幸福実現党は自民党と選挙協力ですか・・・

　これまで幸福実現党は、計１２の選挙区で立候補を見送り、そのうち11選挙区で、自民党との選挙協力を謳っておられます（残り1区も自民党シンパの改革クラブ）。

　つまり、「自民党とは敵対するつもりはなかった」ということでしょう。

　本日東京10区で自民党の小池候補と選挙協力との記事を拝見し、何十億円もの供託金をご喜捨なさるおつもり（「ドブに捨てる覚悟」と表現する方もおられますが適切ではありません。）でかくも多数の立候補者を擁立なさったのも、反自民票をいくらかでも吸収し、民主党に流れることを阻止することで、自民党を側面から支援するのがそもそもの目的であったのかと、鈍い私も、ようやく合点がいった次第です。

　しかし大川総裁（大川興業の総裁ではありません。「金ならない！！」などと決して開き直ったりはなさいません。よく間違えられますのでご注意ください。）まで出馬なさるとは、その昔の「真理党」に負けないくらいのよほどの確信（妄信ではありません。ましてや妄想では決してありません。）があってのことと拝察いたします。

　幸福実現党の皆さんのご喜捨は決して無駄にはいたしません。

　まとまった額になりますので、民主党がきっと有意義に予算化し、我々恵まれない庶民に還元してくれることでしょう。

　思い残すことなく、しっかり戦ってください。

　私は、幸福実現党が、政教分離に反するなどとケチなことは、申し上げません。
　なぜなら、あらかじめ一人の当選者を出すことも無くかくも多額のご喜捨をなさることを覚悟して立候補なさる以上、これは「政治」ではなく、「寄付行為」というべきだからです。

　今回、仏のご加護も及ばず負けたとしても、幸福実現党の皆さんには、あきらめずに次回の国政選挙にもご出馬いただき、またご喜捨いただけることを、我々国民一同心よりお待ち申し上げております。

筆：猿山太郎