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公営競技(特に競輪)ファンの私が競輪をはじめとした公営競技のイロハを適当に綴るブログでございます。

公営競技のプロとしての意識

2006-12-06 15:50:22 | 公営競技のイロハ
年の瀬が近づき、あらゆる所で忙しさが格段に増えてきている今日この頃。同時に、金の動く量がピークに達するのもこの季節。もちろん公営競技とて例外ではありません。

今年は特にクリスマスイブの24日にビッグレースが集中しています。競馬は有馬記念、競艇は賞金王決定戦、オートレースはスーパースター王座決定戦…。
まあKEIRINグランプリに関しては30日で固定なのでこれらとかぶる事はないんですが、24日に行われる3競技についてはまともにバッティング開催となるわけです。
となるとボーナスがいくらあれど客のサイフには限界があるので売り上げの奪い合いが必然的に起こります。
まず有馬はディープの引退レースとなるので売り上げが集中する事は必至。となると残りの2競技はその煽りを食らって売り上げを落とす可能性が考えられます。
賞金王の方は去年の覇者の辻がいるものの、一時期の植木のように勝ちまくるカリスマ性を持った選手がいないので魅力は有馬に比べて乏しい印象。
スーパースター王座もこの所勝ちまくっている田中茂がおり、やや上昇傾向ではあるのですが、やはり有馬と比べてしまうと…となってしまいます。

各競技とも売り上げは年々深刻な右肩下がりを続けているのですが、その背景にはやはり新たなヒーローが出てきて欲しいというファンの無言の訴えも入っているのかもしれませんね。
(だからといってディープみたく過剰に煽るのはかえって逆効果だという事も認識しないとね)
あと客をただの集金マシーンとしか思っていない自己中な選手がいるのもまた事実。金を投じてくれる&応援してくれるファンを大切にする姿勢がない、さらには金を稼ぐ事にしか執着のない奴はさっさと辞めろ!
…と個人的な意見を述べたんですが、これってプロのスポーツ選手という視点から見ればごくごく基本的なことじゃあないですかい?
プロという事は必ず誰かに見られているわけですから、その人たちに自分の魅力や熱意をアピールしていく事、その基本が足りてないのが今の公営競技界じゃないかと感じます。
魅力のない業界にはいくら金の動く季節だからといっても誰も金は落としません。何も変わらずに「そして誰もいなくなった」となったら後の祭り。

今私が言ったこと、すぐに実行するのはさほど難しい事ではありませんよ。ねぇ選手の皆さん?

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