皆さんと一緒に考えましょう

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

「ママ友」「姑」「夫婦の関係」…悩める妻たちを救った、夫の「神対応」とは。

2021-02-09 15:30:00 | 日記

下記の記事はLIMOからの借用(コピー)です

夫婦やパートナーと過ごす年月が長くなると、相手への愛情や感謝、気遣いの言葉などを、改めて口にする機会は少なくなりがちです。
しかし、子育てやママ友関係、親戚付き合いなどで悩みを抱えたり困難な状況に陥ったりしたとき、他ならぬ夫から告げられたひと言によって救われたと語る妻たちもいます。
今回は、そんな妻たちの胸を打ち窮地を救ってくれた、夫の神対応にまつわるエピソードを3つご紹介します。

夫の神対応 その1:「陰湿なママ友いじめ」で妻の気持ちが追い込まれた、そのとき。
Aさんの場合
Aさんは、子どもの習い事先のママ友たちから陰湿な集団いじめにあっていました。そのきっかけは、娘がキッズダンスの発表会でセンターに抜擢されたこと。
「家族でピクニックに行ったりママたちだけでお茶をしたりするくらい仲良しだったメンバーがいたのですが、娘が発表会で一番目立つポジションに抜擢されると、露骨にグループ内で私へのいじめが始まりました。
LINEのグループトークではまるで私がいないかのようにランチの約束や習い事についてやり取りしていて、見ていてすごく辛かった…。さいしょは、「私の側が、みんなに何か誤解を与えてしまったのかもしれない、それさえ解ければきっとまた仲良くしてもらえるはず」と思っていました。でも、ママ友からのいじめはその後もエスカレートし、次第に私の要旨を侮辱するような会話まで。ついに娘も他の子供たちから仲間外れにされるようになりました。
娘は、それでも発表会を頑張りたいというので、習い事は辞めずに通い続けました。でも、レッスンのたびに大きな声で悪口を言われ、娘が涙を流している姿を見て、私も精神的に参ってしまいました。そして、ついに夫へすべてを打ち明けたんです」
そのときのAさんの夫の対応は、Aさん本人が圧倒されてしまうほど毅然としたものだったといいます。
「これまでの経緯を聞き、私への誹謗中傷の言葉が飛び交うLINEのトーク画面をみた夫は怒り心頭で、すぐに『Aの夫です。こちらでのやりとり及び妻と子供に対する皆さんの言動は、明らかに一線を越えているものと判断します。法的措置も検討しておりますのでご承知おきください』と書き残し、グループから退会してくれました。その後も迷わず引越しを決断してくれて、本当に心が楽になり、引っ越し後は穏やかな気持ちで生活できています」
夫の神対応 その2:過干渉な姑にひと言「これが俺たちのやり方だから」
Bさんの場合
昨年に第一子を出産したばかりのBさん。義理の両親にとっては初孫だったこともあり、特に姑はとても喜んで、お祝いや労いの言葉をたくさんかけてくれたそうです。
「里帰りから戻って自宅での生活が始まってからも、義母は週末のたびに手伝いに来てくれて、初めての育児と家事の両立に苦戦していた私にとっては、とてもありがたいことでした。
でも、孫かわいさゆえなのか、次第に『あれはだめ、こうしなさい』と育児へ口を出してくる機会が増えていったんです。
 肌荒れするからほっぺたに触っちゃだめ、風邪をひいたらいけないから足を冷やさないように常に靴下を履かせなさい、離乳食の味付けが濃すぎてだめ…。
訪ねてくるたびにあれこれ細かく指摘されるのでストレスが溜まって、いつからか週末がくるのが憂鬱になっていきました」
耐えかねたBさんは、思い切って正直な気持ちを夫へ伝えたそうです。すると夫はその場で姑へ「そろそろ週末も家族で出かけたりするようになるから、これまでみたいに毎週は来てくれなくていいよ。また俺たちのほうがそっちへ行くようにするから」と電話をしてくれました。
そのうえで、「しんどい思いをさせていたことに気づけなくてごめん。今週末は俺が子供を見ているから、気晴らしに出かけておいで」と言ってくれたそうです。「その週末、子供を夫に任せて久しぶりにひとりで過ごす時間を満喫しました。
気になっていたカフェに行ったり、ウインドウショッピングをしたり…。ところが、良い気分転換になったな、また明日からも頑張ろう、と留守を預かってくれた夫に感謝しながら家に戻ると、なんとそこには姑がいたんです。
唖然とする私に向かって姑は、『こんな小さな子供を置いて母親がひとりで遊び歩いているなんてどういうつもり!?』と玄関先で怒鳴りつけてきました。思いもよらぬ事態に私が固まっていると、今度はその背後から夫が『いい加減にしろ!』と姑を一喝。続けて『これが俺たちの子育てのやり方なんだ。ふたりで頑張っていきたいから、お袋はもう口を出さないで、黙って見守っていてくれよ』と訴えると、姑は何も言わずに帰っていきました。
自分の母親に対して強い言葉で訴えてくれたことで夫は私の味方なんだと思えて、とても心強く、嬉しかったです」
夫の神対応 その3:闘病サポートに疲れた心を包んでくれたのは…
Cさんの場合
Cさんの夫は、病気のために長期間の入院生活を送っていました。お金の心配や看病疲れから、心身ともに消耗しきっていたCさん。そんな彼女の気持ちを救い上げてくれたのは、他ならぬ夫のひと言だったといいます。
「ままならない状況に歯がゆい思いをしているのは私だけではないと分かってはいたのですが、ついつい夫に対して愚痴っぽくなったり、冷たい態度をとってしまう増えていました。
その日も、生活が苦しいことに対する文句をこぼしていたら、『苦労をかけて本当に申し訳ないと思っている。でも俺は君と出会えて幸せだ』って…。
なんだか自分が情けなくなったし、夫のことを愛おしく、大切に思えました。『俺は幸せ』という言葉がとても嬉しかったし、ふたりでこの困難を乗り越えていこうと前向きになれました」
おわりに
長年連れ添った妻や夫は、空気のような存在。だからこそ、改めて感謝や愛情を伝えることに、照れくささを感じてしまう、という人が多いのでしょう。
夫からのひと言で、塞ぎ込んでいた気持ちや辛い状況から救われた3人の女性たち。自分の伴侶がいかに大切な存在であるかを改めて実感し、夫婦仲もより深まったといいます。
パートナーが辛い思いをしていたり、困難な状況にあったりするときは、いつも支え合うことができる、そんな関係の夫婦でありたいですね。


