化粧品の成分おたく さえぽんの日記 (2017年7月化粧品成分検定1級【上級スペシャリスト認定】所得しました)

毒判定 1~3 ①★の時天然エキス等CAS有
天然×天然素材合成☆彡
or
天然×石油合成?成分名だけでは不明★①

ヨーロッパの代表的なオーガニック認証機関ICEAの認証は基準が低い様です。

2017年10月05日 22時47分44秒 | 化粧品成分 豆知識

世界15ヵ国以上で愛され、全製品がヨーロッパの代表的なオーガニック認証機関ICEAの認証を100%
取得したオーガニックヘアケアブランドです。

このメーカーが販売しているシャンプーの全成分が下記

 

  • 容量/250ml
  • 価格/2800円

 

水、ココイルグルタミン酸2Na、オリーブアンホ酢酸Na、ココアンホ酢酸Na、クエン酸、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、

ココイルグルタミン酸Na、ヤシ油アルキルグルコシド、グリセリン、ベンジルアルコール、安息香酸、ソルビン酸、ゲラニオール、シトロネロール、

リナロール、リモネン、銅クロロフィリンNa、フユボダイジュ花エキス、アマ種子エキス、香料

 全国の美容師も全製品がヨーロッパの代表的なオーガニック認証機関ICEAの認証を100%
取得したオーガニックヘアケアブランドです。

とホームページや掲載誌、メディアで宣伝していますが・・・・・。

しかもカラー剤も認定 

ヨーロッパの代表的なオーガニック認証機関ICEAの認証が極端に低いものなのか?

調べました。

やはり基準が非常に低かったです。

👇

・ナチュラルオリジン(自然由来成分))95%以上
・石油由来成分を使用しない
・動物由来原料を使用しない
・遺伝子組み換えの原料を使用しない
・合成着色料や合成染料を使用しない
・合成シリコンや合成誘導体を使用しない

など厳しい基準が設けられています。

また、使用原料を規制するだけではなく、
各原料の自然界での生分解性まで調査するなど、
環境全体に考慮したラベルと言えるかもしれません。

👆


由来はあくまでも由来

わかった事、多く出回るアミノ酸系の化粧品と大差ないレベルです。

上記シャンプーに至っては天然由来であっても合成値の高いものが多数並んでいます。

シャンプーでさえこのレベルなのにヘアカラー剤もオーガニック認証機関ICEAの認証と言っています。

後日シャンプーの成分解析をしてみます。

By さえぽん

 関連情報 オーガニック世界基準の機関と規定定義は下記12団体のようです(上記ヨーロッパ代表的な認証機関ICEAは世界基準外)

https://www.organictherapy.org/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/cosme/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%83%A1%E8%AA%8D%E8%A8%BC%E6%A9%9F%E9%96%A2/?mobile=1