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「“普通の恋愛”ができなくなった」 モデル並みの22歳美女が、彼氏よりもパパ活を優先するワケ

2021-02-27 15:30:00 | 日記

下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です


現実の話かと錯覚するほどリアリティある小説『彼女のスマホがつながらない』(小学館)。パパ活をするお嬢様女子大生、殺人事件を追う警察官と週刊誌編集者――。過去と現在の2つの時間軸で描かれたミステリーだ。
 著者の志駕晃さんは、同作でパパ活や奨学金制度に潜む貧困問題に目を向けたと言う。志駕さんに話を聞いた。
◆ ◆ ◆
「モデルのような美人が、5万円で――」
――『彼女のスマホがつながらない』ではお嬢様大学に通う女子大生が登場します。彼女たちの「パパ活」というお金の稼ぎ方が印象的でした。
志駕 パパ活は3年程前から広がった言葉。男性と食事や性交渉をしてお金をもらうシステムで、相手が既婚者であることがほとんどです。愛人のような立ち位置で、相手がお金持ちだと、時には海外旅行へ連れて行ってもらえることもあるんです。そこだけクローズアップすると、女性にとっては楽しそうに感じられ、惹かれるのかもしれませんね。
――小説を書く上で、パパ活の取材もされたそうですね。
志駕 一昨年の秋からいろんなところに取材に行きました。というのも、パパ活って「食事だけ」「性交渉あり」などさまざまなパターンがあるんです。言葉として広い意味を持つので、取材も多岐にわたりました。
 私は主に高級交際クラブを取材していて、パパ活をしている20代の女子大生など、約10人に話を聞きました。どの子もキャバ嬢などの夜の街っぽさはなく、美人で受け答えもしっかりしていて、性格も明るい魅力的な子が多かったですね。でも突っ込んで話を聞くと、「体の関係アリは5万円でーー」という話になる。正直、ぎょっとします。
 今回、パパ活をする女子大生を小説に登場させたのにはいくつか理由があります。一つは『女性セブン』の連載小説企画だったから。同誌の読者は30代後半から60代の女性が中心。パパ活というテーマは「自分の娘がパパ活をしたら」「もし、若い頃にパパ活があったら」と興味を持っていただけるのではないかと思いました。
 また、パパ活の背景には女性の貧困問題があります。これはデビュー作の『スマホを落としただけなのに』(宝島社)から、私が興味を持って調べている分野でした。
 現代の日本女性は、昔に比べると奨学金返済に苦労したり、派遣社員などの不安定な雇用が増えたりして、都内で独り暮らしするには厳しい状況に陥っています。そこを描きたいと思ったんです。
彼氏よりもパパ活を選ぶ 母子家庭で育った女子大生
――女性が18歳以上であれば、性交渉でお金をもらう、いわゆる売春であっても刑罰に当たりません。一方で、既婚者のパートナーにばれると不倫として金銭を要求される可能性はありますね。
志駕 そうですね。ただパパの奥さんにばれたとしても、大学の同級生など彼女たちの周りの人間には本人が言わなければばれないんじゃないでしょうか。
 彼女たちが公にされて困るのは親や大学です。事が大きくなれば就職にも響きますから。『彼女のスマホがつながらない』(小学館)
――なるほど。では注意すれば、ばれるリスクは少なく過ごせそうですね。
志駕 時にはばれますけどね。相手として多いのは、一緒にいる時間が長い彼氏のようです。
 取材した22歳の女子大生は、彼氏にばれて一度はパパ活をやめた方でした。彼女は彼氏とのお付き合いを優先したのですが、彼が疑心暗鬼になってしまい、DVっぽく責められることが続いたそうです。
 でも彼女が何よりも困ったのはパパ活をやめたことで減っていくお金です。生活にも影響が出て、とうとう「彼氏と付き合っていてもお金は増えないし、メリットがないから」と、別れてしまう。そしてパパ活を復活させるんです。
「普通の恋愛ができなくなった」
 彼女はそう言って、将来について不安そうにしていました。それに就職希望でしたから、パパ活をやめた後、社員としての収入だけで生活をコントロールできるか、わからない様子でしたね。
――その女性はなぜパパ活を始めたんですか?
志駕 奨学金が理由です。大学に進学した後、奨学金の返済や生活費でお金に困ったそうです。でも、母子家庭で育ったから、母親に経済状況を打ち明けて頼ることができなかった。かといって、バイトに明け暮れると学業についていけなくなります。
 そこで最初に選んだのが高い時給をもらえるキャバクラでした。でも肌に合わなくて、ラウンジに勤め先を変えーー。そこでお客さんに誘われて愛人のような関係になり、やがて本格的にパパ活に手を出すようになったんです。
