2009年9月17日発売のシミュレーションRPG。
以前レビューに書いた「ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地」の外伝作品になります。
最初に難易度を選択しますが、私はいつも通り、一番簡単なEASYモードでプレイしました。
オープニングは当然、アニメーションムービーです。
前作同様、デモシーン部分の分量は多いです。
基本的に、システムは前作と同じです。
フリーマップでLV上げできるのも同様。
ただ、傭兵システムは無くなっています。
傭兵が無くなった分、キャラクターは追加されています。
前作で使えたキャラは全員出てきますが、その他に、
エポナ、リディア、ガイウス、デキムスの4人が加わります。
モルガンの声に、ちょっと違和感が……。
声優は同じ人ですが、アニメ版に合わせて演技を変えたらしいです。
まぁ、すぐに慣れますけどね。
(スクリーンショットはOPムービーの映像なので、声の無いシーンですが)
戦闘マップも前作と同様です。
今作では、アロウン以外のキャラにはEPがあって、1ターンごとに減っていきます。
これが0になると、大幅に能力がダウンし、移動も1マスしかできなくなります。
なので、適宜キャラクターを入れ替えて攻略していきます。
その分、一度に出撃できる最大人数が減っているので、1ターンがサクサク進む印象です。
クリアデータを引き継いで、「最初から」か「アヴァロンのなぞに挑戦」を選択可能。
アヴァロンのなぞは、難易度ハード固定で、全100階まである地下迷宮の攻略になります。
私はやっていませんが……。
いきなり1階から面倒そうでした。出撃できるの、4人だけだし……。
クリアまでの時間は23時間ちょっと。前作やⅡと比べると、随分と短いです。
おまけ要素の「アヴァロンのなぞ」までやったら、かなりかかりそうですが。
前作同様、話の内容については、特にコメントなど無しで。
基本的には1作目と同じ感じで楽しめました。
とはいえ、EASYでも2~3発の範囲魔法で死ぬ場面が多かった気がします。
しかも敵はかなり積極的に範囲魔法を使ってきます。
その上、今作では一度に出撃できるキャラが少ないので、死ぬと戦力低下が著しいです。
また、アロウンが死ぬとゲームオーバーなので、そこも注意が必要です。
キャラ入れ替えるシステムは、一部のキャラだけでなく全体的にLV上げする必要があるので、
面倒ではありますが、ゲームとしては良いシステムになっているかと思います。
アロウン以外がリーダーの場合、リーダーが交代するとリーダースキルも変わるので、
誰と誰を交代させるか、あらかじめ考えておいた方がよさそうです。
全体的には、なかなか面白かったと思います。
1ターンが短めでサクサク進めるってのは、やはりいい感じです。
外伝だからか、かなり安売りされているようなので、意外とお勧めかもしれません。
もちろん、前作をプレイしていた方がいいのは確かですが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます