club happiness*

写真のおしごとや、すてきな仲間たちのきらきらいっぱいのイベントをお伝えします♪

4月の日記まとめて。

2011年05月09日 00時58分07秒 | 日々の日記
怒涛の4月・・・。


といっても、滅入るようなことばかりではなく、
楽しいこと、一生忘れられないこと・・・たくさんです。

なかなか書く気力がわいてこなくて
(ためるから悪いっての!)

やっと、アーカイブ的に書こうかなと思いますた。


・4月5日

女川へ。
ボランティアで、運転手を。

石巻より北は初めてでした。

女川高校の前のコンビニに、
流されたであろうアルバムがおいてありました。
持ち主の手元にもどったかな。




これまで見た被災地との、違いに絶句です。
港町の大きな建物が、目の高さまで崩れていたり、流されていたり・・。







被災地を実際にあるいてみていつも思うのは、
「瓦礫」という言葉一言で表していいのかなぁということ。
たくさんの人のたくさんの生活、思いのつまったものたちを
「瓦礫」という一言で言ってしまうのは、なんか気が引けてしまう。




・4月8日
東京へ。高速バス往復、宿泊ナシの強行軍。
何かと言うと。。。

Twitterでフォローしている広瀬香美さんのチャリティソングのコーラス参加をしてきました。
そう、あの・冬の女王です☆

一般公募で、まさか当たるはずあるまい、でも、応募してみないと話は始まらん!
と思い・・・。

当然関東圏の方々の参加が多いのですが、
宮城から「勝手に代表」と思って・笑

そうしたら、参加OKの通知が。

宮城に弟さんがいらっしゃるというステキングな女性とお友達になりました!



録音の様子は、USTREAMの「Friday Kohmi」で見れるのでぜひ☆

http://www.ustream.tv/recorded/13851511
とってもとっても元気になる応援ソングです。
本当に!

120名の大合唱で、歌の力を、改めて実感してきたよ。

何より、震災後、大声で歌うのが初めてだったので、
気持ちよかった!





曲は、「レコチョク」と、iTunesでダウンロードできて、
収益は全て、義援金になります。


みなさんも、ダウンロードしてねー。


・4月10日~12日

4月初旬にお友達ののりちゃんから緊急ヘルプ!
「富士登山で友達になった神戸のミュージシャンが、宮城に応援にくるから、被災地に一緒に行って!」とのこと。
神戸から??
そうです。 神戸で阪神大震災を経験していて、
いてもたってもいられず・・・・という思いで宮城にきてくれるとのこと。
せっかく来てくれるんだったら
たくさんの人に喜んでもらおうよ、ということで
3日間、仙台、石巻、女川、塩釜、そして石巻や仙台の放送局での応援メッセージ収録に
一緒に回りました。

unlimited tone のDody=土居ちゃん&Luz=るーちゃんです。http://arbiestyle.com/unlimi/pc/



前日東京でのライブのあと、高速をとばし午前中仙台へ。
一緒に「さぁ、経済まわすぞ!」ということで
牛たんでランチ。
二人は、仙台組が「食べよ食べよ!」とあまりに普通なので
最初びっくりしてたね^^;
だって、自粛、は経済を停滞させるばかり。
使える人は、普通に使って経済まわさないとね。

すぐにライブ。

二人のやさしさが、歌声にのっかってあっという間に人がたくさん!

歌の力って、すごいね。





子どもたちも、食い入るように見入ってたよ。





今回の一番町のセッティングは、株式会社ガリューの小川社長のおかげさまでした。
小川さんいつもありがとう!

真ん中のすてきな女子がのりちゃん。
そして、青いコートが三日間一緒にまわった
フリーパーソナリティの高野志津ちゃん。
志津ちゃんも「青い鳥プロジェクト」などで
復興のためにがんばってます☆



二人のライブをきいて、レコードやさんがCDをおいてくれました!

今回の二人の目的は、歌でみんなを元気に、ということと、
「心の花プロジェクト」という義捐金の意識を高めるためのプロジェクトを広めること。
http://www.arbiestyle.com/unlimi/kokoronohana.htm


このプロジェクトのために、8月にリリース予定だったアルバムから
「心の花」という曲を無料配布用に2万枚プレスしたそう。

そして、このCDには、ひまわりの種が入っていて、
今植えたら、夏には咲くからいっぱいのひまわりをみんなで咲かせようよ!というメッセージ。

塩害で種をまけない地区もあるけど、
植えられるわたしたちは、咲かせようね。


被災地の女性がこの「心の花」に「励まされています」とメッセージを送ったこが
きっかけなんだそう。

すごい行動力、そして、その原動力になっているアンリミの思いに、熱くなるね。

翌日から、被災地を回ってたくさんの方々に歌で楽しんでもらいました。

アンリミの曲だけでなく、川の流れのように、見上げてごらん夜の星をなど、
避難所の方々が誰でも知っている曲をたくさん歌ってくれて・・・

涙して聴き入り、そして一緒に口ずさむ方が多かったのが、
印象的だったなぁ。








塩釜では、私も一緒に「見上げてごらん 夜の星を」を歌わせてもらいました。
どいちゃん、るーちゃん、素敵な機会をありがとう!



河北新報では、動画で応援メッセージを配信してくれてます。

http://video.kahoku.co.jp/modules/video_tsuji/index.php?page=article&storyid=299


木蓮がきれに咲いていて、なにがあっても季節は流れるんだなぁ・・・と。



この日、三日月がとてもきれいだったのが、なぜか印象的でした。

河北新報にお邪魔した後はみんなでSS30にのぼって、沿岸方面をみたよ。
景色が違うのでびっくり・・・。


3日間、かなりの強行軍だったけど、
二人のあったかい気持ちがたくさんの人に伝わった時間がたくさん。

ありがとう☆ 土居ちゃん、るーちゃん、夏にまたきてね!


・4月15日
女川へ炊き出しに。

3月から一緒に炊き出しにまわっている仲間と女川の針浜へ。

避難所ではなく、在宅避難の方々のための炊き出しに行ってきました。

炊き出しについて、ここでお礼を言わなくてはならないことがあります。

私たちの炊き出しの活動をみてくれて、資金的な応援をしたい、と申し出てくれた方が。

おかげさまで、前回、そしてこの女川に行ってこれました。


本当にありがとうございます。

次回のためのプラ容器なども購入できました。

あたたかい気持ちに感謝です。





約150名くらいの方々にきていただきました。

避難所とちがい、鍋やタッパにご家族分のカレーとごはんを持ち帰っていただき、
お昼やその日の夜ごはんに食べていただくというスタイルです。

予定よりも少し人数が減ったので、
近くで海の清掃や、警備のお仕事をされていた方々にも
お声がけしました。
みなさん、本当に毎日毎日体力勝負!
ということで、おかわりもたくさんしてもらって、よかったぁ。

この海が、いつかまたもとのおだやかな景色をとりもどせますように。





集会所には、椿の大きな木が。

花が見られると、なんかほっとするねぇ。

そういえば、避難所では、花も喜ばれているそうですよ。
なるほどなぁ。
たしかに。


今後は、5月の末からまた、炊き出しに行く予定です。

避難所の様子もめまぐるしく変わっていて、情報を集めるのがなかなか大変ですが・・・。

長期にわたる避難は間違いないので、
わたしたちも息切れしないように、長く続けていくつもりです。


まずは、4月前半まで。


後半~GWもなかなかもりだくさんなので、
また改めて。


ここまで読んでくださった方、ありがとう。



福田沙織