明日を考える会に参加！

　選手会主催のシンポジウムに参加することができました。シンポはみんな言いたいことを言う場ですから、何かが決まるというわけではなかったんですが、なかなかおもしろかった！とりあえず、きょうのところは感想まで。
　面白かったのはJリーグや大リーグの話。勉強不足だったなぁと“反省ざる”になりました。サッカーのフリューゲルスがなくなるとき川淵チェアマンはただでは起きなかった。企業のチームの失敗を教訓に、市民チームとして再生を望むファンを後押しし、いまの横浜フリューゲルス（J２）をつくった話に、いったい球界のコミッショナーは何をやってるんだ！という怒りを感じました。
　感動したのは選手の本音が聞けたことです。近鉄の選手が２０人近く参加していたのにも驚きましたが、グラウンドでは「一緒にたたかって行こう」とアピールする選手たちが悩み、苦しんでいる姿が伝わってきました。当事者の選手たちはどう考えているのかとパネリストの二宮清純さんに聞かれた北川選手は「来年なくなるチームで優勝を目指してる。ときどき自分が何のためにプレーしているのか分からなくなるときがある」と話しました。「選手も辛いんだ」と実感。思わず涙が出てしまいました。
　会場からもたくさんのアイデアがや意見がだされました。パネリストや会場の声はまた明日、更新します！

野球協約

　きょう広島が署名行動するようですね。これで１２球団すべての選手会が署名行動に参加することに。
　選手がここまで頑張ってくれるとは、正直思っていませんでした。慣れない署名行動に足を踏み出した近鉄、ひと事ではないと他球団で一番最初に始めた中日、そしてナベツネオーナーのもと勇気ある行動をした巨人…。みんな頑張っています。
　いまは、野球だけやっていればいいという時代じゃない。ファン、つまり世間がどういう状況で、何を考えているのかを知り自分達の役割が何なのか認識して野球をやる。そこが大事だと思う。
　メジャーは国威発楊に利用されてますが、個人的には社会貢献もし、ファンサービスもうまい。インタビューでの発言などもこれまた面白い。欧州のサッカー選手なんかは、戦争や内戦の問題に敏感で、自分の考えを持ちすぐに発言します。日本の選手ももう少し自分の考えや感情をだしていい。
　古田選手は、その点すごいですよ。自分の考えを自分の言葉で語れる。ユーモアも忘れない。朝生に出ながらヤクルトの４番を打ち首位打者争い。もう頭がさがります。
　でもいつかは古田会長も引退するときがきます。そのとき選手会はどうなるのか。若手選手には、野球協約を読んで勉強し、引き継いでいってもらいたい。そして、それは私たちファンにも言えること。私たちも野球協約を読んで勉強しましょう！選手会のホームページからダウンロードできます。

http://jpbpa.net/jpbpa_f.htm?convention/index.htm

楽しかった！デモ行進

　約３キロの道のりでしたが、みんなマナーもよくて楽しく歩けました。「合併反対」「改革実現」と大きな声でアピール。ユニホームを着用したり、自分の思いを書いたプラカードを掲げるなど、みなさん、趣向を凝らしていましたよ。車からクラクションをならしてガッツポーズで応えてくれたり、歩道からも「頑張れ」と声をかけてくれる人もいて、世論は合併反対なんだ！と改めて感じました。
　乳母車を押しながらの若いご夫婦や、車椅子で参加されていた方もいたようです。みなさん暑い中、本当にお疲れ様でした。
　さて、デモについては、いろいろな掲示板で賛否があったようですね。私個人はデモに賛成です。


　一人ではどうにもならないことを、みんなで一緒に意見を主張する権利としてデモは認められているわけですから、なんら間違いではないと思います。こうしたことの積み重ねが、オーナーたちにボクシングのジャブのように効いていくんだと思います。
　できることはすべてやらなければ、どういう結果になっても悔いが残ったと思います。デモを企画してくださった方々に感謝×２です。ありがとうございましたm(_ _)m

【報道】
アサヒ・コム
毎日新聞
スポニチ
TBS　News i（映像あり）