猿山政治論

巷に溢れる情報から妖しく光る原石をピックアップ!ステロタイプ的政治論に囚われぬ独自の世界観で「きれいごと」抜きに鋭く分析

東日本大震災の300人委員会「世界人間牧場計画」的解釈(4)

2011-04-30 11:58:51 | 東日本大震災
 第4回目の今回は、コールマンのいう「世界人間牧場計画」21項目のうち「2.国民国家のアイデンティティーと誇りを完全に粉砕する。」について考察してみたい。

 「国民国家のアイデンティティー」といわれてもピンとこない、「国民国家の誇り」と聞くと引いてしまう・・・嫌悪感さえ抱いてしまうということはないだろうか?
 
 まさに、そうした感覚・印象こそが、マスコミ・教育を通した洗脳システムによる無力化愚民化施策の「成果」なのである。

 国家がきちんと機能している間は、そこに属する個人は直接の所属母体である国家内の法律・道徳・慣習・力関係に従い判断し行動し、また国家の集団としての力に保護されている。

 同様に、国家内の封建領地、地域共同体、家族、終身雇用型事業体(役所を含む)といった国家内の他の個人帰属主体もまた大なり小なり同様の働きをする。
 
 しかし、ワンワールドを推し進める立場からすれば、集団としての力を持たず、飴と鞭で簡単にコントロールできる「裸の個人」を直接に支配したい。そこで、国家等の個人が帰属すべき主体の統制力を削ぎ、個人の帰属意識を薄めるために様々な策謀がめぐらされてきた。

その典型として、敗戦後の日本に対する次のような施策を挙げることができる。

1.エスタブリッシュメント階層の解体

 占領期の農地解放、財閥解体、華族制度廃止等により、日本国内に勢力を持ち、国家と相当の領域において利害を共にする旧来のエスタブリッシュメント階層は破壊されてしまった。

 大地主の土地は散逸し子孫はしがないアパート経営者となり、財閥一族は系列企業からの捨扶持で生きながらえ、大名の子孫などサラリーマンとしてごく一般の庶民と同じ生活を送っていたりする。

 国家に対して相応の責任を持つことを生まれながらに期待され、また本人もそれを自覚し、自らが率いる集団の力を武器に国家に対する脅威に立ち向かうといった者はこの国から消滅してしまったのである。

 一代限りの役人、きれい事で固められた法律でがんじ搦めにされた政治家、サラリーマン社長に如何ほどの力が振るえようか。庶民に国民国家としてのアイデンティティを期待してもそれは無理というものである。

 今回の東日本大震災において、政府・東電が自己保身を優先するが故に築く失態の山を眺めつつ、ますますその確信を深めた次第である。

2.国民の政治意識の希薄化促進

 国民にパンとサーカスを与え、その意識を政治から遠ざけるというローマ以来の伝統的な手法は、現在の醜悪番組タレ流しテレビとして未だ現役である。

 そもそもが難しくて考えたくもないに違いない政治問題を「如何にわかりやすく表現し伝達するか」に心を砕く番組制作こそが求められるにもかかわらず、政治番組といえば客観報道を「故意に」履き違えた無味乾燥な国会中継・政見放送と、偏向司会者に牛耳られた政治バラエティ番組ばかりが僅かに目に入るのみで、「政治無関心層」は増大するばかりである。

 今回の福島第一原発事故などは、まさにこうした「国民の政治意識の希薄化」に伴う「監視の目のゆるみ」に付け入られた人災に他ならない。

 現在、米国の大手メディアは完全にユダヤ人に押さえられている。3大ネットワーク(NBC,ABC,CBS)、ワシントンポスト、ニューヨークタイムズ、ニューズウィーク、TIMEなど皆そうである。

 一方、日本では、戦後、米国CIAが大手広告代理店電通を通じて一元的にテレビ・新聞を支配・管理するスキームが作り上げられてきた。

 その結果、露出度ほどに人気があるとは到底思えない韓流番組の洪水、過剰とも思える性同一性障害者の番組起用、笑えないピン芸人の素人芸など、標準的な日本人の好みにマッチするとは到底思えない極めて不自然で醜悪な番組の洪水により、我々日本人のアイデンティティは日々蝕まれ、政治的問題意識の醸成とははるか遠い場所に我々の意識は誘導されているのである。