――パパ活にたどり着くまでがあっという間ですね。
志駕 こういう話って、パパ活をしている女性と話すと普通に出てくるんですよね。
 私自身、最初はパパ活に対して、どこか信用できない気持ちを抱えていました。でも実際に話してみると、いままで出会ってきた女性と変わらない方たちばかり。そこに、パパ活に手を出さないと生きていけない切実さを感じましたね。
 もし私が、彼女と同じ立場だったら「パパ活はやらない」と断言することができない。そのくらいお金に困っている現状があるんだと思います。
アプリを使ったパパ活で、より下層へ利用が広がった
――女性たちはどういう場所でパパ活相手と出会うんですか? 
志駕 交際クラブやアプリ、以前はラウンジもありました。キャバクラよりラウンジの方が、時給が高くて私服で出勤できるため、女子大生のアルバイト先として人気だったようです。そこで「パパ活をやらない?」と声をかけてくる人がいて、始まっていきます。
 交際クラブもラウンジも、男性側に面接などを行うため比較的人となりがわかっているし、すごく貧乏な人は少ないから危険性が少ないでしょう。まあ、男性が嘘をついて入会している場合もあるので、絶対とは言い切れませんが……。
 一方で、アプリは危険ですね。金銭的なトラブルは交際クラブなどでも起こり得ますが、暴力や殺人事件などは圧倒的にアプリの方が多い。匿名性の世界だからです。
 私は、パパ活というシステムがより下層に向けて広がりを見せていると感じます。
 女性とは、出会うだけでもアプリで5,000円~1万円(取材当時)、交際クラブは入会金と紹介料を支払います。支払い金額も交際クラブやラウンジに比べて、アプリの方が低い設定ですし、ほぼ援助交際のような形で広がっているのではないでしょうか。
「アプリでできるなら手軽だ」と感じる方もいるでしょうが、むしろそこまでやらざるを得ない女性が増えてしまったと捉えるべきでしょう。
――アプリ利用者についても取材はされたんですか?
志駕 そうですね。話を聞きたくて2~3回ほどアプリを使って接触しようと試みました。でも、日時のセッティングができた後に相手からキャンセルされるんです。
 そういう場合、すぐに別の女性との時間をセッティングできるかというとそうではありません。無理やり会おうとすると、援助交際を目的とした女性とぶつかる可能性もありますから、なかなか難しいです。
――なぜキャンセルされたんでしょうか。
志駕 パパ活をしている女性には、たいていレギュラーのパパがいるんです。
 彼女たちは、スケジュールの空いている日に保険として、アプリなどで会う「都度パパ」との約束を取り付けておく。そこへレギュラーパパから連絡があれば「都度パパ」の方をキャンセルするんです。
 当日も、私と会うよりも好条件のパパが現れたのでしょう。
 一方的に約束を反故にされるし取材にもならないし、なんだか悲しい気持ちになってアプリの取材は断念しました。
コロナ禍で医者のパパが減り、CAの利用が増えた
――コロナ禍の影響は、パパ活にもありますか?
志駕 パパ活を利用する富裕層への影響はさほど大きくないと思うんです。富裕層はこのくらいの不況で財布はそこまで痛みませんし、人気のある女性との関係は今まで通りです。
 また、パパ活に参入してきた職業としてキャビンアテンダントが増えていると聞きます。人の移動が制限される中、航空会社の対応などで、生活に不安を感じている女性が増えているのではないでしょうか。
 しかしわかりやすく利用が減ったのは職業が医者の男性たち。コロナ禍で医療関係者の忙しさが増したこと、さらには新型コロナウイルス感染症への感染リスクもありますから遊ぶことが難しいんでしょうね。
 さらに人員削減の影響を受けて勤め先がなくなったり、シングルマザーだったりする人の生活苦は切実だと思います。お金が必要な女性はパパ活に向かっていくでしょう。そういう意味で、コロナ禍では経済的に苦しい女性の利用者がより一層、増えていると思います。
――女性たちは、稼いだお金をどのように使っているんでしょうか。
志駕 私が取材をした限りでは、奨学金返済などのためにお金を貯める貯金好きな人が多く、無駄遣いはしていませんね。一人暮らしをしたら、月に10万~20万円って、普通にかかっちゃうじゃないですか。だから男性から50万円をもらっても、パ―ッとは使いません。
 お小遣い稼ぎでやっている子ももちろんいましたが、どちらかというと「親に負担をかけたくない」という理由で始めている子が多いんです。
 ただ、いよいよ奨学金返済の心配もなくなり、貯金も潤沢になった時に、彼女たちがパパ活をやめられるかどうかが一つの分かれ道でしょうね。
 また、やめるきっかけの一つが就職です。キャバクラなどの水商売と同じで、就職した後に社会人として普通の生活を送れるかどうかが、彼女たちの人生を左右しています。


