フィリピンの日曜日でした。
M氏と日本からの同行者K氏(日本人・元同僚)はM氏の以前勤務していたP社の
フィリピン工場の同僚達(フィリピン人)と観光に出かけました。
場所は、悪名高き、しかしながら景色に関しては抜群で、心が洗われる、
そんな観光地、「パグサンハンの急流下り」です。
パグサンハン川を下流からボート(バンカーボートと言います。)で上り、
終着点の滝を眺め、今度は下流に下ってくる、
そんな90分程度の観光名所です。
非常にいいところ・・・
ボートに乗り、1ボートにボートボーイなる者が2名付いてくれ、
舵取りをしてくれたり、上りのきつい所は一生懸命押してくれます。
景色は絶景の場所ばかりで、言う事ありません。
映画「地獄の黙示録」で撮影されたり、現在でも、アメリカ映画や、TV、
ヨーロッパの番組でも取り上げられるようです。しかし本日は特に撮影は
行っていませんでした。
悪名高いところ・・・
悪徳業者多し!!
これは、インターネットにもたくさんの情報が寄せられており、M氏も事前に
分かってはいましたが、本日は、現地人の同行もあり、「日本人価格」は絶対に
止めてもらうように指示したのです。
乗り場にある価格表は、明瞭会計です。
ボートへの乗船代、ぼろぼろのライフベスト貸し出し代、
ボートに座る際の粗末なクッションで計660ペソ。(1ペソは約3円です。)
乗船し、少し進むと、「ゲート通過代金=1000ペソ」が必要となります。
また、ある程度のところまで来ると、舟を端に停車させ、
更に「ボートボーイへのサービス料金」を求めてきます。
もう、ハチャメチャ・・・2000ペソ/人払えと^^;
おまえら2人に対し、8000ペソ??(我々乗船は4人でした。)
俺たちは、週1日しか働かないんだ、そのくらいくれよ・・・って感じでした。
(事実、週に働く日を減らし、後は貯金もせずにそのお金をすぐに使ってしまう
無計画な人たちが観光業界には多いようです。)
ふざけんなよ~!!と英語でまくし立て、船を戻せ!もう帰るから!!と怒った
ふりをしました。
「OK、OK、後で話をしよう・・・」
何を言ってやがる、今だろうが後だろうがそんな大金おまえらには支払わんって・・・
同行の現地人に聞いてもやっぱり高いというし、ホントになめています、こいつら。
とりあえず、終着ポイントに着き、滝を撮りM氏と同僚たちもそれをバックに
1枚撮り、引き返してきました。


出発した際は天気でしたが、ボートボーイが下らないサービス料金の話を
持ち出した頃から、大雨が振り出してきたのでした。
ばかたれー!おまえらのせいで、楽しくもなく、悲惨なツアーになって
しまったじゃねーかよ~・・・
結局、出発点に戻り交渉が始まりましたが、我々は引きませんでした。
M氏側「チップだろ?そんな高いわけないだろ?」
ボート側「いや、チップではない、ボーイたちへのサービス料金だ。」
M氏側「サービス料金?それは、最初の金額に入っているだろ?」
ボート側「いや、入っていない。」
M氏側「サービスっていうのは元々無料の事を指すのを知らないのか?
無料で奉仕するって言うのが元々の意味だろ?」
ボート側「サービスチャージだよ。」
M氏側「サービスチャージ??おまえら、レストランで、食べた物より
高いサービスチャージ支払うのか?飲食店でのサービスチャージって
いうのは10%程度だろ??誰が10倍支払うんだよ、言ってみろ!」
ボート側「日本人・・・」
(M氏達は彼らに、「台湾人と最初から言っていました・・・^^;」)
ボート側「でも、旦那、ボートボーイの大変な仕事は分かっていただけたでしょ?