3.愛国心否定・自虐史観教育の徹底
 後に「21.アメリカおよび世界各国の教育をコントロールし、完全に破壊する。」において改めて述べたい。

4.国家・民族を象徴する文化の破壊
 最近、とみに目立ってきたのが「国家・民族を象徴する文化の破壊」によるアイデンティティ希薄化工作である。

 食事・服装の欧米化といった、相応の合理的裏づけのある日本文化の衰退は致し方ないとしても、最近の相撲や歌舞伎をめぐるスキャンダルとその報道には作為的なものを感じざるを得ない。

 特に影響が大きいのは相撲であろう。ここ数年のうちに、いじめで弟子を殺したり、横綱が素人を殴りつけたり、力士が野球賭博をやったり、力士の多くが常習的に八百長を行っているなど、「きっとやってたんだろうな」と思ってはいたが、誰も(警察さえも)深く追求することがなかった(というより、許されなかった)醜聞が明るみに出るようになってきた。

 相撲は元来が「神事」であり「興行」であって、欧米流の狭義の「スポーツ」というカテゴリに収まり切るものではない。

「神事」である以上、強くあらねばならない横綱がコロコロ負けるわけにはいかない。「興行」である以上、プロレス的な要素や、演歌歌手の地方公演的な要素(ヤクザとの関係を含む)が加わるのはむしろ自然である(正しいとは云わない)。

 さらにボクシングのように本気でやると、すぐに力士が体を壊してしまい、年6場所プラス地方巡業を20年も務めることは困難で、力士の出世を見守るという楽しみ方ができなくなる。

 また、観客は、勝負の行方も当然気になるが、それとおなじくらい贔屓の力士を見ること、相撲興行という日本の伝統的「場」に身を置くこと自体を楽しみにしているのである。

 さらにタニマチの側からすれば、「やんちゃ」で「わがまま」であるが「でかく」て「強い」相撲取りの面倒を見て時に尻拭いすることを楽しんできたわけで、それが彼らのステータスでもあった。

 こうした事件を評価する際の尺度に、法律や庶民的道徳を用いるとすれば、「有罪である」「許されない」という結論は理の当然である。その点について何ら異論はない。

 ただ、ここで注目すべきは、その規範上の評価ではなく、これまで隠しおおせたものがなぜ今になって表ざたになったのかということである。

 結論を言えば、今回は政治家や警察がもみ消せない天の力がマスコミに働いたということであり、意図的に日本の伝統芸に「泥を塗り、恥をかかせた」ということなのである。今でこそ沈静化しているが、「きれい事」原理主義に陥った我が国の世論の下、展開によっては貴重な日本文化の象徴をあやうく葬り去ってしまうところであった。

5.誤った空想的「平和主義」の法制化

 クラウゼヴィッツ曰く「戦争はそれ以外の手段を以ってする政治の延長である」これに正面から異を唱えることは難しいだろう。戦争は、古来より地球上で人の住むあらゆる地域において用いられてきた極めて一般的な政治の一手段である。

 もちろん「一手段」でしかないので、絶対に使用しなければならないというのではなく、それを「相手に仕掛ける」か否かはその国の為政者の判断にゆだねられる訳であるが、戦争という手段を用いることなくあらゆる国際問題を解決するためには、極めて高度な外交的センスが要求される。

 我が国などはさらにご丁寧に「紛争の解決手段として武力は用いない」と予め宣言までしている訳であるから、要求される外交手腕はもはや超人的レベルといってよい。

 しかも厄介なことに戦争には「相手から仕掛けられる」というシチュエーションまであり、これを防止するとなると、隣国の政府中枢に深く浸透した謀略網を張り巡らし、紛争の芽を早期に摘み取るというまさにミッションインポシブルな神業の世界に入って行く訳である。

 さらに云えば日本にはこの謀略網の影すら存在しないのはご存知のとおりであり、このような常軌を逸した条件の下で、まともな国際紛争解決ができる国家は地球上のどの時代においても存在しなかったし、将来も存在し得ないであろう。

 尖閣諸島に竹島と、世界第三位の経済大国のアイデンティティが傷つくばかりの状況が続く中、我々はこんな途方もない足かせを米国にはめられてしまったのだということを改めて認識しなければならない。

 さて、もともとこのような有様であった日本を襲った東日本大震災テロは、我々の「国民国家のアイデンティティー」をどう変化させるのだろうか?