酒井順子「高齢者の一人暮らしは不幸」は本当ですか?

2021-02-27 13:30:00 | 日記

下記の記事は日経ARIAからの借用(コピー)です

「家族終了」、老後の不安にはどう向き合えばいい?
―― 前回の「親孝行交換、家族の愛情は『掛け捨て型』」では、「強制力が働かない時代だから、家族は続きにくくなっている」と話されました。女性は男性より長生きなので、結婚していても「人生の最後は一人」という将来を迎える確率は高くなりそうです。「家族終了」後、老後の孤独に対する不安とは、どう向き合えばいいでしょうか。
酒井順子さん(以下、敬称略) 確かに一人暮らしで老後を迎える女性はこれから増えていくでしょう。ただ、高齢者の一人暮らしを全面的に「気の毒だ」とネガティブに捉える必要はないと思っています。
 体に自由が利かなくなったとき、身内に面倒を見てもらいながら暮らすのと、不便を承知で一人で暮らすのと、どちらがいいかといったら、私は迷わず後者を選びますね。それで多少寿命が縮まろうとも、いつも誰かに気を使って「ごめんね」と小さくなって生きるより、どれほど行動がゆっくりになろうと、他人の目を気にせず暮らすほうが、私には合っている。見られていなければ「みっともない」とも「恥ずかしい」とも感じませんから。誰にもみとられずに亡くなる人はいますが、本人はそれほど不幸と思っていないのではないでしょうか。
 「孤独死」という言葉もよろしくないですね。
「死に貴賎なし。孤独死という表現には『上から目線』を感じます」
酒井 たまたま一人で死んだだけで「孤独だから死んだ」のではないのに、まるで孤独が死因であるかのような言葉です。「孤独死だなんて、かわいそう」と上から目線で語ることで、「孤独ではない自分」を確認しようとしているのだと思いますが。一人暮らしで亡くなってもすぐに発見されるシステムさえ確立されればいいのであって、「在宅ひとり死」を安心して選ぶことができる社会になればいいですね。
血縁にとらわれずあらゆる場に「疑似家族」をつくる
酒井 もしも「やっぱり一人は寂しい」と、家族のようなつながりを求めたいのなら……血縁の家族にとらわれず、その場その場で「疑似家族」を積極的につくっていくのもいいのではないでしょうか。
―― 著書の『家族終了』の中でも、酒井さん自身の体験として、血縁家族以外の人との交流からつながりを得ている例をたくさん紹介されていますね。
酒井 そうですね。前回お話ししたような(*前回記事)「他人の親に優しく接する」のも、疑似家族の一つの形。つい先日も、わが家の給湯器が壊れたので近所の銭湯に行ったのですが、銭湯のお隣に旦那さんを亡くしたばかりの母の友人が住んでいることを思い出して、「お風呂のついでにちょっと寄ります」と電話をしてお邪魔しました。
 お仏壇の前でチーンとやって、みかんをいただいて帰って来たわけですが、何となく実家に戻ったような気分になりました。
「共通敵」の出現で「女友達のリユニオン」が始まる
酒井 会社員だった父の部下の方とも、いまだに交流があります。私は今、実家に住んでいるので幼なじみも近くに住んでいて、大みそかに紅白歌合戦を一緒に見るなど、その時々に応じて、「擬似家族感」を味わっています。
―― 大人になるにつれ、幼なじみや学生時代の同級生など、かつての交友関係が変化してしまうことも多いですが……。
酒井 心配しなくても大丈夫。女性は40代から、「女友達のリユニオン」が急速に進みます。子育てがひと段落した主婦の友達が、仕事を再開して自由に使えるお金を得て、一緒に食事に行けるようになったり、旅にも出掛けられるようになったり。
 「働いている・いない」「子どもがいる・いない」といった属性の違いでしばらく疎遠になっていたとしても、40代半ばを過ぎると「更年期」「親の介護」「墓問題」といった共通話題が登場し、再び女同士を結び付けてくれるものです。
 「加齢」が連れてくるいくつもの敵に、いかに立ち向かうか。人生後半に起きるネガティブな変化が、「友人関係の再構築」というポジティブな変化も生んでくれると実感しています。
「学生時代の女性の友人関係は、30代までは不安定。でも、その時に無理して連絡を取り合わなくてもいいのではないでしょうか。40代半ばすぎから『リユニオン』が進みますから」
「家族終了」後の出会いはお稽古事で
酒井 新たな出会いを求めるなら「お稽古事」がおすすめです。年を取るとなかなか自分の成長を感じられないものですが、「先生に習う」という場に身を置くだけで新鮮な気持ちに。
 「上達したい」という前向きな目標を共有する生徒仲間とは、楽しい交流が始まりやすいと思います。私は料理教室に15年以上、卓球教室に10年……。 実は今日もこの取材の前、午前中に墓参りと卓球のレッスンを済ませてきたところです(笑)。
―― 旧来のイエ制度を守る墓参り道具と、新しい交流につながる卓球道具と。ある意味対照的な二つの道具を一つのリュックに詰め込んでいる今の酒井さんは、まさに「家族終了とそれから」を象徴するような暮らしをしているのかもしれないですね。
取材・文/宮本恵理子 写真/洞澤佐智子    * 

