はんしろう の消音カセットテープ

徒然では決してない日常のなか、少し、書いてみます。

お手本+境遇 → 飛躍 !

2011-06-23 21:40:40 | Weblog
気まぐれな更新。加筆もあるかな、と。
読んでいただけることは嬉しいことです。
ぽつりぽつりと訪れていただける方に感謝申し上げます。


忘れるなかれ、東日本大震災は今も継続中の「こと」であり、
福島原発事故を内包してより困難なものに。
地震、津波には地球の息吹を感じるけれど、原発事故は明確に人災。
近い昔に裸の「神の火」を浴びた日本が、声高に反核を叫んできた日本が、
ブレーキ的な声を無視して責任逃れの嘘を信じさせた結果を、「想定外」
で片付ける哀しさはこの上ない。
故郷を追われた人達、子どもの身を案じるお母さん達やお父さん達を確実に
安心させる力も持たなければ、そんな人もいない。哀しさが倍増する。
お粗末な結果を俯瞰してみれば、皆アクセルばかりを研究して、
ブレーキを研究していない事実に愕然とする。技術立国と言われた国日本、
どうやら暗い闇が広がり過ぎ、バランスが悪過ぎる。製品なら検査落ちだ。

自分もとても多くを電気に頼って生きてきたし、今もそうして生きている。
このパソコンだってそう。電気はありがたい。忘れてはいけないことだ。
経済発展も豊かさも電気が基本。日本のそれを支えてきたのは、仕向けられた
ものであっても、原子力=核力発電に違いない。
それに、現時点でおさらばを言うことが何を意味するかはわかるが、人間だけ
ではない多くの命への危険とそれとを比べても、豊かさをとる!と言い切れるか。
不確実で抽象的なうわべの「安全」が「想定外」を許し、この悲劇を生み出した。
物的、経済的豊かさのレベルが落ち、苦しさが増大しても、世界に不安を与え、
迷惑を掛けたのだから、日本がそれに耐え忍んでいく決意を持たなくてはいけない
だろう。いや、それに耐え忍んでいく道を行かなくてはいけない。困難を克服する
ためにも。

今後、少なくとも日本で核を使用、利用することにはNo!だ。世界にも
この動きを広めなくてはいけないだろう。発展途上国がどんなにわめいてもだ。
生物が生活する「この世」に「神の火」が飛び出して、その「神の火」を
すぐに制御できない現在、もうそれは幸せをもたらす技術ではない。害悪だ。
自分達を滅ぼすものになぜ協力ができようか。
「神の火」。人間の意思ではどうにもしようがないからそう言われることを
しっかり刻んでおかなくてはならない。

3・11。あの日から何かが大なり小なり変化しています。価値観、考え方、
生き方、自分にできること等々。この困難や苦難を乗り越えた先に何かがある
はずです。
被災された方々や原発事故で苦悶されている方々と共にいます。そして、また
ひとまわり大きくなった日本を、助けてくださった世界の方々に見ていただき、
驚いていただこうではありませんか。ジャパン・サプライズ。


今の日本に聴いて欲しいと思う歌を載せておきます。ぜひ聴いてみてください。
中島みゆき氏 『銀の龍の背に乗って』
中島みゆき氏 『命の別名』
中島みゆき氏 『最後の女神』
浜田省吾氏 『I am a father』


最新の画像もっと見る

コメントを投稿