 日本の場合、確かに「国民国家のアイデンティティー」は存在するのだが、日本人の受止め方は欧米の人々とは少し様相が異なる。

 というのは日本人は元々アイデンティティーという意識が希薄であり、むしろアイデンティティーを主張すること自体を忌避する傾向が強いという点である。

 そのため欧米の眼には「日本人のアイデンティティーが奪われた」と映る今回の東日本大震災テロといった事象でも、一般の日本人はもともとアイデンティティの存在について無関心であるから平然としている。

 被害の当事者ですら、怒っているのは従来の住み慣れた生活環境が奪われ経済的な支援が受けられないという専ら個人的な動機からであり、「国民国家のアイデンティティー」が傷ついたという発想から怒っている人は少ないであろう。

 今回、本当にアイデンティティを傷つけられたのは、東日本大震災が米国のテロであることを知っているこの国のドメスティックな支配者層であろう。

 ネット世論から時に国賊と罵倒されようとも、一般国民の犠牲を厭わず、この小さな島国における自らの権力を守るため平身低頭仕えてきた米国から、このような心無い仕打ちを受けたのである。プライドが傷つかない方がおかしい。

 震災後の日本再占領を思わせるような米軍の展開と官邸への米国の原子力専門家常駐についてはどのように感じているのだろうか。自衛隊の幹部などは、さぞ悔しい思いをしているのではないか。

 日本の支配者層には、無力感から萎縮して自分より弱い「国民いじめ」に走るのではなく、この国辱をバネとしてぜひ奮起していただきたいものである。

 次回に続く。

東日本大震災の300人委員会「世界人間牧場計画」的解釈(3)

2011-04-28 15:14:12 | 東日本大震災
 第三回目の今回は、コールマンのいう「世界人間牧場計画」21項目のうち「1.300人委員会の指揮のもと、ワン・ワールド教会と財政制度を統一し、ワン・ワールド政府=新世界秩序を確立する。」について考察してみたい。

 この項目はかつて「シオン議定書」に露呈した如く、一貫したイルミナティの活動目標そのものに他ならず、他の20項目の総括的な位置づけとなっており、ワン・ワールド教会により宗教を統一し、ユダヤ支配下の国際金融制度を創設して金融制度を統一することで、彼らが新世界秩序の名の下に世界をその手に収めようとしていることを指摘したものである。

 まず宗教の分野では、世界権力の中枢に位置するイルミナティが秘儀をもって仕えるルシファー崇拝悪魔教を唯一無二の宗教とすると共に、我々非ユダヤ人に対しては、既存のドメスティックな宗教を悉く滅ぼした上で、ワン・ワールド教会の名の下、巧妙なすりかえのオブラートに包み、それと判らぬよう既存宗教否定(≒無神論≒唯物論)の教義を植えつけようとしている。 

 さらに金融分野においては、18世紀以降、自らが支配する中央銀行制度により各国の通貨発行権の独占を進めると共に、強大な権限を持つIMF、BISを操ることで、20世紀末期には既にあらゆる国の銀行を支配することに成功しているのである。

 欧米の実力者がこうした動きに気付かないはずはなく、その例はいつの時代においても枚挙に暇がない(これほどの数がほとんど紹介されてこなかったのは、意図的に隠蔽されているからとしか思えないのである)。

 例えば、ウィンストン・チャーチルなどは1920年2月8日付のイラストレイテッド・サンデー・ヘラルド紙に次のように寄稿している。

「ユダヤ人を好きな人もいれば、嫌いな人もいる。だが、思慮のある人間ならユダヤ人こそ世界の歴史上最大の脅威であり、注目すべき人種であることを疑わないだろう。そして現在、この驚くべき人種は、新しい道徳と哲学の体系を生み出しているといえる。キリスト教を慈悲とすればそれは悪意であり、これを阻止しなければ、これまで築いてきたすべてのものが、取り返しがつかないほどに破壊されてしまう。」