彼らに、いくらくらいなら、いただけますか?」
M氏側「ボーイ1人につき1000ペソだね。楽して稼ごうっていう精神自体が
俺たちは気に食わない。それから、こういうトラブルにならんように
初めから、料金表にサービス料金2000ペソ/人を別途申しつけます、
って書きなさい、今。それを書いたら払うから!」
何だかクレーマー状態になっていましたけど、そのくらいひどいですね・・・
これでは、この大自然を楽しみたいと言って、ここを訪れる人は
減っていくんでしょうね~・・・
最後に、「サービス料金は、強制してはいけない、お客が君達に自然と
支払いたくなるような、そういうサービスをいつも考え、また新しいサービスを
いつも考え、提供していく事でやっと得られるもんだぞ。
騙して、金をふんだくるようなやり方では、いつまでたってもこの国のGDPは
上がらないゾ!」とキリスト様のような説法をしてきました。
ま、変わらないよね、この国は・・・100年くらい経っても^^;
M氏と日本からの同行者K氏(日本人・元同僚)はM氏の以前勤務していたP社の
フィリピン工場の同僚達(フィリピン人)と観光に出かけました。
場所は、悪名高き、しかしながら景色に関しては抜群で、心が洗われる、
そんな観光地、「パグサンハンの急流下り」です。
パグサンハン川を下流からボート(バンカーボートと言います。)で上り、
終着点の滝を眺め、今度は下流に下ってくる、
そんな90分程度の観光名所です。
非常にいいところ・・・
ボートに乗り、1ボートにボートボーイなる者が2名付いてくれ、
舵取りをしてくれたり、上りのきつい所は一生懸命押してくれます。
景色は絶景の場所ばかりで、言う事ありません。
映画「地獄の黙示録」で撮影されたり、現在でも、アメリカ映画や、TV、
ヨーロッパの番組でも取り上げられるようです。しかし本日は特に撮影は
行っていませんでした。
悪名高いところ・・・
悪徳業者多し!!
これは、インターネットにもたくさんの情報が寄せられており、M氏も事前に
分かってはいましたが、本日は、現地人の同行もあり、「日本人価格」は絶対に
止めてもらうように指示したのです。
乗り場にある価格表は、明瞭会計です。
ボートへの乗船代、ぼろぼろのライフベスト貸し出し代、
ボートに座る際の粗末なクッションで計660ペソ。(1ペソは約3円です。)
乗船し、少し進むと、「ゲート通過代金=1000ペソ」が必要となります。
また、ある程度のところまで来ると、舟を端に停車させ、
更に「ボートボーイへのサービス料金」を求めてきます。
もう、ハチャメチャ・・・2000ペソ/人払えと^^;
おまえら2人に対し、8000ペソ??(我々乗船は4人でした。)
俺たちは、週1日しか働かないんだ、そのくらいくれよ・・・って感じでした。
(事実、週に働く日を減らし、後は貯金もせずにそのお金をすぐに使ってしまう
無計画な人たちが観光業界には多いようです。)
ふざけんなよ~!!と英語でまくし立て、船を戻せ!もう帰るから!!と怒った
ふりをしました。
「OK、OK、後で話をしよう・・・」
何を言ってやがる、今だろうが後だろうがそんな大金おまえらには支払わんって・・・
同行の現地人に聞いてもやっぱり高いというし、ホントになめています、こいつら。
とりあえず、終着ポイントに着き、滝を撮りM氏と同僚たちもそれをバックに
1枚撮り、引き返してきました。
出発した際は天気でしたが、ボートボーイが下らないサービス料金の話を
持ち出した頃から、大雨が振り出してきたのでした。
ばかたれー!おまえらのせいで、楽しくもなく、悲惨なツアーになって
しまったじゃねーかよ~・・・
結局、出発点に戻り交渉が始まりましたが、我々は引きませんでした。
M氏側「チップだろ?そんな高いわけないだろ?」
ボート側「いや、チップではない、ボーイたちへのサービス料金だ。」
M氏側「サービス料金?それは、最初の金額に入っているだろ?」
ボート側「いや、入っていない。」
M氏側「サービスっていうのは元々無料の事を指すのを知らないのか?
無料で奉仕するって言うのが元々の意味だろ?」
ボート側「サービスチャージだよ。」
M氏側「サービスチャージ??おまえら、レストランで、食べた物より
高いサービスチャージ支払うのか?飲食店でのサービスチャージって
いうのは10%程度だろ??誰が10倍支払うんだよ、言ってみろ!」
ボート側「日本人・・・」
(M氏達は彼らに、「台湾人と最初から言っていました・・・^^;」)
ボート側「でも、旦那、ボートボーイの大変な仕事は分かっていただけたでしょ?
彼らに、いくらくらいなら、いただけますか?」
M氏側「ボーイ1人につき1000ペソだね。楽して稼ごうっていう精神自体が
俺たちは気に食わない。それから、こういうトラブルにならんように
初めから、料金表にサービス料金2000ペソ/人を別途申しつけます、
って書きなさい、今。それを書いたら払うから!」
何だかクレーマー状態になっていましたけど、そのくらいひどいですね・・・
これでは、この大自然を楽しみたいと言って、ここを訪れる人は
減っていくんでしょうね~・・・
最後に、「サービス料金は、強制してはいけない、お客が君達に自然と
支払いたくなるような、そういうサービスをいつも考え、また新しいサービスを
いつも考え、提供していく事でやっと得られるもんだぞ。
騙して、金をふんだくるようなやり方では、いつまでたってもこの国のGDPは
上がらないゾ!」とキリスト様のような説法をしてきました。
ま、変わらないよね、この国は・・・100年くらい経っても^^;