【むずむず脚症候群】足の中を掻きむしりたい・ジッとしていられないなどにツボでアプローチ

　

■　夜寝ると足がむずむずする

　
訪問ありがとうございます
宮崎市の三快治療院さんかいちりょういんです

１．寝ようとするとこんな症状はありませんか？

☑　足の奥の方で気持ちの悪い感じがする
☑　足の中に手を入れて掻きむしりたい感じがする
☑　夕方くらいから不快な感じがしてくる
☑　足の中がほてる感じがする
☑　ジッとしているのがツライ
☑　睡眠時間が削られる（寝不足気味）
☑　足を動かしたり、マッサージをすると気がまぎれる
☑　痛い・痒い・虫が這うとも違う独特の不快感
☑　日中よりも夜に症状が出やすい

など

最初はふくらはぎだけの症状だったのが

脚全体に広がってきた

片足だけだったのが、両足に不快感が出た

など言われるケースもあります




２．原因は・・・・？


西洋医学的には
◆　睡眠時の体温
　　　　人の体温のリズムで、寝ようとするとき体温が下がります。
　　　　この下がったときにむずむず感が出やすいようです

◆　脳内の神経伝達物質の不足
　　　　脳内の神経伝達物質であるドーパミンが関係が深いと言われ
　　　　ています。
　　　　ドーパミンはやる気を出す作用がありますが、脳へ届くレベ
　　　　ルの刺激をカットする作用もあります。ドーパミンが減るこ
　　　　とで、脳内に刺激が必要以上伝わってしまっている
　　　
◆　体内の鉄分の不足
　　　　カラダの中でドーパミンが出来る過程で鉄分が必要とされま
　　　　す。また、ドーパミンを受けとり働く器官も鉄分を必要とし
　　　　ます。
　　　　鉄分が不足してしまうとドーパミンを作ることも、受け取る
　　　　ことも難しくなってしまいます

東洋医学的には
◆　お血
　　　　血液の流れが良くないドロドロ血液の状態。
　　　　筋肉や神経などに栄養が行くのを阻害している
　　　　痺れ・痛み・不快感等の原因になりやすい

◆　“気”のめぐりが良くない
　　　　ストレスや疲労によりカラダの“気”が不足していたり、停
　　　　滞している状態。集中力がない・気分が落ち込み気味・やる
　　　　気が出ないなどの原因になります
　　　　夜は特に気のめぐりが低下します
　　　
◆　水分代謝が良くない
　　　　体内に余分な水分が停滞してしまっている状態。
　　　　むくみやすい・カラダが重だるいなどの不快な原因になりや
　　　　すい

◆　“血”が不足している
　　　　カラダの隅々まで栄養や酸素・免疫成分を運んでいるのは血
　　　　液です。この成分や循環させる力が弱まってしまっている。
　　　　筋肉や神経などに栄養が行き渡らない状態。
　　　　冷え性・痙攣・ふるえ等の原因になりやすいです



３．自宅での対処方法


●　アルコールは控えめに
　　　寝る前にアルコールを飲むと寝やすくなると言われる方がい
　　　ます。しかし、アルコールには脳を活性化させる作用もあり
　　　ます。また、利尿作用を促す働きもあります。
　　　そのため、夜中に目が覚める可能性があります。目が覚めて
　　　もう一度寝ようとした時に症状が出てしまう事があります　

●　夜寝る前のカフェインは控えめに
　　　カフェインは脳を刺激する作用があります。このような状態
　　　ではすぐに眠りにつくことは難しいです。寝れたとしても
　　　深い眠りではないかもしれません

●　日中適度に足を動かす
　　　脚の筋肉を刺激して“気”“血”“水”の流れを良くする習
　　　慣を作ることをお勧めします。夜眠りやすくなるだけでなく、
　　　足からの老化を予防できます

●　鉄分の入った食べモノを良く食べる
　　　鉄分の入ったモノを食べるだけでなく、鉄分の吸収を助けて
　　　くれる作用を持つモノも摂ることもお勧めします

●　お風呂で温まる
　　　浴槽につかり全身をよく温めるようにします。温まりながら
　　　腰・太もも・ふくらはぎ・足裏などを丁寧にマッサージする
　　　のも気持ち良く眠れる方法だと思います



４．治療院での対処方法


全身の“気”“血”のめぐりを良くすることをメインに行っています

★　免疫機能を強化する処置
★　「お血」を改善する処置
★　骨盤内の血流を良くする処置
★　内臓などの下垂を引き上げる処置
★　“腎”（生命力・生殖器にも関係）機能を補助する処置

等各症状に適した処置を行いカラダの体調を整えて

かかとの中央部分にお灸をすることが多いです

かかと部分を触ってみると冷えている方が多いです

かかとは足の反射区としてみると生殖器と関連が深い場所です

かかと部分を温めるようにお灸を行って行くと

かかと➜ふくらはぎ➜膝周り➜太もも➜股関節➜腰・背中➜首肩

と徐々に筋肉の緊張が緩んでいきます

冷えの強い方ほど多くお灸をすることになります

お灸はツボの上にシールを張り付けます

そのシールの上からお灸を熱くないように行います

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