からだの「初期化」って?
まず定義を明らかにしておきましょう。なんら難しいことを論ずる意図はありません。何だか疲れが残っているかな?、けったるい感じがするなあ、からだが重い、頭がボーッとしている….等々の自覚症状が、すっきり無くなり、からだの隅々まで改まった感じとなること、すなはち、次の活動へスムースに入っていける状態となること、これを仰々しく「初期化」と一言で表現したいのです。
「からだの初期化」は「運動・体操」を通して行いますが、かつての“健康ブーム”に乗ってそれぞれ特色のある多くの運動法・体操法が提示されております。筆者が紹介しようと心に秘めている運動法・体操法もその一つですが、その詳細は後に譲るとして、“手の指先から足の指先に至るからだの細部まで注意が行き届くような運動法・体操法”を目指しており、それに則ってからだを動かした後には上に定義した「からだの初期化」と言えるに相応しい効果をもたらしてくれる、という点、他の追随は許さず、と自負しているわけである。
「健康つくり」を考えるに当たって、「運動・体操」についてまず、素人(プロではないという意味です)なりに、基本的なことを抑えておくことにしたい。世にある数多の「運動法・体操法」のそれぞれの特徴を理解する上でも役立つように思われる。まず次の図をご覧頂きたい。Excelによるレーダー図の原図です。

われわれが「運動・体操」を通じて達成しようとする健康上の目標は、筋力、持久力、瞬発力および柔軟性の向上、さらに平衡感覚を養うことに要約できるように思われる。これらを「運動の効果」として図の下側に挙げた。それらの各目標を達成するのに主に関わると思われる運動法・体操法を「運動の種類」として、図の上側に目標項と対向線で結んで反対側に示してあります。ここに挙げた「運動の種類」を代表する体操法としては、ウェイトトレーニング:ダンベル、足腰鍛錬:ジョギングや散歩、弾性ストレッチング:ラジオ第一体操、静的ストレッチング:ヨガ、上半身鍛錬:水泳、片足立ち:太極拳を想定しています。
以後、この図をベースにして、素人が、それぞれ自分が日常に行っている運動・体操の意義を考え、あるいはこれから健康のため運動・体操を始めようとする際に参考となればと思って提示しました。(つづく)