さをりの森 森の妖精ブログ

大阪和泉市にある「さをり織り」の教室、「さをりの森」のスタッフが綴る、森の仲間たちの様子やちょっとしたお話など。

さをりの森 Vegas

2012年08月30日 | 森の妖精便り

朝晩、ようやく涼しくなってきたのに、あせもに悩まされているスタッフ吉野です。

肌は強いほうなんですけどね…トシかしら…と、びくびくしています。

 

さてさて。

さをりの森には「さをりの森 所沢」と「さをり池袋」があり、そちらでも体験織りや講習の受講をしていただけるのですが、全国の作家さんのさをり作品も取り扱っています。

今回は、その作品をさをりの森から発信するグループ「SAORI Vegas(ベガス)」のご紹介をしますね。

 

Vegasはさをりの森(大阪)と所沢にあり、さをり池袋に作品を出品するための会員制のグループです。

月に1度、出展作品をそれぞれ持ち寄り、お互いに工夫した点を発表して意見交換します。

また、実際に他の人の作品を着て、ファッションショーの真似事なんかもしちゃうんです

さをりの森での様子はこんな感じです。この日は14名が参加してくださいました。

 

トルソーにかけてみたり…

 

実際に、着てもらったり…

 

作者が意図していなかった着こなしが飛び出してきたりもします。

こちらの作品はスカートなんですけど、こんなアレンジもいいでしょ

 

また、同じ作品を体型が違う2人で着て、見え方を試したり、作品の改善点などをまじめに意見交換していると思えば冗談がぽんぽん飛び出すこともある、堅苦しくはないけれどとても有意義な会としてお互いに刺激を受けあっています。

こちらの会に興味がある方はお問い合わせくださいね。

 

Vegasの作品は主にさをり池袋(西部百貨店 池袋店 7F)にて展示しています。

また、大阪、所沢それぞれにVegasu作品を展示していますので、お立ち寄りの際にはぜひご覧くださいね。

さをりの森所沢についてはこちらをクリック → 所沢

さをり池袋についてはこちらをクリック → 池袋


8月28日(火)のお気軽プラス

2012年08月28日 | 森の妖精便り

早朝の空気の涼しさと、なぜか増幅しつつある食欲に秋をちょっぴり感じている、スタッフ吉野です。

日中の暑さは、まだまだ「秋」と言い切るには早いんですけどねぇ。

 

ちょっと知れ渡ってきた(?)と思われるお気軽+(プラス)の8月28日(火)現在のお知らせですが、初めての方のために少しおさらいです

まず、通常のお気軽クラスではタテ糸が黒の綿糸、ヨコ糸は綿糸・ウール・麻糸・化学繊維を使って織っていただきます。こちらの材料費は、織った布の重さ×15円/gになります。

 

そして、お気軽+(プラス)はカシミヤ・シルク・オーガニックコットンなど、憧れの高級糸で織ることができるのです

また、いつもあるわけではないのですが、タイミングと好みが合えば、カラーのタテ糸で織ることもできるのですこちらの材料費は、織った布の重さ×30円/gになります。

こちらは通常の「お気軽クラス」をリピートされて、ヨコ糸遊びに慣れた方にお勧めのクラスです。

 

現在のお気軽+(プラス)はこちらになります。

シルク黒系。織り幅は40cm。

グレーと黒が主体ですが、ちょっぴりカラフルなつぶつぶがさりげなくついている糸も入っていて、シックな中にも変化があります。

 

シルク白系。織り幅は24cmと15cmの2種類です。

ちょっぴりループ糸(タオル地のようなクルクル糸)が入っていますが、全体として細い糸を使っています。

 

ウール黄色系。織り幅は20cm。こちらは残りの長さが150cmほどです。

黄色メインでメリハリがありますが、ループが多めに入っていてモコモコ感がかわいいタテ糸です。

 

ウール白系。織り幅は45cm。

太目のモコモコした糸を多く使っています。またラメ糸も入っているので、まるで新雪が日差しを受けて光っているような…まだ、季節が早すぎますかとにかく、可愛い糸なんです

 

お気軽プラスのタテ糸は、お電話などでのご予約は承っておりません。

先着順になりますので、ご希望の方はお早めにお越しくださいね。

 


大人にできること

2012年08月27日 | 森の妖精便り

大事に大事にとっておいた涼しげで爽やかなさをり服。着そびれてやっと今日お披露目しました、スタッフちょうさです。

もう、処暑もすぎちゃったんだけど…いいですよね。好評だったし。今年はあと何回着れるかな。

 

さて、今日もさをりの森には、元気なちびっ子たちが集結していました。

夏休みも残りわずかになったので、最後の思い出作り?宿題の追い込み?

