、報道にありますとおりあまりに大勢の有権者が来所したため、市役所ロビーにしつらえた投票所にできた人の列が、建物の外にまで続く状況でした(まだまだ元気なおじいさんが「何でこんなに混んでるんだ」と投票所の職員に噛み付いていたのも印象的でした)。

戦後最も投票率が高かったのは、60年安保直前期で国民の政治への関心も高かった第28回総選挙(1958年5月22日) の76.99%でした(この頃は平日に実施されることもあり、第28回はなんと木曜日でした)が、バブル崩壊後、洗脳マスコミ主導による若者の悪しき個人主義化・虚無化・社会遊離化が進んだ結果、1990年には60%弱は確保していた20代の若者の投票率は急速に低下し、2003年にはわずか35%という民主主義の崩壊すら心配すべき非常事態となってしまいました。

ところが前回総選挙では、小泉ポピュリズムのおかげで若者の政治回帰現象が見られ、20代の投票率は46%にまで回復し、今回はさらにその数字を上回る結果が期待でき、全体でも戦後新記録を更新する勢いであるというのは、とても喜ばしいことだと思います。

一部のカルト宗教、外国の支援を受けた売国勢力、特殊な思想集団に付け込まれて、国政を乗っ取られることの無いよう、我々一般国民は、常に政治・社会に関心を持ち続け、万難を排して選挙には参加し投票率を上げなければなりません。

賢明な国民は、明らかにカルト宗教とわかる政党なら容易に排除しますが、長らく政権に居座った自民党が、普通の国民と利害を同じくしない(対立する)特殊な勢力の巣窟と化していることまでは、マスコミは報道しないため、なかなか気づくことができませんでした(今もこの点は変わりないでしょう)。

今回の選挙は、そうした特殊な勢力を排除する絶好の機会になります(自民党にとっても自浄能力を発揮できるチャンスだということです)。

今晩は、選挙特番にかじりつきですね!!

筆:猿山太郎


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1 コメント

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Unknown (マルコ)
2009-08-31 17:04:30
私も70%は超えると思ってました。
思ったよリ投票率が低かったのは何か理由があるのでしょうか。
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