『優雅な箸づかい』

2024-03-27 12:30:25 | 日記

滅多に着ないたった1枚の
よそいきを手に入れるより、

毎日履く靴を上等にするよ
うなおしゃれが格好よいと
思うのです。

「これさえ身につけていれば、
どんなときもなんとかなる」
という一つが何かは、

人によって違いますが、品物
以外で、どんな人にも役に立つ
お守りがあります。

それはあいさつと箸づかい。
「いただきます」は日本独
特の言葉。英語や中国語に
はありません。

日本料理では箸は横に置き
箸は結界なのです。

箸の向こう側は神様の領域。
こちら側は人間の領域。
神様のものをいただくので
「いただきます」という。

質素な朝ごはんでも、格式
高い会席料理でも、和食は必ず
お箸を使います。

お箸さえ完璧に使いこなせば、
それでなんとか大丈夫。
お箸の使い方には秘策があり、
秘策といっても単純で、
その方法はお箸の上のほうを
持って使うこと。

人は普通、お箸の真ん中あたり
を持ち、下手な人ほど下のほう
を持つらしいです。

逆に言えば、できるだけ上のほう
を持つと、とてもきれに見える
ということです。

位置を変えるだけで優雅になり、
箸づかい名人になる第一歩とな
ります。

誰かと一緒に食事をするときも
安心だし、自信になります。

食事の機会というのは正式な
会席ばかりでなく、「ちょっと
お蕎麦屋さんで」という場合
もあるでしょう。

そう考えれば、優雅な箸づかい
の出番は多いもの。

一人で食べるときにもていねい
な箸づかいをすれば、あなたの
暮らしは変わります。

 
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