植物の保全（福移の森緑地）

こんにちは。

先日記事としてアップしました、生物の保全第二弾です。
当工事現場内にある人工池周囲の造成時にすき取られてしまう、
水際に生える植物について、保全を行いました。
予め、プランターを大きくしたような保護箱を作成します。


その中に、すき取られるはずだった植物を入れ込みます。
造成完了までの間、当植物の生息環境に近い、池の水際にて、
保護養生を行いました。
写真は養生状況です。


先日、造成が完了しましたので、水際へ再設置しました。

すき取られる全ての植物を保全することはできませんが、
一定の効果は得られるのではないでしょうか。
他の植物相互の関係性、水辺の環境（水質や水温等）、
水中昆虫の生息環境の保全、
水鳥や哺乳類等動物にとっても身を隠す場所が出来たこと。
様々な環境下で、意義のあることかと思っています。

現場人K。

生息生物の保全を行いました（福移の森緑地）

こんにちは。

当工事では、池に隣接した園路を造る作業が含まれます。
園路を造る兼ね合いから、池の一部を締め切り、
水が無い状態にする必要がありました。
（施工に必要最小限の締め切りとなっています。）

池は数年前に造成された、人工池ですが、
既に、昆虫等の小さな生物が生息していて、
水を締め切る際に、保全作業を行いました。

具体的には、
工事施工範囲で、水が無くなる部分を対象に、
タモ網で生息生物を捕獲し、水槽に取込み、
施工範囲外の池に放流する作業です。



ほかに、ポンプアップの際に、
小さな生物が巻き込まれない様に、
ポンプ吸込み口周囲を保護ネットで巻立てる保護養生を行いました。

植物ついても、保全作業を行いましたが、
後日、記事としてアップします。

生物多様性の観点から、
野生生物保全が叫ばれる昨今ですが、
建設業においても、工法検討（環境負荷が低減できる工法の選定）、
施工時期（繁殖期等への配慮）、様々な工夫を以って、
工事に当らなければならない時期にあると思います。



現場人K。

初夏の雨

みなさん、こんにちは。

先週末から今週初旬にかけ、雨が降りました。
春から、雨が少なく、
現場にとっては、スムーズに作業が出来て良好なのですが、
農作物、植栽樹木等の植物達には、
辛抱の日々だったのではないでしょうか。
きっと、恵みの雨になったはずです。

雨が降れば、辛い職種、恵みの職種、あるかと思います。
私たち建設業では、天気予報をチェックするのも、
大事な仕事です。

今回の雨で現場は休止となりましたが、
また、明日から安全に作業をするための、
リセットと考えて、新たな気持ちで行こうと思います。

現場人　K。

園路路体造成、フェンス基礎設置（福移の森緑地）

こんにちは。

当工事により、緑地ご利用の皆様及び、
近隣の住民の方々には、
大変ご迷惑をお掛けしています。

現在は、以下の工事を行っています。

１．園路の路体の造成を行っています。

園路とは、緑地や公園、庭園などにある、
施設内を歩いて回れるよう、造成される自歩道です。
園路を移動して、見える景色が変わることにより、
より一層、緑地を楽しめるように、
曲線を交えたり、登り下り坂にしたりと変化がつけられています。

その園路の基盤となる、路体、
道路を支える為に、土を盛り、機械により締め固め、
頑丈な基盤を造成しています。

２．フェンスの基礎設置工事

当緑地内の境界付近に設置する、
転落防止柵の基礎を設置しています。

手順としては、
油圧ショベルで規定の深さまで掘削し、
砕石を敷き、転圧することにより、
頑丈な砕石基礎を造ります。
その上にコンクリート製の基礎ブロックを設置します。
高さや水平を調整します。

作業は比較的単純ですが、
数百もの基礎を設置することから、
なかなか大変な作業です。

両工事いずれも、資材の運搬を伴う作業ですので、
ダンプトラックや、その他資機材運搬用のトラックが
出入りしています。

何かとご迷惑をお掛けしますが、
安全作業で取り組んでいますので、
何卒、ご協力をお願い致します。

現場人K。