酒井順子
さかいじゅんこ
1966年、東京都生まれ。高校在学中から雑誌にコラムを発表。立教大学卒業後、広告会社勤務を経て執筆に専念。2004年に『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞し「負け犬論争」を呼び起こす。著書に『ユーミンの罪』


《天皇陛下がついに“眞子さまご結婚”に言及》小室圭さん「一時金だのみ」の消えない疑念

2021-02-27 11:00:00 | 日記

下記の記事は女性自身オンラインからの借用(コピー)です

天皇陛下も「多くの人が納得し喜んでくれる状況に」と発言
「眞子内親王の結婚については、国民の間でさまざまな意見があることは私も承知しております。このことについては、眞子内親王が、ご両親とよく話し合い、秋篠宮が言ったように、多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております」ついに天皇陛下が眞子さまのご結婚問題に言及された 共同通信/JMPA
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 天皇陛下は2月23日の誕生日を前に同19日に行った記者会見で、秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんのご結婚問題について、宮内記者会の質問に回答する形でこう言及された。
 皇室担当記者が語る。
「この『多くの人が納得し喜んでくれる状況になることを願っております』というご表現は、秋篠宮さまが2018年11月の誕生日会見で眞子さまのご結婚問題について『多くの人がそのこと(=小室家の金銭トラブルへの対応)を納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちは、いわゆる婚約に当たる納采の儀というのを行うことはできません』と述べた上で、昨年の誕生日会見でも『決して多くの人が納得し喜んでくれている状況ではない』と改めて述べられたことを踏まえられたものです。
センシティブな問題に陛下が“沈黙”を破った意味2月19日に行われた、誕生日に際しての天皇陛下の会見 宮内庁提供
 天皇陛下は皇太子時代、皇室制度やご家族の問題などセンシティブ(繊細)な問題についての質問には、一貫して『発言を控えるべき』『発言は控えたい』などと回答されてこられました。しかし、眞子さまのご結婚問題については秋篠宮さまのご発言を引用する形ではありますが、敢えて発言をされたわけです」
 眞子さまは昨年11月に公表したお気持ちの文書の中で、天皇陛下が「私の気持ちを尊重して静かにお見守りくださっている」と綴っていた。今回はその“沈黙”を破るかたちで、ご発言されたことになる。
「皇室の家長」の言葉が重い理由
「これは国民の理解を得られるように努力しなさいと眞子さまに促されたとも受け取れるのです。皇室は天皇を頂点とした家父長制度的な慣習を残しており、女性皇族はご結婚で皇室を離れるのを前に『朝見の儀』に臨み天皇にお別れの挨拶をします。黒田清子さんは当時天皇だった父の上皇陛下に挨拶をされましたが、高円宮家の次女・千家典子さんも三女の守谷絢子さんも上皇陛下に挨拶をされています。上皇陛下は典子さんや絢子さんにとっては祖父の兄のご長男です。秋篠宮は2018年の会見で、「多くの人がそのことを納得し喜んでくれる状況、そういう状況にならなければ、私たちはいわゆる婚約にあたる納采の儀というのを行うことはできません」と発言 JMPA
 一般的には遠縁ですが、皇室の家長という立場で天皇陛下は眞子さまについて、今や静かに見守っているだけではいられないとの考えに至られたのではないでしょうか」(同前)