何はともあれ、自由に楽しく織る姿は、真剣そのもの。

出来上がったら、お母さんに木の枝を通してもらって、タペストリーの完成!

さあ、どうでしょう。この誇らしげな顔!

いいですね~。二人とも最高にカッコいいです!

 

そこで周りの大人がボソリ。「子供ってすごいね~。大人にはできひんわ。」

そうなんです!

子供には既成概念がないですよね。

だから、自由にやっていいよって言うと、大人が想像もできないようなことを平気でやってのけるんです。

意外な色の組み合わせ、囚われない織りかた、生き生きのびのび目を輝かせて楽しむのです。

そんな時、大人にできるのは、ただ黙って見守ることだけ。

もちろん、糸巻きが難しいようでしたらお手伝いしてあげてくださいね。

でも、あくまでお手伝い。選ぶのも、織るのも主役はお子さん自身。

そうすると、子供はものすごい才能を発揮するんです。

楽しくて楽しくて、どんどん織るんです。

で、素晴らしいオンリーワンの作品ができるんです。

 

どうぞ、一度お子さんの才能を目の当たりにしてみてください。

きっと感動モノが出来上がるはずです。

 

 


シルクで織る♪

2012年08月25日 | 森の妖精便り

やりたい事リストを1つ消化したと思ったら、すぐに2つも3つも追加になって、リストがどんどん増え続けている、スタッフ吉野です。

頑張って消化したのに…またもや…

 

そして新たに追加されたのが、シルクのマフラー。

現在、お気軽+(プラス)で織っていただけるシルク白系のタテ糸なんですが、細い糸を使っているのでヨコにも同様の糸を使うととても軽くて、繊細で、柔らかな作品が織れるんです。

仲良しのKさんご夫婦がご来館時にカラーのタテ糸を紹介すると、揃ってシルクの白をご希望くださいました。織り幅が違うのですがおそろいのタテ糸です

織り上がりの色は違えどほんわか優しい色で、お人柄がにじみ出ているようなステキな色合いでした。

しかしながら、織りあがったあとの奥さんがぽつりと。

「ブルーが織りたかったのに…ピンクを織りました…」

むふっ糸に誘惑されたようですね。

 

さをり織りは好きな色を好きなようにどんどん織り込んでいけるのがとても魅力的なのですが、お気軽プラスだと高級糸のシルクやカシミヤでも、それができちゃうんです

織り方や選ぶ糸によっての違いはありますが、既製品よりもお手ごろ価格で手放せない作品もできますので、通常のお気軽クラスに慣れたリピーターさん、興味があればご相談くださいね。


「お気軽クラスのお仕立て」8月24日(金)編

2012年08月24日 | お気軽クラス

最近、夕焼けにどっぷりはまりこんでいるスタッフ吉野です。

ふと気づくと手に持っているのは赤・黄・橙・紺などの夕焼け色なんですが、やっぱり自然の色にはかないませんね。

 

金曜日にご来館くださったIさん。

あらまステキなスカートをはいていらっしゃるじゃありませんか

お顔の撮影はNGだったのでスカートだけの写真です。

2枚のさをり布を上下に縫い合わせていますが、下の布をちょっと長めにしてギャザーを寄せ、ウエストはゴムで。

涼しくって楽なんですって。簡単なので、お手元にさをり布がある方はお試しください

サイズはお持ちの布幅や体型によって個人差がありますので、安全ピンなどで仮止めして、ご自分の体に合わせてみてくださいね。

 

ちなみにIさんの次回作品は、Aラインのワンピースですって。

楽しみにお待ちしていますね


織り人ギャラリー

2012年08月21日 | 森の妖精便り

食べ物は、一度好きになるとかなりの頻度で食べ続けてしまう、スタッフちょうさです。

もともとナッツ類が好きなのですが、最近は食べ始めるとどうにも止まりませんッ!