私に定年はない 90歳の「世界最高齢」総務部員

2021-02-09 13:30:00 | 日記

下記の記事は朝日新聞デジタルからの借用(コピー)です


90歳の大阪の女性がギネス世界記録に認定された。「世界最高齢の総務部員」として。64年間、ネジの専門商社で働いてきた。「私に定年はない。私には未来がある。あしたのために今をたくましく生きるんです」。力強さはハンパじゃない。
パソコンで経理も庶務も
 「ただただ、びっくり。当たり前のことを積み重ねてきただけです」。昨年末、大阪市西区のサンコーインダストリーであったギネス記録の認定式。壇上の玉置泰子さん(90)がサプライズに驚きながら、明るい声を響かせた。
 430人余が働く会社の総務部で、パソコンを使って経理や庶務を担う。「言葉をよく知る大先輩」と信頼は厚く、得意先への礼状や優秀社員の表彰状の文面も考える。
ここから続き
 勤務は午前9時~午後5時半。新型コロナで今は午後4時までに短縮され、月2回の「コロナ休暇」もある。だが、ほんの2、3年前までは朝7時に出社し、終業後もみんなの帰りを見届けた。
ヨガをしてから「BMW」で出勤
 目標をクリアするのが楽しくてたまらない。だから、仕事をやめようと思ったことがない。60歳の定年を迎えたときもそうだった。「自分の席で死にたいと言われてますから」と上司の佐藤宏彦部長(47)。定年後は、本社から出向する形で1年ごとに契約更新を続ける。会社には80代前半の社員もいる。
 大阪府豊中市で三つ下の妹と暮らす。朝5時半に起きてヨガを30分、般若心経を3回唱える。「BMWで1時間かけて通勤しています」。バス(Bus)と地下鉄(Metro)に乗り、駅から歩く(Walk)。「B・M・Wでしょ」。おちゃめに舌を出す。
 入社は1956年。社員20人だった会社の「生きざまと合わせて生きてきた」。70年の大阪万博の好景気にのった後、石油ショックで売り上げが減ったが挽回(ばんかい)。90年代のバブル崩壊、2008年のリーマン・ショックも「ピンチのときこそ伸びるもんや、と一つになって乗り越えた」と振り返る。20年以上前にパソコンが入ったときは、ワープロも表計算ソフトも独学でものにした。
 「人の役に立つために働く」という信条は10代のころから。15歳で父を亡くし、きょうだい3人を進学させる責任を感じた。商業高校を出て、家族のためにずっと仕事をしてきた。
 今は、社員一人ひとりのために力を尽くしたい。40歳で課長に昇進したときは、つまずきもあった。理想が高く、部下に細かく注文をつけ、反発された。ある日、残業を頼んでも誰も残らない。みなの湯飲み茶わんを洗いながら考えた。「偉そうに上から言ってもダメ。勉強の場を与え、成長できるようにしよう」
 教育信条は「守・破・離」になった。見て覚える「守り」。自分流にやってみて「破り」、納得できたら先輩から「離れる」。3本柱で後輩を育てた。
読書も漢字検定もゲームも
 人生の師匠――。総務部員の上茂(うえしげ)裕美さん(36)は14年間ともに働き、そう慕う。「50歳以上、年が離れていても線引きしない。野球大会の応援、送別会も皆勤。社員の名前をみんな覚えてくれている」。武藤麻古課長(43)も尊敬のまなざしだ。「本をたくさん読んでいて、知識がすごい」
 新入社員は研修で、玉置さんの薫陶をうける。会社の歴史の「語り部」として、「贈る言葉」を投げかける。昨春は――。
 〈らせん階段を上るようにして目的地にたどりつきたい。一段上るごとに見える景色が変わってくる。次へ期待や希望が生まれる。知らない世界への興味が生まれる。目的地に着いた時、きっと信じられないほど成長した自分に会える〉
