GoGoマクロのブログ

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ExcelVBAの未来は・・・

2021-07-21 07:31:23 | よもやまな話
ここでも幾度か言ってきましたけど、 マイクロソフトいいます会社はとにかく秘密主義ですから、自分たちの未来は絶対に外部に漏らす ことはありませんから、誰にも未来は分かりません。

なので、以下の今日書く話に関しては、

もし、わたくし三太郎が、
「マイクロソフトのCEOだったら、こうする!」

という「未来予想図」です。(by ドリカム 笑)

たぶん間違いなく、(私の理想と)実際の未来とは
大きく異なる思いますので、、

その点は予めご了承の上、以下読んでみてください。


それで、前回に書きました「Windows 11」の話でも、
あれも正しく、我々ユーザーにとっては”寝耳に水”
みたいな突然発表の話であったわけですが、

ただ、

想像的に確かな話で言うと、マイクロソフトは
今後、

データ収集(クラウドサービス含)と、
AI技術と、
前回言ったECサイトの強化と、

これらに力を入れていくであろうことは確かかと
思います。(まぁ、他の巨大IT企業も皆これは
一緒な訳ですが。。)


で、以前にも私の大胆未来予想と言うことで、

近未来のExcelでは、今付いている「マクロの記録」
が、「マクロのAI記録」ってな機能になるだろうー
と、このメルマガに書いたことがありましたですが、

今のAIは「ディープラーニング」の時代ですから、
その名の通り、AIに深く学習をさせる為のデータ
量が特に重要になってきます。

だから、1番目と2番目はAI技術の強化と同じ意味に
(目的に)なるかと思いますから、詰まる所、
「AI」と「物販」、この2つが今後の柱ですね。


と、ここまでは、一般的な今後のIT動向も一緒
ですから、大胆予想でも何でもないわけですが、

で、今日の結論から先に言いますと、

「ExcelVBAは、分離して残す。。」

つまりは、(専門的な難しい話で言えばですが)

前々から職業プログラマーに評判の悪いVBAの、
オブジェクト指向型言語の部分は切り捨てて、

いわゆる手続き型言語の部分だけを残し、
真にユーザー向け(ノンプログラマーが手軽に
使えるためのカスタマイズ言語)になる。

それが、私の考えるVBAの未来像になります。
(ただの理想です。笑)


それで、

プロ向けには、AIにも強く、職業プログラマーに
今一番人気で将来性の高いPython(パイソン)
という言語を、

Excelの本格システム開発用としてOfficeソフト
に搭載する、です。

とにかく、VBAのオブジェクト指向なるものは、
VB開発当時にマイクロソフトが見栄を張って
当時の最新技術を採用した、急造の機能なもの
ですから、、

完成度限りなく低く(ほぼ無く)、その後の
継ぎはぎ継ぎはぎで、まさしく増改築を繰り返して
不格好で雨漏りだらけの家、みたいな歴史を巡った
状態となっています。

一番肝心な柱の部分(専門用語で言う継承)が
無かったりもします。

それ故に、

VBAは、プロの誰からもほぼ見下される存在で、

「こんなもん、オブジェクト指向じゃねーよっ!」

って、本物をよく知るプロであれば、誰しもに
必ずそう言われる代物であるわけです。


なので、

理想的なExcelでのプログラム開発いうのは、

・ノンプログラマーは、VBAで便利機能を組み、
・職業プログラマーは、Pythonで本格的な
 ソフト開発をする。

この明確な棲み分けと使い分けをすることで、

プロでもノンプロでも、双方に使い易く、
開発しやすいものとなって、よりExcelの利用も
広がり、Officeもよく売れる(!?)
ということになろうかと思います。

そうなったら、

ユーザーも、マイクロソフトも、バンバンザイ!(笑)

ノンプログラマー(すなわち、一般のExcelユーザー)
には敬遠されてがちなVBAが、
プロの職業プログラマーにはバカにされがちなVBAが、

この今のVBAの最大の2つの問題点を、
これで一気に(一石二鳥で)解決できますですから、
Excelの利用がぐんと伸びるのは間違いないです。

更には、ノンプログラマー(一般のExcelユーザー)
の側からの理想で言いますと、

VBAからオブジェクト指向の部分を取っては困る部分を、
ライブラリー化(平たく言うと、関数に)してくれた
なら、この講座でよく使ってきたブラックボックス
(中身を理解する必要も見る必要もないもの)として、

真に、VBAがかつてのBASIC言語のレベルで誰にでも
手軽に組める存在になるわけですから、

かつての「BASIC言語」の、あの古き良き時代が復活
したかのように、どんどんVBAでプログラム組む人が
増えていく・・・。

それで、

半分とは言いませんが、PC職場の3分の1の人達でも
皆がそこそこマクロが組めるようになったのなら、

まさか、RPAなんて邪道なソフトには頼らずとも、
パソコンの自動化は職場の各部署にて、

自分たちのVBAプログラミングによって臨機応変に
必要な効率化していけるようなっていくことだろう
と思います。

いかがでしょう?

私の想い描く、これが近未来のExcelの理想の
VBA像です。

つまりは、職場の皆の「能力アップ大作戦」です!

コンピュータの自動化は、プログラミングの以外
にはないのです。これは過去も、未来も、永久に
変わることのない不変の掟でありますから、

パソコン仕事の能力アップいうのは、
プログラミングの習得意外にはないのです。

プログラミングと聞くとどうしても敬遠する人が
多いわけですが、

その昔、誰もが普通に組めていたBASIC言語の、
そのレベルのVBA言語(余計なオブジェクト指向の
部分を剥いだー)であれば、

(今のVBAでも、長年この講座で教えてきたように、
BASIC言語のレベルの部分だけを使えれば、Excel
自動化の95%は十分に可能だ!)

VBAのプログラミングなんて、意外と簡単!です。
本当です!

職場の全員が・・、とは決して言いません。
平均的以上の頭の回転力のある人であれば(笑)、
(学生時代で言うと偏差値が50以上の人?)、
けっして難しいことはありませんです、
BASIC言語のレベルで習えば・・・です。

なおその辺の詳しくは、こちらぜひご参考ください。

■マクロの勉強量を大幅に減らすコツ
(VBA3つの分類とその見分け方)


今日の話をまとめますと、

ノンプログラマーには敬遠されてるVBA。
職業プログラマーにはバカにされてるVBA。

だから、

ノンプログラマーには、BASICレベルのVBAで。
職業プログラマーには、Pythonで。

このすみ分けに特化した近未来のExcelソフトで、
Excelの未来は、実に明るいです!


以上、
これはあくまでわたくし三太郎の私見(希望的
未来予想!)にはなりますが、

当のマイクロソフト社は前回も言いましたように
決してユーザー本位には考えてくれない会社だ(!?)
と思われますから、残念ながら

私のこの希望的観測が叶うことはまずないだろう
と、思います。(たぶん!笑)


とかく、私のようなSE(システムエンジニア)
いいます職業の人間は、

システム開発の提案をする際には、言語の選定も
任される場合が多いですから、言語特性には
とりわけ詳しく、且つ、今日書きましたような
理想のコンピュータ言語を追い求める
というのが職業柄(職業病!?)でもあります。

理想は高く!現実は厳しく?(笑)


本日は、以上です。


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