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God is good all the time

ハワイ在住16年、ホノルル・キリスト教会の牧師 パスター・ショーンが綴る、妻のこと、家族のこと、いろいろ。

3月7日 検査結果を聞きに行きました。

2022-03-10 09:39:54 | 日記




ホノルルチャーチのみんなと西にあるピンクピルボックスにハイキングに行きました。

皆さまが捧げてくださっているお祈りを心から感謝しています。
クイーンズ病院に、3月4日に撮ったPet Scanの結果を聞きに行きました。
この検査は、先々回の検査の結果で再発が見つかった肺と肋骨と尻骨の3か所にあった腫瘍の状況を見るためでした。また、それは、この期間に分子標的薬を再開したので、その効果を確認するためでもありました。
結果として、肺のガンは消滅、残り二箇所の腫瘍は小さくなっているとのことでした。
ハレルヤ!

れいは、それなりの覚悟をもっていたそうですが、この結果は本当に嬉しく感謝です。
再開したタルセバという分子標的薬の副作用は、今回、手先の乾燥と痒みやひび割れとが強く、痛むので、別の新しい分子標的薬「osimertinib(タグリッソ)」に変えることになりました。この薬は、これまでのタルセバが第一世代で、これは第三世代の薬です。ガン治療も、日進月歩で開発が進んでいます。
肺がんに対して分子標的薬が適合するのは30%くらいだそうです。れいは、その30%に入ったわけです。これは、人間の努力は力ではどうにもならないことで、ただ主の恵みとしか言いようがありません。
分子標的薬は、ガン細胞の増殖を抑える働きがあり、ガン細胞そのものを殺す働きはありません。なので、今回一つのガン細胞が消えたということは、本当に主の癒しです。
れいの心が前向きで、運動して、朝早くからクジラを見に海に出かけていき、そして多くの友人たちの励まし、支えを受けて、れいの身体にある免疫力は相当にアップしていると思います。それらすべてが主の恵み、主の癒しです。
どうか、新しい分子標的薬が効果を発揮して、さらにガン細胞がなくなりますように。
お祈りいただければ幸いです。

 



ひるむな

2022-01-28 14:46:49 | 日記


今日は、先回の投稿の時にお伝えしたPetScanの結果を報告いたします。結果としては、左肺上部、右肋骨、右尻骨の3か所にガン細胞が見つかりました。ただサイズはとても小さいものです。今のところ普段の生活に影響が出るような症状や痛みなどはありません。
ペットスキャンは、19日に撮り、れいはその日の内に、ドクターとのオンライン上のページで、この結果を受け取っていました。

明日から、中断していた分子標的薬のタルセバの服用を再開することになりました。分子標的薬の服用を中断したのは、もしかするとガン細胞が無くなっているのではないかという期待があったからです。この結果は、もちろん私たちの望む所ではありませんが、やはりガン細胞との共存という考え方に落ち着いています。
幸いに、腫瘍のサイズが小さいのと、症状が出ていないので、普段の生活は続けられそうです。しかし、先回のように、突発的な痛みに襲われることもありますので油断はできません。れいは平安を頂いていますが、肉体的の痛みがある時は大変な辛抱が必要となります。どうか、痛みが出ないようにと願っています。

望んでいる事と違った結果が出たとき、計画外、想定外のことが起こったとき、その時にこそ、神の希望、神の計画に想いが向きます。
今日も、主は良いお方です。God is Good All the Time
れいに与えられた御言葉は、ヨハネ福音書14章27節「わたしは、あなたがたに平安を残します。わたしの平安を与えます。わたしは、世が与えるのと同じようには与えません。あなたがたは、心を騒がせてはなりません。ひるんではなりません」
この御言葉から「ひるむな!」と語られたそうです。れいは、家族や多くの友人、知人を思うと、様々な心配や将来を想うこともあるそうです。けれども、病気に対してひるまない秘訣を、神さまに助けを求め、頼ることによって頂いています。イエスキリストと共に歩み進んで行こう思っているそうです。

皆さまのお祈りと励ましを心から感謝いたします。

 

山になる

2022-01-06 08:50:15 | 日記
皆さん、新年明けましておめでとうございます。



れいは、昨年のホノルルマラソンに参加しました。その前におそらくサーフィンの時に右肩を痛めて、しはらく運動は控えていたのですが、参加だけでもとスタートラインに立ちました。朝5時、華々しい花火と共にスタートが切られました。例年の5万人に比べると1万人くらいの参加者でしたが、それでも1万人ですから、たくさんの人並でした。
れいは、途中まで走ってリタイアし、家に戻ってシャワーを取り、おにぎりとリンゴを食べた後、教会に行って礼拝を捧げました。そうしたら、元気が出たのか、教会の友人にリタイアしたところに車で下ろしてもらい、またそこから走ったそうです。
フィニッシャーズTシャツも欲しかったそうですが、、。

再びリタイア地点に戻って走り直し、皆に心配をかけないよう、翌日疲れたと言わない程度で切り上げ、途中でUターンする形で、半分以下くらいですが、無事に自分なりのマラソンを楽しんでゴールしました。欲しかったTシャツとメダルをいただきました。来年は歩いても、ゴールを目指すそうです。