 毎年違う言葉を贈ろうと、本や新聞でネタを仕入れ、気に入った言葉を手帳に書きとめる。全集をそろえ、読み返す。開高健や宮尾登美子のファンだ。漢字検定の準1級に挑むかと思えば、カードやマージャンのゲームも。「勝負事が好き」と目を輝かせる。
 「結婚はしなかったけれど、会社というすばらしいパートナーに出会えた。宇宙に私はただ一人。どこまで行けるか、がんばってみます」。すがすがしい。(河合真美江)
ますます増える現役シニア
 「人生100年時代」といわれるなか、シニアの働き手は増えている。厚生労働省の「高年齢者の雇用状況」によると、従業員31人以上の企業の常用労働者は約3234万人(昨年6月1日現在)。このうち60歳以上は約409万人で、前年より約23万人増えた。10年前と比べれば約167万人増と、右肩上がりだ。
 この調査による企業の受け入れ態勢をみると、66歳以上が働ける制度があるのは33・4%。前年より2・6ポイント増えた。中小企業(従業員31~300人)では34・0%(前年比2・6ポイント増)、大企業(301人以上)は28・2%(同2・9ポイント増)で、中小企業のほうが進んでいる。
 高年齢者雇用安定法が改正され、4月からは70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となる。現役のシニアはますます増える。


眞子さま 新婚生活のモデルは「ねぇね」と慕う黒田清子さんか

2021-02-09 11:00:00 | 日記

下記に記事はNEWSポストセブンからの借用(コピー)です


宮内庁への抗議の電話が鳴り止まない日々が続いている。
「多くは“小室圭さんは眞子さまのお相手にふさわしくない”というものです。金銭トラブルを抱える上、何年経ってもちゃんと説明できない人は、皇族のお相手として祝福できないということでしょう。“結婚の一時金を支払うべきではない”という声も少なくありません。税金が小室家側にわたることに嫌悪感を持たれているのです」
 ある宮内庁関係者はそう頭を抱える。昨年11月、秋篠宮さまは長女の眞子さまについて「結婚を認める」と表明された。続く12月には宮内庁の西村泰彦長官が小室家側に「説明責任」を求めた。裏を返せば、小室さんが必要充分な説明さえすれば結婚に障害はない、ということだ。
「もともと結婚を疑っていない眞子さまですが、いよいよ、式の日取りはどうするか、納采の儀はどうするか、儀式に必要な小室家側の使者はどうするかなど具体的に考え始めていらっしゃるでしょう」(皇室ジャーナリスト)
 もちろん、結婚直前の若い女性が、儀式のあとの新婚生活について、あれこれと夢見ないわけはない。
「眞子さまは、“ねぇね”と慕う黒田清子さん(紀宮さま)を、ご自身の“新生活プラン”のモデルにされているでしょう」と語るのは、ベテラン皇室記者だ。清子さんは上皇陛下の長女で、眞子さまにとっては叔母にあたる。上皇陛下の孫世代で最初にお生まれになった眞子さまにとって、「なんでも相談できるお姉さんのような存在」だったという。
「お子さんのいない清子さんからすれば、眞子さまは娘のような存在でもあります。成年皇族としての公務への取り組み方や大学卒業後の勤務先について、眞子さまが清子さんに相談されたこともあったそうです」(前出・皇室記者)
 母の紀子さまとは、ご結婚についての会話がほとんどないという眞子さま。だが、“ねぇね”になら──。