 危惧を抱いた者は、チャーチルだけに留まらない。

 米国に限っても古くはジャクソン大統領(暗殺未遂)、ガーフィールド大統領(暗殺)、20世紀に入ってからもヘンリー・フォード(圧力に屈し沈黙)、ケネディ大統領(暗殺)、フルブライト奨学生で有名なJ.W.フルブライト、ニクソン政権の副大統領スピロ・アグニュー(更迭)など数多の実力者が、身を賭してユダヤ支配に対する警告を発してきた。

 さらに云えば、世界中の非ユダヤ人が洗脳により否定的評価だけを印象付けられてきたヒトラー、スターリンなども、その権力構築期において手厚いユダヤ金融資本の援助を受けてはいたものの、ユダヤ金融資本の意に沿わぬ政治行動を取るようになり暗殺に怯え始めてからのその心情はチャーチルらと大きくは変わらないのである。

 敗戦後の日本も、勿論こうした大局的な流れの外にいた訳ではない。詳しくは、次回以降順次論及していくことになるが、貴族・地主・財閥といったエスタブリッシュメント層の解体、マスコミ・教育を通した洗脳システムの構築、偏向歴史プロパガンダによる国民国家アイデンティティーの粉砕等、長年にわたる徹底的な無力化愚民化施策の海に既に我々日本民族は沈みつつある。

 それに加えての東日本大震災テロである。

 この暴挙が、彼らの新世界秩序構築に対し、どのような影響を及ぼすものか、震災からまだひと月半というこの時期において、未だその全容が見通せている訳ではないが、大局的に見れば次のようなことが云えよう。

(1) 今回の震災の不自然さに気付き、洗脳から覚醒しつつある日本人が増えている。

(2) ゴイム覚醒のリスクを犯してまでもテロを実行せざるを得ないほど米国軍産複合体&国際金融資本は追い詰められている(ソフトで息の長い収奪では間に合わないということ)。

(3) (2)とは逆説的になるが、米国軍産複合体&国際金融資本は、ゴイムが覚醒したところで力で抑え切れるという確固とした自信を持っている。

(4) ロスチャイルド系の国際的原子力産業利権は極めて大きな打撃を受けた。

(5) 日本がどれほどの代償を払ったかは定かではないが、水面下で既に手打ちはできている。

(6) 911後の米国と同様、日本政府にあらゆる面での統制強化の口実が与えられたことで全体主義的な政策がまかり通る危険性が高まった。

(7) 日本民族の人口減にさらに拍車がかかった。

(8) 震災復興資金を主に増税で賄うか国債の日銀引受で賄うかにより、日本の将来は大きく変わってくることになった。

(9) 日本政府の無能が日本国民に鮮烈に印象付けられた。

(10) 日本が放射能汚染研究のフィールドワークの場と化した。

 次回以降、続く20項目について更にブレークダウンして論述していきたい。

東日本大震災の300人委員会「世界人間牧場計画」的解釈(2)

2011-04-26 23:31:25 | 東日本大震災
第二回目の今回は、コールマンのいう「世界人間牧場計画」21項目を列挙すると共に、それを読み解く際の留意点を挙げる。

まず、この21項目に目を通す前に留意していただきたい7点を挙げておく。これらを頭に入れた上で目を通していただけると、より認識が深まるものと思う。

(1)「世界人間牧場計画」という名の計画書が存在する訳ではない。

 世界人間牧場計画という言葉は、ユダヤ陰謀論を語るネット上でも使用頻度の高い用語であるが、実際に300人委員会が「世界人間牧場計画」という名の計画書を作成したという訳ではない。 
コールマンは、本書の中で、300人委員会につながる数々の陰謀を整理分析し、その目標として21項目を抽出しているが、それらが相互に連動して粛々と達成されていく様があたかも一つの秩序だった壮大な計画のように見えることから、これを概括的に表現する手段として「世界人間牧場計画」という用語が使われている(勿論、300人委員会は本当に「計画」しているのかもしれないが)。
従って、イルミナティが作成した「シオン議定書」24か条とは全く位置づけが異なる。

