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さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

バッグ講習会(丸底バケツ型)のご案内

2013年07月17日 | 森の妖精便り

3年ほど前に作ったさをりのバッグを愛用し続けている、スタッフ吉野です

物を大事にしているというのもありますが、次のバッグを作れていないというのが大きな理由。そろそろ新しいのが欲しいなぁと、創作意欲がウズウズしています

 

とってもキュートなさをりのバッグ。自分で織った布で、自分のバッグを作る。この夏、あなたもチャレンジしてみませんか?

さをりの森で「バッグの講習会」を開催します。 今回はこの丸底バケツ型バッグです。

※見本のサイズは幅25cm、高さ33cm、まち14cm

日   時  

  8月4日(日) 10時~12時。 要予約。

対   象  

  織り人クラスメンバーおよび、お気軽クラスのみなさん。

必要な物  

  さをり布 幅40cm 長さ100cm。

  厚手の接着芯、まち針、もしくは安全ピン

※幅、長さともにこれ以上大きいサイズでもかまいません。 しっかりめの布が適しています。

受講料  

  2,000円

 

森のお仕立て講習会と同様、この講習会では講師が実際に仕立てる工程を見ていただきます。

なお、今回はご自分の分は接着芯にサイズを書き込んで、布にマチ針または安全ピンで止めて持って帰り、ご自宅で仕上げとなりますので、バッグの持ち手はなくてもかまいません。

普段持つご自分のバッグに。

夏休みの宿題に。

小物作りの世界をのぞいてみませんか?

詳しくはさをりの森までお問い合わせくださいませ。


軽~~い♪

2013年07月17日 | 森の妖精便り

髪を切って、頭が軽~くなったスタッフ吉野です

脳みそが減ってしまったわけではなく、髪が軽くなったからアタマも軽くなったと固く信じているのですが、ちょっぴり自信がない今日この頃…

 

さてさて、以前ご紹介したストレッチ糸での織り布です。

ストレッチ糸をタテ糸に入れるとぐ~んと縮まるのですが、やや重いのがミソ。そこで研三さんは考えます。なんとか軽くできないものか、と色々試してみました。

まずはヨコ糸をゆる~く入れてみます。おわかりいただけるでしょうか、この透け感5~8mmほど空けてヨコ糸を入れるので、さくさく織れちゃいます。

ヨコ糸がゆるいと、大きく縮むんですよね~。で、縮絨をしてみると、できました

軽くて薄くて、タテにぐっと縮んだふわっふわの織り布です

ところが…水色の右端の部分、わかります?

びろ~んと伸びた部分はストレッチ糸を入れずにフリルのようにしたかったのですが、縮絨したところ、ヨコ糸がゆるすぎてタテ糸が端っこに追いやられてしまったのです。

これはこれで、指で糸を動かせばいいのだけれど、他にいい方法はないかしら。ってことで、ヨコ糸の打ち込み方を少し変えてみました。

そうしてできたのがこちらっ前回以上にふわっふわのびよんびよんの、軽~~いストレッチの織り布です

拡大写真がこちら。グレーに見える糸がストレッチ糸で、左側10cm程は入っていないので、その部分がフリルのようになっています。

タテ糸が大きく揺れすぎることなく、程よく波打ってくれましたよ。

さをりの森では日々、こんな風に織り方、手織りにともなう技術、織機、部品について色々なアイデアが実験されています。

より楽しいさをりライフのために。

もし「私、こんなの試してるよ~」「こうやると簡単よ~」「こんなのできないかしら?」など、アイデアやご質問がありましたら、ぜひぜひさをりの森へお知らせくださいませ。

グループのみんなで学びましょう