眞子さま 新婚生活のモデルは「ねぇね」と慕う黒田清子さんか

“ねぇね”と慕う清子さんと談笑(撮影・田中麻以/2018年10月、東京・千代田区)

「清子さんは天皇の長女として生まれて、いまは天皇の妹です。眞子さまも、次の天皇の長女であり、将来の天皇の姉ですから、その境遇はほぼ重なると言っていい。また、清子さんの夫の黒田慶樹さんも、小室さんも、どちらも早くに父親を亡くしています。眞子さまにとって、結婚生活を相談できる最適なお相手が身近にいらっしゃることは、ありがたいことでしょう」(前出・皇室記者)
 眞子さまにとってよき相談相手というだけではない。
「宮内庁や秋篠宮家の関係者は、眞子さまのご結婚がとどこおりなく進むように心を砕いています。当然、結婚の手続きだけでなく、眞子さまが降嫁後に安定した生活を送られるようなプランも練り上げられつつあります。そのプランのモデルは、立場がよく似ている清子さんの黒田家にほかなりません」(皇室関係者)
“ねぇね”は眞子さまに、どんな言葉をかけているだろうか。


「卵は1日3個」専門家が最強のスーパーフードと断言するワケ

2021-02-09 08:30:00 | 日記

下記に記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です


夜10時から深夜2時とされてきた「睡眠のゴールデンタイム」は実は無かった、「卵は1日1個まで」も間違った認識……。最新の研究で覆された気になる健康情報をバイタルアナリストの佐藤智春さんが解説します――。
※本稿は佐藤智春『その不調、栄養不足が原因です』(主婦の友社)の一部を再編集したものです。
たんぱく質を減らすと老け見え&オバ体形まっしぐら
体重を落とすために肉を食べないと考えているなら、ちょっと待った! 肉にはたんぱく質がたっぷり。たんぱく質は筋肉や血液、内臓など、体をつくるために欠かせない材料です。たんぱく質が不足すると筋肉量が減り、基礎代謝が落ちるために、逆にやせにくい体質になってしまうのです。
筋肉が少なくなると、やせたというよりもしぼんだ印象になります。また、たんぱく質が足りないと肌の新陳代謝(ターンオーバー)も遅くなり、美容面にもデメリットが生じます。たとえば肌が荒れたり、つめが割れやすくなったり、髪のコシがなくなり抜け毛がふえたり。肉を食べずに体重が減ったとしても、これでは見た目年齢で老けてしまい、残念すぎる結果に。
きれいにやせたいなら、たんぱく質を含む食材をしっかり食べること。肉はたんぱく質だけでなく、代謝をサポートするビタミンB群も豊富です。牛赤身(ヒレやもも)肉であれば鉄も多め。もちろん肉だけに限らず、魚や卵、植物性たんぱく質源の大豆製品も、とり入れましょう。
閉経後に“肉がゆるゆる”になる人が好んで食べているもの
45歳を過ぎるころから、これまではどんなに食べても太らなかった人でも、どういうわけか、腰まわりの肉がパンツの上にのるようになってきます。そして閉経後は、さらに肉がゆるゆるになるという、がっかりな現実が待っています。特に、パンや白米、スイーツ、果物など、糖質を好んで食べる人に多い傾向なので、気をつけましょう。
「食べる量は変わってないのに……」と、納得がいかない人もいるでしょう。でもそれは、年齢を重ねて基礎代謝が落ち、若いころの食事量ではエネルギーが余ってしまった結果です。また、最近では、細胞内のマグネシウムが減ると筋肉の締まりがなくなり、「ポッコリおなか」になることもわかっています。
年齢的に更年期に入り、女性ホルモンが少なくなると、カルシウムやマグネシウムなどの吸収能力が低下し、ミネラルの必要量がふえます。さらに糖質をとりすぎると、ミネラルが代謝に使われて体外に排泄されてしまいます。年齢とともに、たんぱく質とミネラルをしっかり摂取する食事を心がけましょう。
実は心配な息切れの原因2つ
以前は感じなかった息切れの症状には、大きく2つの理由が考えられます。1つ目は鉄不足の可能性です。鉄が不足すると全身に酸素を届ける能力が低下します。その結果、軽い運動でも心臓に負担がかかり、息が上がるのです。