(2)「300人委員会」原著が出版されたのは1997年である。

 英語版の原著が出版されたのは1997年であり、太田氏による日本語版の第一刷が出版されたのは1999年のことである。1997年というと、911事件のはるか前、米国はクリントンの民主党政権二期目であった。日本は橋本内閣(小泉が将来まさか総理大臣になろうとは思ってもみなかった)で、拓銀・山一証券の破綻など米国による金融システムの侵蝕の影響が大きく具現化し始めた時期であった。
 この時期に、現在の世界情勢(とりわけ日本の苦境)を、これほどに見通していたとは・・・。感嘆するしかないであろう。

(3)米国において具現化した300人委員会につながる陰謀を中心に記述している。

 コールマンは、イギリス出身であるが、その執筆活動は米国で行われており、その興味の中心も米国にあることから、米国からの視点で全世界的な300人委員会の陰謀を眺める傾向が強い。そのため本書中の記述は様々な面で、米国>欧州>その他、というようにウェイト配分される傾向がある。

(4)米国民は被害者であり加害者ではない。

 日本から見ると、我が国に攻撃を仕掛けてくるのは米国政府であったり米国企業であったりするためあたかも加害者は「米国」もしくは「米国民」であるかのように受け取りがちであるが、かれらは道具として使われているだけであり、本来の加害者たる「300人委員会」にとっては我々日本人同様、牧畜の対象たるゴイムに過ぎない。
 私の場合、B層向けに判り易く表現する際、敢えて「米国」と記述することが多いが、ココロはこういう意味である。

(5)「世界人間牧場計画」最先進国は米国である。

 あの強大な自由の国アメリカこそが、日本より20年から30年は先行して「世界人間牧場計画」の洗礼を受けているのである。
 詳細は次回以降述べるが、300人委員会はこの米国における「成功」を雛形にして、日本を含む諸外国の牧場化を進めようとしている。

(6)RIIA(王立国際問題研究所)が陰謀実行の要となっている。

 コールマンは、300人委員会の意図を実際に行動に移す際の要としてRIIAを重視しており、英国とは全く関係のない地域の出来事にもRIIAが関係していると考えている。またRIIA同様に鍵となる機関としてタヴィストック人間関係研究所とCFR(外交問題評議会)の名は覚えておいてほしい(できればWikiででも調べておいてね)。

(7)「300人委員会」は出版妨害を受けてきた。

 最後に、原著が米国において出版妨害を受け通信販売で入手するしかないこと、また日本でも何度か書店の店頭から消えた時期があったことを指摘しておく(10年以上経過した現在では、妨害する動機が薄くなってきているかも知れないが)。

以下、「世界人間牧場計画」21項目を列挙する。

1.300人委員会の指揮のもと、ワン・ワールド教会と財政制度を統一し、ワン・ワールド政府=新世界秩序を確立する。

2.国民国家のアイデンティティーと誇りを完全に粉砕する。

3.世界の大宗教、特にキリスト教の壊滅を計画し、実行する。唯一自分たちの宗教だけを認める。

4.マインド・コントロールやブレジンスキーが提唱する「テクトロニック」によって、人間を管理、コントロールする手段を確立する。

5.脱工業化ゼロ成長政策に基づき、すべての工業化と核エネルギーによる電力供給を廃止する。

6.ドラッグの使用を奨励し、最終的には合法化し、ポルノを芸術として広く認めさせ、最終的には日常的なものにする。

7.カンボジアのポル・ポト政権が実行した実験を応用し、大と氏の人口を激減させる。

8.科学の発達は、300人委員会が必要と見なすものを除いて一切抑制する。

9.先進国に局地的な戦争を起こし、第三国に飢饉と病気を広めることによって2050年までに彼らのいう「ムダ飯食いの人々」を殺す。

10.膨大な失業者を生み出し、国全体の道徳心を低下させ、労働者の生産意欲を失わせる。

11.意図的に危機的状況を次々に起こし、それを操作・管理して、自分たちを除く全人類が自らの運命に対して無力感しか持ち得ないようにする。

12.新たな「破壊的カルト」を増産し続け、すでに役割を果たしている連中のあと押しをする。

13.イギリス東インド会社(BEIC)に奉仕するダービー卿が始めた、キリスト教ファンダメンタリズムの信仰をあと押しし続ける。

14.ムスリム同胞団やイスラム原理主義、シーク教などの宗教的・破壊的カルトグループを圧迫し、ジム・ジョーンズと「サムの息子」型のマインド・コントロールの実験をする。

