北国の自称カメラマン日記

北国、札幌で生活するカメラマンへの復活日記です。
日々思いついた事を書いてみます。

カメラマンになりたい

2004年06月02日 | Weblog
私は自称カメラマンです。
何故、自称かと言うと、カメラマンとしての収入が無くなったからです。自分の撮影機材も殆ど手放して生活費にあててしまいました。

でも、やっぱりカメラマンと言う職業が好きなんです。
特にスポーツカメラマンにもう一度なりたいんです。
年齢的に、新聞社や雑誌社には入れませんが、それでも成りたいです。
「日本のスポーツの地位向上」これが私のカメラマンとしての目標です。しかし、現実には一地方カメラマンが急激に世の中を変える事なんて出来ませんが、スポーツをより身近に、そして生活に密着したものだと言う事を表現出来たら良いと思っています。

と、思い続けて約9年経ちました。スポーツカメラマンの世界では、デジカメが普及して、撮影スタイルも変化した事と思います。
数年前までは、銀塩フィルムが主力で、1コマ1コマ、一発秘中のつもりで撮影してきました。また、1コマの重みもありました。ミスショット一発で数十円をばら撒いている様な物でしたから・・・私はキャノンのカメラでしたので、フィルム1本で36枚きっちりにしか取れません。だから、残りの弾数を把握してないと、チャンスを逃す事にもなります。なので、フィルムチェンジも3秒位で出来るように練習しました。(過去にあせって巻き上げ途中であけた事もありました)だから、連射と言う行為には消極的だったのですが、連射でしか表現出来ない事もあります。

連射といえば、最近、フィルム消費を気にしなくて良いのか、やたら連射しまくっているカメラマンも見かけます。ただ、今度はバッファメモリの残量を意識しないと駄目かもしれませんが、撮影方法も変わってるのかもしれません。沢山撮ってその中からピックアップするやりかたです。

私が最近のスポーツ写真を見て、ジェラシーや感嘆や感動を感じるのはほんの一部しかありません。それは、カメラマンの意図なのか編集の意図なのか判りませんが、それでスポーツの魅力や感動が伝わるのかな?と疑問に思う時があります。

私は、表面的な事実だけでなく、被写体の心情や背景や何かを見る人に想像させる写真を撮って行きたいです。スポーツ写真が報道の流れで派生したジャンルなのか、記録的な写真が多く、また、見る人も先入観を持っているのか、決定的な瞬間ばかりが世に多く出ているように思えます。カメラマンの中には、「自分の撮りたいのは、こんな写真じゃ無いんだ」と思っているスポーツカメラマンも沢山いるでしょう。

たまに、そんな写真を見ると、ジェラシーが沸き起ります。
「やっぱりカメラマンになりたい」

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1 コメント

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コメントありがとうございました。 (rex_vx)
2004-06-22 10:11:04
もし、可能であれば、ラリージャパンの撮影を御願いしたいです。



セレモニアルスタートは入場も無料ですし。



画像をBLOGにUPしていただければ、私のBLOGで全面的に紹介させていただきます。



勝手なことを申しましてすみません。がんばってください。
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