2つ目の理由は、年齢とともに低下する体力と筋力の問題です。特に、デスクワークの人は運動量に比例して、筋力の低下を感じていることでしょう。20歳を過ぎると、下半身の筋肉量は、腕や体幹の筋肉よりも早く大きく減少していくことがわかっています。そのなかでも、大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)は25歳をピークに、60歳には60%まで落ちるといわれています。
下半身の筋力が低下すると、将来、介護が必要な生活が早く訪れる可能性も。いまから、その場ですぐできるスクワット、背伸び、かかと落としなどの運動を意識的にとり入れてみましょう。また、ゆで卵や枝豆など、筋肉の材料になるたんぱく質を含む食材を、おやつがわりに食べることもおすすめです。筋肉をふやすのは、いつからでも遅くはない! あきらめないで。
閉経すると、女性ホルモンの恩恵を受けられなくなる
月経の前後に体調が悪いと感じる女性は多いでしょう。でも、「閉経したら、ずいぶんとラクになるだろう」と考えているなら、それは大きな誤解です。
更年期に入って閉経が近づくと、月経の周期が乱れたり、だらだらとつづいたり……。いつ終わりがくるか明確なサインがないので不安になるし、混乱しますね。しかし、PMS(月経前症候群)は月経前の約1週間で終わるのに対し、更年期は期間が決まっていません。人によっては閉経前後の5〜10年、毎日、さまざまな症状が起こることもあります。
「閉経までは、ゆっくりと」がいいのです。エストロゲン(女性ホルモン)が減少していくとやがて閉経しますが、エストロゲンは自律神経のコントロールに影響し、美容面ではコラーゲンの生成に関与しています。だから、女性ホルモンの恩恵を、なるべく長く受けるほうがトクなのです。更年期は人それぞれで、仕事や趣味に夢中になっていて気づかぬうちに終わっていたというのが理想ですが……。案じすぎず、自然にまかせましょう。
睡眠のゴールデンタイムは無かった!
かつては、睡眠のゴールデンタイムは夜10時から深夜2時といわれてきました。残念ながら、これは過去の定説です。この時間帯に眠ると、肌や髪の新陳代謝が進んだり、若返りのホルモンである成長ホルモンが分泌されたりすると考えられていました。この時間帯を意識して睡眠時間に気をつけてきた人は、少しがっかりしますね。
佐藤智春『その不調、栄養不足が原因です』(主婦の友社)
実は、最新の研究で、何時にベッドに入ったとしても、眠りについてからの3時間に成長ホルモンの分泌が最大になることがわかってきたのです。毎晩10時に規則正しく寝るのはベストですね。しかし、現代人のライフスタイルは昔と大きく異なっているため、就寝時刻を意識しすぎなくていいかもしれません。
女性ホルモンは年齢とともに減少し、肌や髪、骨などが衰えていきますが、それを防ぎ、筋肉量を保ったり、新陳代謝を促したりするのが成長ホルモンの役割です。成長ホルモンの分泌には、眠る時間帯よりも睡眠の質、そして入眠後3時間がカギとなることを覚えておきましょう。
卵は最強のスーパーフード
卵は、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素がすべて含まれている食品です。食事でしかとることのできない9種類の必須アミノ酸がすべて含まれ、たんぱく質源として完璧といえます。コレステロールが高いことを気にする人がいますが、それは大きな誤解! 多くの人は「卵は1日に1個まで」といった、過去のまちがった認識でいるようですが、厚生労働省は2015年に「食事からとるコレステロールは、血液中のコレステロールに影響を与えない」と発表しました。
コレステロールは、私たちの体にとって欠かせない栄養素です。細胞膜や脳の材料はコレステロールであり、女性ホルモンの材料でもあるため、妊娠や出産にも大きく関与します。また、卵黄に含まれるコリンは神経伝達物質の材料で、不足するとメンタル面や記憶・認知機能などに影響が出るおそれもあります。
肌、髪、骨などの新陳代謝にもたんぱく質が重要なカギを握っていますが、日本人はたんぱく質が不足ぎみです。エイジングケアのサポート役としても、卵を1日3個食べることをおすすめします。