15.信教の自由という思潮を世界中に輸出し既存の真摯な宗派、とりわけ我らがキリスト教の根底を揺るがす。

16.世界の経済を完全に崩壊させ、政治的混乱を生じさせる。

17.アメリカの内外政策をコントロールする。

18.国際連合や国際通貨基金(IMF)、国際決済銀行(BIS)、国際司法裁判所のような超国家的制度を強化し、300人委員会の目的の障碍となる局地的な機関に対しては段階的に廃止させたり、国連の影響下に置いてその効力をできるだけ弱める。

19.すべての政府中枢に侵入し、打倒し、政府が代表する国家主権を内奥から破壊する。

20.世界的テロリスト・グループを組織し、テロ活動が起きた際テロリストと当事者の交渉に介入する。

21.アメリカおよび世界各国の教育をコントロールし、完全に破壊する。

 次回以降は、各項目毎に日本の現状とりわけ東日本大震災との関係につき考察していく。

東日本大震災人工地震論に関するコメントにまとめてお答えします

2011-04-25 17:59:01 | 東日本大震災
たくさんコメントいただきましてありがとうございます。
折角いただいたコメントですので、本稿にて可能な限りお答えしたいと思います。

>面白い話です (おじいちゃん)
>2011-04-25 15:26:08
>非常に興味深い話ですね。まあ科学的及び技術的には不可能で
>はないと思います。さて現実問題としてどういう方法でやった
>のでしょうか?多分、時間差が有るからかなりの爆発が有り、
>その後で地震が有る様な気がします。最近での衛星写真では確
>証が有る筈ですが、その情報も無い。従って、現時点では何も
>確証が無い。だから空想のお話ではと考えては問題有りでしょ
>うか?不思議な物語だ。

 興味をお持ちいただいて大変ありがとうございます。「現時点では何も確証が無い」ということで、お読みいただいた投稿のみではご納得いかないご様子ですね。

 で、ご提案なんですけど、まずは、当ブログの他の記事にも目を通していただいた上で、以下のサイトをご覧になってください。

 そしてさらに、そこに述べられた根拠資料(多くは公的機関を含む別のサイトです。)にあたってみてください。

 さらに理解が深まると思いますよ。

 どの情報をセレクトするかは貴方の感性次第ですが、それぞれの主催者は皆政治的・職業的背景を持っておりますし、政治的意図を持った工作員(管理人自身が工作員の場合も多いです)が多数たむろしておりますので、真実がその支持母体を害する場合など故意に誤った誘導をしている箇所が必ずあります。ですから相応の目利きが必要ですけどね。

阿修羅掲示板
http://www.asyura2.com/
リチャード・コシミズブログ
http://richardkoshimizu.at.webry.info/
植草一秀の『知られざる真実』
http://uekusak.cocolog-nifty.com/
植草事件の真相掲示板
http://9123.teacup.com/uekusajiken/bbs
ベンジャミンフルフォードブログ
http://benjaminfulford.typepad.com/benjaminfulford/
副島隆彦の学問道場
http://www.snsi.jp/
飄(つむじ風)ブログ
http://hyouhei03.blogzine.jp/tumuzikaze/

>Unknown (Unknown)
>2011-04-25 10:23:07
>地震が起きる前の、爆発物と思われる振動は記録されたのです
>か?
>爆発物の振動波は、明らかに波形が違うので、一目瞭然です。

はい別の方がコメントしていただいたサイトがわかりやすいのでご紹介します。気象庁の発表のとおり3回破壊(≒爆破)が起っていることも併せて見て取れます。
http://cosmo-world.seesaa.net/article/194452018.html
こうした情報こそテレビで解説してほしいんですが、国民にばれるとまずいので隠蔽されてる訳です。

>海底プレートを刺激する程の爆発ならば、さぞかし、凄まじい
>爆発の筈。水爆なんぞ比較にならない程のね。

意外とそうでもないんです。数十~百キロトンクラスの原爆で大丈夫なんですよ。次のurlから辿ってくださいネ。
http://www.asyura2.com/11/lunchbreak45/msg/376.html

>それに、深海で起爆出来る爆発物ってあるのですかね?
>物凄い水圧に耐えられますか?