…今も机の上には『素のままアーモンド』が。

(ちなみに、飽きるとほとんど食べなくなります。性格出てるよね。)

 

さて、久々に【織り人ギャラリー】の紹介です。

現在、展示しているのは3点。綿のマフラー、ウールのマフラー、そしてシルクのスカートです。

3人の織り人さんのキャラクターが伺える、まさに好きに好きに織った作品です。

 

ギャラリーに展示する際、ご本人の言葉でコメントをいただいています。

そこには、織っているときの心境、出来上がりを見たときの感想などなど、みなさん率直なお気持ちが書かれています。

ご来館のみなさんには、作品だけではない、さをりイズムのようなものを感じとっていただけると思いますので、そこもじっくりご覧くださいね。

【織り人ギャラリー】は、さをりの森エントランスにあります。

織り人クラスのみなさんの作品を随時展示していますので、ご来館の際はぜひご覧ください。

また、教室内で織り人クラスの方にお会いされた際には、ぜひ作品に関する感想や質問等もなさってみてくださいね。

間違いなく、話が盛り上がることでしょう!

そうやって、さをりの輪が広がっていくことを、スタッフ一同願っていますので。

 

 


森の仕立ての講習会 9月

2012年08月19日 | 森の妖精便り

【9月の森の講習会】

2012年9月7日(金)13:00~

『三枚のれん合わせたっぷりベスト』

 

  ※写真はイメージです


9月のさをりの森の講習会では「三枚のれん合わせたっぷりベスト」を仕立てます。

あらかじめ仕立てに使うさをり布を織ってお持ちください。

参加ご希望の方、何かご質問のある方はお気軽にお電話などでお問い合わせ下さい。

■対象: さをり織りを体験したことのある方


■必要な物: 40cmx180cm以上のさをり布(縮絨後)

 マチ針 もしくは安全ピン


■受講料: 2,000円(材料費別)


■要予約


お盆明け

2012年08月19日 | 森の妖精便り

お盆明け、実家の近くに住むお客様がご来館くださり、久々に方言に引きずられてあたふたしてしまったスタッフ吉野です。

お子様と話しているとついつい話してしまう讃岐弁。そのままで別のお客様と話をして、違う違うと言い直しをしてしまいました。

 

お盆明けの営業を待ちかねてか、この週末はたくさんご来館いただきました。

特に金曜日は織り人クラスさんが集結しました。

とても嬉しかったです。ありがとうございます

写真を撮る間もなく時間が過ぎてしまいましたが、ハッと気づくとこんな感じでちょっと和んでいました

 

そんな中、週末を利用して遠距離カップルがご来館

彼が名古屋から大阪へ来て、二人でさをりの森へ体験織りをしにきてくださいました。

それぞれにランチョンマットを織ったその後は。

お互いへのプレゼントとしてコースターを織り上げました。

この写真の後で交換…したんでしょうね

次はお互いのマフラーを織りに来てくださいませ


何を織りますか?

2012年08月16日 | 森の妖精便り

お盆にお休みだった皆さまはどんなお休みを過ごされたでしょうか。このお盆休みはちょっとずつ色んな事が進んで、充実した休暇になったと感じているスタッフ吉野です。


お盆休みが終わり、17日(金)からさをりの森は通常営業に戻ります。4日間、首を長くしてお待ちいただいたリピーターさん、どーんといらっしゃいませね。笑顔はもう準備完了です

そして、初めてさをり織りの体験をしようかとお考えの方へ。まずは営業時間や体験織りについては先日のブログ、「おさらいしましょう。」(←ここをクリック)をご覧下さいね。


それと合わせて、以前にもご紹介しましたが、よくある質問の1つ。

「何が織れますか?」

さをり織りはアート感覚で織る自由な感性の織り物なので、心の思うままに織っていきます。何が織れるか、それは織る人のその瞬間の心次第、どう使うかもその方次第なのですなどと小難しいことを言われてもわけわかんないですよね。

まず、さをりの森の織り機にはあらかじめタテ糸がかかっています。その幅を選んで織っていただくのですが、それぞれの代表的なものをざっくりとご紹介しましょう。


 