 眞子さまは前出のお気持ちの文書で小室さんとのご結婚について「生きていくために必要な選択」と言明され、秋篠宮さまはご自身の誕生日会見で「結婚することを認める」と応じられた。未だに小室家から国民に向けて納得のいく説明はなされていないが、婚姻関係が結ばれること自体は“既定路線化”されたと見る向きは多い。婚約内定会見での小室圭さんと眞子さま(2017年9月) JMPA
眞子さまの「週3勤務」だけでは心許ない
「それにしても、おふたりはご結婚後、どうやって生活していくつもりなのでしょうか。眞子さまは、東大が所蔵する学術標本などを展示する施設『インターメディアテク』で特任研究員として働いており、最長で2024年3月31日まで勤務がお出来になるそうです。ただ、週に3日程度の勤務というその収入だけでは心許ありません。
 小室さんは今年5月に米ニューヨークのフォーダム大学ロースクールを卒業し、7月に実施予定の現地の司法試験に臨むとみられています。秋には合否が判明するようですが、合格しただけでニューヨーク州の弁護士資格が得られるわけではないと聞きます。また、日本で弁護士登録をするにも米国で3年以上の実務経験が必要となるなどとされているそうです。小室さん自身の手でおふたりの生計を立てるには、まだまだ時間がかかる可能性があるのです。
「皇女」制度も夢と消えた?
 菅義偉政権は自民党の支持基盤の一つである保守派が忌避する女性宮家創設の代替案として、女性皇族が結婚により皇室を離れても、皇室の公務を担えるように『皇女』と称する特別職の国家公務員になる制度の構築を検討しているとされています。ただし、菅政権は新型コロナウイルス感染症の流行に翻弄され続けており、とてもではありませんがそうした皇室制度に関わる問題を議論する余裕はありません。2020年12月の佳子さまの誕生日に際して公表された眞子さまとの写真(宮内庁提供)
 ようやくワクチン接種も始まりましたが、ワクチン確保の問題や変異ウィルスの感染拡大など課題は山積みで、眞子さまと小室さんが30歳の誕生日を迎える今年の10月までに、皇女制度はおろかコロナ対応にも目途が立つというには程遠い状況です。眞子さまと小室さんが年内に入籍したとしても、やはりどうやって生計を立てていくのか、全く見えてこないのです」(同前)
結局は「1億5000万円の一時金」しかない?
 眞子さまはご結婚で皇室を離れるに当たり、元皇族としての品位を保つために最大で1億5000万円を超える一時金を手にされる可能性がある。そうなると、やはり当面の生計を立てる術はこの資金しかないということになろう。小室圭さん JMPA
「眞子さまのご結婚について反発する声が国民の間に根強い背景には、小室さんの母・佳代さんの元婚約者に対する小室家の冷徹に見える対応や3年間に亘ってしっかりと説明責任を果たしてこなかった事実があります。ですが、やはり最も大きいのは小室さんが一時金をあてにしているのではないかという疑念です。
 この一時金の原資は国民の税金であり、一時金はまさに皇室の尊厳を維持するためのものです。天皇陛下が、ご発言を控えるのではなく敢えて発言をされた背景には、一時金の支給には一点の曇りもあってはならないとのお考えがあるのではないでしょうか。そういう意味で、天皇陛下は今回、眞子さまだけではなく、弟の秋篠宮さまにも国民の理解が得られるよう努力しなさいと促されたとも受け取れるのです。天皇陛下の記者会見 宮内庁提供
 天皇陛下の誕生日会見でのご発言は、秋篠宮さまのご発言をトレース(なぞる)しただけのもののようにも見えますが、皇室の尊厳を守るという天皇陛下の強い思いが隠されているように思えてならないのです」(同前)