例えば、地球深部探査船「ちきゅう」のサイトを見てください。この程度の技術はあります。空対地核ミサイル用の弾頭の大きさならボーリング用の穴に収まります。また「ちきゅう」自身が観測用の人工地震を発生させる機能を備えています。
http://www.jamstec.go.jp/chikyu/jp/CHIKYU/index.html

>Unknown (Unknown)
>2011-04-25 12:06:29
>アメリカにメリットがあったとは思えません。
>どちらかというと、中国・韓国のメリットの方が大きい。
>このどさくさで民主党が追い込まれなくなった。
>そして、ネット監視法案・・・など考えると、明らかに中国・
>韓国の方に疑いが。

 B層の方にもわかりやすいように加害者は「米国」と表現していますが、正確には「米国ユダヤ国際金融資本及び米国軍産複合体」といったところです。

 20世紀以降の国際的な大事件を分析する際には、国家という線引に拘っていては正鵠を射ることは困難です。ユダヤ国際金融資本の動きを中心とした国際金融のダイナミズム(歴史的経緯も勉強しましょう)に着目すれば目が開かれます。

 ちなみに韓国は日本以上に深くユダヤのコントロールを受けていますので韓国が単独でこのような国際的大事件を引起す政治的判断を下すことは不可能です。

 また金に困っていない中国が米国に次ぐ第2の貿易相手国である日本に打撃を与えてまで他国にバレバレのこのような人工地震を起こして何のメリットがあるのかわかりません。

 米国のユダヤ国際金融資本には日本やリビアを強請ってでも金がほしい切迫した事情があるのはご存知のとおりですね。

>Unknown (Unknown)
>2011-04-25 03:06:07
>そもそも本当に人工地震が起こせるなら計算して計画的にM6
>クラスの地震を起こしてプレートの歪みを解消出来て大型地震
>の減少に役立つわけなんだから悲観的な話というわけでもない
>と思う。どのみち統計上大型地震の起こるポテンシャルを持っ
>ている地域なんだから。1000年以上も前に科学技術は進んでい
>ないらしいしさ。みんな生まれてないけど。

みんなが世のため人のためを思って行動していればいいのですが、今世界を動かしている人たちは、戦争・自然災害・病気等で人の数を減らそうとしている人たちなんです。発想がわれわれゴイム(意味は調べてくださいね)とは全く違うのです。

>Unknown (かかし)
>2011-04-25 03:04:58
>米国に都合がよすぎる地理的偶然性の2
>原発を壊してなんのメリットがありますか?
>アメリカにメリットあましたか?

まずTPP交渉、さらに現金(どれだけ毟り取られたか調べてみてね。ヒラリーが来日した訳も考えましょう。)
また、米国ロックフェラーは、エネルギー産業分野では石油をベースにビジネス展開しています。今回ライバルである世界の原子力産業(ロスチャイルド系利権)に大打撃を与えたことは、中長期的に大きなメリットがあります。

>Unknown (nicovideo.jpから)
>2011-04-24 23:13:37
>世の中絶対にありえないという事は無いわけだが
>実際にありえる状況を証拠として挙げている点で信用できない
>ね

いらっしゃいませ。

>その前に、何故、徒に日本とアメリカの関係に楔を入れる必要
>があるのか
>このサイトのそこを疑うべきではないだろうか

ありがとうございました。

>Unknown (ff)
>2011-04-24 21:30:18
>>真空より忽然と現れまた真空に消えるクォーク
>>の煌きに「色即是空」を観ぜよ。浮世こそ3D
>>スクリーンに踊る映し絵なり。「共時性」に満
>>ち満ちた現実世界という名の仮想世界を、内な
>>る「仏」の導きのままに・・・。
>いや 貴兄がもしここまで本当に「お解り」ならば
>最早「空想内妄想」を楽しんでる場合でもないでしょう。

ところが私の内なる「仏」は「今を楽しめ」とおっしゃるんです。

>Unknown (ぴんぷ)
>2011-04-23 22:08:01
>1つ気になることがあります。
>4の友達作戦について。
>友達作戦とは、日本の官僚が、アメリカに「友達になってくだ
>さい」って申し込んだ上で行われた作戦です。

存じ上げませんでした・・・。ソースを教えていただけませんでしょうか?