10cm幅 : コースター、ベルト、バッグの持ち手など

 

20cm幅 : マフラー、ブックカバー

 

30cm幅、40cm幅 : マフラー、ランチョンマット

 

50cm幅、60cm幅 : ストール、膝掛け

 

以上のようになりますが、これが全てではありません。

 

タペストリーやのれんのように飾る物や、テーブルセンターなどの敷くもの、パソコンやソファーに掛けるものはどの幅でもかまいません。ご自分の使いたい場所によってサイズを選んでくださいね。

 

また、バッグを作る、小物を作る、服を仕立てるなど「素材としての布」の場合も、どの幅もお使いいただけます。

 

 

どう使うかはご自分次第なんですが、最近多いのは冷房対策のマフラーやストールですね。季節を先取りで、もうウールのマフラーを織る方も増えています。

 

 

 

何を織ろうか、やっぱり決めかねる方にはひとまず織ってみることをお勧めします。幅は…気が向く幅でいいのですが、手軽には30cmか40cmくらいでしょうか。

 

ただただ、好きな色、惹かれた糸を次々に織り込んでいく。羊毛を入れたければ入れ、糸くずを入れるのが楽しければどんどん挟み込む。キレイと感じた糸を手にとってみる。

 


 

そうして織り上がった布はまず眺めてみてくださいね。長ければ首に巻いてみる。短ければ飾ってみる。

 

できてから、考える。

 

眺めたり、身につけているうちにその布をどう使いたいかが決まることもあります。

 

 

それから、小中学生の宿題として織りに来られる方も増えています。人気はやはりタペストリー、マフラー、ランチョンマット、バッグなどの小物用の布を織るお子様も多いですよ。

宿題をどうするか決めかねているお子様、さをり織りでマフラーはいかがでしょう?

色とりどりの糸、羊毛をたっぷりご用意してお待ちしていますね。



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8月12日(日)

2012年08月13日 | 森の妖精便り

毎年お盆は実家に里帰りをするのですが、数年ぶりに大阪で過ごしているスタッフ吉野です。

実家は香川、うどん県です。昨日もうどんを食べたけれど、今日も食べたいと思うくらいうどん好きです

お盆前の8月12日。

さをりの森のお盆休み前にと、たくさんのお客様がご来館下さいました。

ツイッターで休館を知り慌てて来てくださったお客様は、おじいさんへのお誕生日プレゼントに膝掛けを。

立秋が過ぎたので、少し秋モードでウールでマフラーを織る方。

それから、バトントワリングの衣装の一部に使う布を織りに来られた親子連れも。

こちらは色や形状の指定があったので、織り上がった後は疲れ切ったご様子でした。

「次は自分の好きなのを織りたい…」

うんうん、そうですよねー

ぜひぜひ気楽に織りに来てくださいね。

 

12日の最終に織り上がった方々をご紹介。

この4人、実は3つのグループが合体したんです。

右端・左端の初さをりの2人組、右から2番目の方は年間パスポートをお持ちのリピーターさん、お子様はバトントワリングの衣装を作りに来られた親子連れの娘さん。席が近くてとっても仲良しになって盛り上がっていらっしゃいました

 

こちらも初めてのお二人。とってもキュートな作品を織り上げてご満悦の笑顔です

 

そして教室でよく見かける、閉館間際の連係プレー。先に織り上がった彼が、まだの彼女のために糸を巻く。せっせと巻く。談笑しながら、巻く。

できあがったマフラーがなくっても、あったかい冬を過ごせそうなお二人です

 

一番最後に来られた姉弟。遅い時間だったのでマフラーにはチャレンジできませんでしたが、それぞれ2枚ずつのランチョンマットを織りあげました。

黙々と、でもとても楽しそうに糸を選び、織っていきます。お姉ちゃんの方は2枚目になると少し余裕が出てきて、糸や羊毛をはさみこんで更に楽しそうに織っていました。

遠くからのご来館だったのですが、次は宿り木を利用して泊まり込みで織りに来てくださるそうです。

 

 

お盆休みの後、とびっきりの笑顔で皆さまをお迎えするべく、スタッフ一同それぞれにリフレッシュ中です。

さをりの森は、8月17日(金)から再び営業開始ですので、もう少しお待ちくださいね。