「遅寝遅起き」コロナで増加? 日光とリラックスがカギ

2021-02-27 08:30:00 | 日記

下記の記事は日本経済新聞オンラインからの借用(コピー)です

夜更かしして朝起きられず、生活に支障が出ているなら「睡眠相後退障害」かもしれない。2020年には同様の症状に悩む人が多かったとの調査もあり、新型コロナウイルスの流行による生活の変化が影響したとみられる。朝に日光を浴び、夜は強い光を避けリラックスするほか、必要なら病院を受診するのもよい。
睡眠相後退障害は極端な遅寝遅起きが続き、遅刻するなど生活に支障が出てしまう病気だ。日中に強い眠気を感じることもある。患者は10~30代が中心で、多くは遅い時間帯に寝る方が自然な「夜型」の人だ。
東京都在住の男性(33)は睡眠相後退障害の患者の一人だ。高校時代から寝るのが遅く遅刻続きだった。就職後も同様で休職を余儀なくされ、5年前にこの障害と診断された。現在は朝日を意識的に浴びるなどし、治療薬も活用して仕事も続けている。
男性の治療にあたる東京医科大学病院の志村哲祥兼任講師は「新型コロナの流行などがきっかけで、睡眠リズムの不安定だった人が睡眠相後退障害を再発している」と話す。
医師などで作る「ウーマンウェルネス研究会」は20年7月、首都圏の20~50代男女約900人にインターネット調査を実施した。新型コロナの感染拡大後、睡眠の質が悪化した人に原因を聞くと、約4割が「遅寝遅起きの習慣化」をあげた。監修した国立精神・神経医療研究センターの栗山健一部長は「睡眠相後退障害の患者が増えていると思われる」と話す。
背景には、テレワークの増加など生活の変化があるという。人はもともと遅寝遅起きになりやすいが、朝に日光を浴びて体内時計をリセットすると、夜にほぼ同じ時間帯に眠気を感じるようになる。だが外出自粛などで、外よりも暗い室内にいる時間が増えると体内時計がずれて遅寝になりやすい。運動不足で血行が悪くなるのも入眠を妨げる。
新型コロナの流行が収まると、再び出勤中心になる企業もあった。テレワーク中心で遅起きが習慣になると、いざ出勤するときに早起きに戻しにくい。「感染や生活への不安といったストレスも睡眠に悪影響を及ぼしやすい」(栗山部長)
どう対処したらよいか。栗山部長は「起床後2時間以内か、遅くとも午前中に計30分程度屋外で日光を浴びるとよい」と話す。室内にいる場合は窓際で日を浴びるのもおすすめだ。
夜は強い光を避け、リラックスして入眠しやすくする。パソコンやスマホ、テレビなどの使用は避ける。睡眠に詳しい日本大学の鈴木正泰教授は「寝る2~3時間前にはスマホなどをやめ、寝る90分前くらいに風呂に入るとよい」と話す。
夜遅くまで仕事をするのも、緊張が解けず入眠しにくい原因になる。栗山部長は「日本人は勤務時間外でもメールを返しがちで、ある意味大問題だ」と、睡眠への悪影響を指摘する。
志村兼任講師はリラックスの方法として「筋弛緩(しかん)法」を勧める。体の部分ごとに力を入れ、ぱっと力を抜く動作を繰り返す。毎日続けると緊張をとりやすくなるという。
改善しない場合は、病院受診も検討するとよい。睡眠障害は一般に精神科で扱うことが多い。ただ睡眠相後退障害は精神科医の中でも認知度が低く、診断できる医師が多くはない。このため、睡眠外来や睡眠センターの受診がおすすめだ。日本睡眠学会がホームページで公表している「全ての睡眠障害に対応できる」と認定する病院などを参考にしたい。
病気の見分け難しく 診断重要睡眠相後退障害は、同じ睡眠障害の不眠症と違い、一度寝れば十分な睡眠時間が取れるのが特徴だ。朝起きられないのはうつ病などを患っている人にも多い。うつは気分が沈む病気で、睡眠相後退障害の症状とは異なる。ただ、うつと睡眠相後退障害を同時に発症することはあり、それぞれの対処が必要だ。生活に支障をきたす期間が短いと入眠障害や覚醒障害といった診断名になるが、「治療法は基本的に睡眠相後退障害と同じ」(志村兼任講師)という。
睡眠相後退障害に悩む人は10代では数%、成人では0.1~1%ほどいるとされるが、「医療の対象になることがあまり知られていない」(鈴木教授)という。家族など周囲の助けがあれば治療しやすいが、一人暮らしで発症すると、医師への相談や治療につながりにくいので注意したい。