東日本大震災の300人委員会「世界人間牧場計画」的解釈(1)

2011-04-25 14:35:31 | 東日本大震災
 これまでユダヤ陰謀論関連の様々な資料に目をとおしてきたが、今回の東日本大震災及び福島第一原発事故についてはいろいろと引っ掛かりを感じている。

数回に分けての投稿となることをお許しいただき、本稿ではユダヤ陰謀論の大家・故太田龍氏の邦訳による「300人委員会(英題THE COMMITTEE OF 300)」(ジョン・コールマン著)の中で語られている所謂「世界人間牧場計画」の立場から、事件の「意味」を解釈してみたい。

第一回目の今回は「300人委員会」について簡単に説明する。

 まず「300人委員会」という著作について簡単に紹介する。本著は、英国MI6の元情報将校でユダヤ陰謀論に関する多数の著作で知られるジョン・コールマン氏の代表的業績で、近年のユダヤ陰謀論者が必ず目を通す重要な著作と位置づけられている。

 また日本におけるユダヤ陰謀論に関する議論の深まりは、故太田龍氏のジョン・コールマン及びデイビッド・アイク著作の一連の精力的な翻訳によるところが極めて大きい訳であるが、やはりその業績の中でも最も重要な地位を占める翻訳といえよう。

 ジョン・コールマンと太田龍の絶妙なるコンビは、我々日本人が理解する「この世」の決まり事とは全く異なるおどろおどろしい論理により「この世」が動かされているという事実に気付かせてくれたのである。

 さて、ここでいう「300人委員会」とは何か?

 コールマンによれば、バビロン捕囚期より連綿と続くルシファー崇拝教徒の末裔であり、現在ではユダヤ教組織の中核を占めるカバラ派悪魔崇拝主義者を構成員とする秘密組織を指す。なお、悪魔崇拝主義者(大統領を輩出し露出度が高くなりすぎてしまったがエール大学のスカル&ボーンズなどは一例)は、長い時間をかけてユダヤ教内部に浸透したものであり、普通のユダヤ人が信心するユダヤ教は別物であると捕らえなければならない。

 コールマンはこの著作の冒頭において、ドイツ・ワイマール期の外務大臣ヴァルター・ラーテナウの次のような証言を紹介している。

 「わずか300人が集結し、ヨーロッパの運命を握っている。その後継者も自分たちの側近から選出する。彼らは国家の形態を不合理と考え、これを廃棄する手段を手中にした。300人からなる委員会が存在し、その実体はメンバーが知るのみである。彼ら300人が世界を支配している。」

 なお、ラーテナウはこの後極右組織に暗殺されており、この暗殺者も翌月警察に射殺されている。

 そして現在の「300人委員会」は、驚くべきことに、国連・各国王族・各国情報機関(CIA・モサド等)・RIIA(王立国際問題研究所)・フリーメーソン諸団体(イルミナティ等)・ローマクラブ・外交問題評議会・ビルダーバーグ会議・・・など様々な機関・支配者を束ねる巨大な存在となっているとうのである。

 もちろんジョン・コールマンとてこの巨大なヒエラルキーの末端(英国MI6の情報将校)に「自覚もなし」に連なっていたに過ぎず、また手にすることのできる文献も時代的・地理的に極めて限られたものであったはずであるから、ここで列挙した組織相互間の正確な位置関係を正確に著述しているとは思えない。事実「300人委員会はコールマンの妄想」「ローマクラブの方がエライ」「ビルダーバーグ会議に重心は移っている」といった相応の根拠を持つ批判は数多ある。

 ただ、軸足がぶれてしまっては、ユダヤ陰謀論から見た東日本大震災及び福島第一原発事故の解釈が判りにくいものになってしまい、この投稿をお読みいただく皆様の「直観」をインスパイアするという目的が果たせなくなってしまうため、ここはひとまずコールマンの主張を全面的に受け入れた上で論を進めたい。

 では、その「300人委員会」が企てているという「世界人間牧場計画」の内容は?ということであるが、コールマンはそれを21箇条にまとめている。その内容については次回で。