物語のひとつが終わったのだ。
素晴らしい恋の物語だった。
しかしあの恋にも、何かが決
定的に欠けてしまっていたのだ。
何かめくるめくようなものが・・
・・・。
それは初めのうちは確かに在った
もので、歳月と共に、少しずつ、
しかし確実に色あせていったもの。
―神秘性―
貝殻をひろった
貝殻がきれいだったから
それをもって帰って机の上に
飾った
貝殻はずっとそこにあって
やがて私に忘れられた
そのように人をひろってきても
人はずっとそこにいないから
なかなか忘れ去られない
時には大いに被害をこうむった
りする
泣かされない恋なら覚悟もでき
ない
覚悟のない恋はガラスのない
窓だ
金 K18 ¥6170
プラチナPT950 ¥3870
【買取値】
佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
~ヤナギダ~
☎0267-62-0220