このように元気にしていましたが、1月4日の朝4時ころ、右腰後の痛みで目が覚めました。あまりの激痛に耐え切れず、早朝にクイーンズ病院のイマージェンシーに入りました。ちょうど先回の検査で、痛みの部分に陰があったのと、4年前の激痛に似たものがあったので、れいは、この痛みはガンから来るものだと思っていたようです。
幸いに、コロナ下にあっては例外として英語通訳のため、私もルームに入れてもらえました。極寒のイマージェンシールーム(細菌の繁殖を抑えるために温度低く設定しているそうです)で、寒さに震えていました(私です)。
さっそく痛み止めの点滴と薬を投与しましたが、効かず、モルヒネを入れましたが、少ししか効かず、CTを取りました。その結果、ガン細胞らしきものは見えませんでした。安堵しました。しかし、この痛みはただの筋肉痛的なものではないということで、もっと詳しいPETスキャンを取ることになりました。もともと予定されていた1月17日のスケジュールを早めてもらうことになりそうです。
その後、痛み止めの薬を頂いて、モルヒネの作用でめまいと吐き気でふらふらになりながら家に帰ったのが、午後1時くらいでした。昨日は、昏々と眠り続け、今日は、ご飯も食べられ、動けるようになりました。痛みは、抑えられています。

この出来事を通して、やはりれいはガンサバイバーなのだと実感ました。痛みや体調不良などがあると、それはガンの仕業だと考えます。確かにその可能性が高いからです。痛みに苦しむれいを見て、痛みのない日々は、本当に特別な恵みの日々なのだと改めて感じました。
いつも元気なれいの姿を見て、みんなが喜んでくれて、私たちも感謝しています。しかし、元気なだけではない、痛みで苦しむれいの姿も、またれいの存在の一部です。それも含めて、れいの全存在を神の恵みが取り囲んでいてくださるのです。

4日の聖書の通読箇所は、125篇でした。その1節には、次のように書かれています。
「主に信頼する人々は、シオンの山のようだ。揺るぐことなく、とこしえにながらえる」
れいは「痛みはあるが、心は揺るがない」と言いました。
そして今年の目標は「山になる」だそうです。
今回は、少し山に近づけたかなと思ったそうです。
皆さまのお祈りをと励ましを感謝いたします。
新しい年も、主を見上げて、信頼と希望に生かされてまいりましょう。


検査結果

2021-11-23 10:32:48 | 日記


皆さまのお祈りと励ましを心から感謝いたします。
れいさんは、11月15日にペットスキャンを撮りました。3か月間、薬をストップした結果を見るためです。
ペットスキャンを撮った次の日の朝には,すでに結果が出ていて、オンライン上の病院からのアカウントで、診断を見ることが出来ます。

そのオンラインを開いてペットスキャンの診断を読んだ時、れいさんは、活動しているガン細胞という大きな壁の前に立ったように思ったけれども、同時に、心の奥底からは、言葉では形容しがたいもの、それは喜びや平安のような、単語では表現し切れない感覚を受けたそうです。そして、確かに、自分が生きているのではなく、もう自分は内に住む御霊によって生かされているのだということを実感したそうです。もちろん、私たちは生身の人間ですから、不安や心配を持つものです。しかし、弱さの中にこそ神の力が現れると聖書に書かれている通りに、れいさんの内におられる聖霊が、全力でれいさんを支えてくださっているのだと思います。そして、れいさんは『ここからまた始めよう』、そう思えたそうです。

結果として、肺左門部に6ミリの陰、右腰部分にも陰が見られました。病理診断では、ガンの再発の可能性が高いということですが、3日後の診察では、腫瘍内科の主治医は、まだ分からないという判断でした。そこで、ドクターから、分子標的薬の服用を再開するか、2か月間薬を飲まないで経過観察をするか、という二つの選択肢が提案されました。

れいさんは、薬を飲まずに経過観察の方を選びました。また二か月後のペットスキャンで、その陰がどうなっているかを見ることになります。現在、右腰に痛みが出てきていますが、それ以外の痛みはありません

皆さまの存在と祈りに支えられています。心から感謝しています。

8月に持たれた南カリフォルニア・クリスチャンリトリートでのれいさんの病の中の証詞。https://www.youtube.com/watch?v=RqiXwGusI0w

11月3日に持たれた日本ホーリネス教団静岡教区の女性大会での、れいさんの生い立ちから今にちまでの証詞。https://www.youtube.com/watch?v=3B0XoioKNjk&t=2486s






ガンの宣告から丸4年が経ちました。

2021-11-07 04:04:05 | 日記


 久しぶりの投稿となります。皆様いかがお過ごしでしょうか。
日頃のお祈りの支えを心から感謝いたします。
 れいさんは、この11月でガンの宣告を受けてから丸4年が経ちます。普通なら余命1年、あるいは2~3年と宣告されたのが遠い昔のようです。飲み続けていた分子標的薬(タルセバ)は、その効果は平均1年と言われていますが、れいの場合は約3年9か月の間服用しました。副作用もある中、ペットスキャンや血液検査の結果が良好なことから、この夏になって、ドクターは薬を停止とを決めました。3か月間を薬を飲まないで過ごし、その後どうなるかということですが、11月15日にペットスキャンを取ってその結果を確かめることになっています。もし、その検査でガン細胞が表に出ず、状態が変わらなければ、更に薬を止める方向性を続けるのだと思います。

 この4年間、同じ病にある者として祈り合って来た方々が、何人も召されていきました。れいさんの心中はいかばかりかと思います。その喪失の痛みは、今も心に残っているようです。そのような中で、れいさんは、がんサバイバーとして、神に生かされている意味を求めながら「証詞者」としての道を歩み始めています。

8月に持たれた南カリフォルニア・クリスチャンリトリートでの証詞。https://www.youtube.com/watch?v=RqiXwGusI0w

11月3日に持たれた日本ホーリネス教団静岡教区の女性大会での証詞。https://www.youtube.com/watch?v=3B0XoioKNjk&t=2486s

どうぞ、お聞きください。

今、身体が動くことの喜びの中、仲間たちの中で、サーフィンやハイキング、ランニングなどを楽しんでいます。
神様に、皆様に、心から感謝いたします。