読書の秋しました。

　「昭和２０年夏、女たちの戦争」（角川書店）梯久美子さん著
近藤富枝・吉沢久子・赤木春恵・緒方貞子・吉武輝子さんの五人が登場します。
　新聞の紹介に載っていましたので、図書館にリクエストしましたら、すぐに届きました。最近、文庫本は目が、辛くなって来ましたので、もっぱら図書館へ行きます。

　副題は（わたしが一番きれいだったとき、わたしの国は戦争をしていた）です。
まさに、私の母親と同じ時代を、生きてきた方々のお話で、感動しました。
ほとんどの方が、書籍を出していて、また図書館へ通うのが、楽しみになってきました。
とくに、吉沢久子さんの「あのね老年って素敵なのよ、私は、いま一人だから自分のために２４時間を全部使っていいわけでしょう。たとえば、ずーっと夕日を見ていてもかまわないの、いいでしょう？
一生懸命生きていれば、いつだって今日が一番いい日。私そう思うんです。」
この言葉に感銘を受けました。人生の秋も、輝いて、毎日いい日でありたいものです。