ファンソン・ライフ

旅日記や太極拳のブログ

初秋の青森、省エネ旅行

2010-10-09 13:08:51 | 青森旅行
高速道路の休日割引(千円)を利用して、9月19日から23日まで4泊5日で青森に行きました。と言っても、片道11~12時間のドライブなので、使えるのは中3日間です。
我が家の車(トヨタ・新型プリウス)は今回、最高燃費32.5キロ/L、走行距離2000キロを、平均燃費25キロ/Lで走り、結果、ガソリン代は約1万円余りでした。






気になるお天気は、行きと帰りのみ雨または曇りで、3日間とも目的地に着く頃には、いつも快晴で、おかげで、下北半島、津軽半島と、市内観光を楽しみました。

青森と言えば、明治の大文豪・太宰治なのですが、「走れメロス」しか知らない程度で、今まで特に興味もなく、今回、行く前に少しでも読んで行かなければ、大文豪に失礼に当たりそうで、「津軽」と「斜陽」を読みました。少し前の新聞で紹介されていた、「恋の蛍 山崎富栄と太宰治」も、とても読み応えがありました。読後感想まで書いていると長くなりますので、また次の機会にでも...。

旅行中は、お天気が良く、海の青さが最高。私は神戸生まれ、神戸育ちなので、久しぶりの海を見てテンションが上がりました。
青森は、日本のアイルランドみたいに、緑が多く海岸線のドライブは快適でした。
とくに龍飛崎に向かう龍白ラインは、「熊注意」の看板がカーブごとに立っていて、森の中を急坂と急カーブがつづき、熊には会わなかったものの、スリル満点のドライブでした。

今回は、朝食付のホテルでしたので、昼食は外食、夜はホテルで自炊と決めて、準備をしてきました。高速道路のサービスエリアで、休憩の度に色んなものを食べ過ぎたので、着いた日の夕食は持参した梅干おかゆ(フリーズ)になりました。次の日は、下北半島からの帰り道に大型スーパーを見つけ、アルコール類と食材を安く買い込みました。卓上IHヒータでお湯を沸かし、レトルトのご飯を15分間、温めている間にビールを飲みながら、買ってきたおさしみをつまみ、家にいる時よりもまったりしました。
次の日は、青森駅の近くにあるデパートに、夕方買出しに行くと、どれも30%引きか、半額になっていました、しかも美味しい。

そのデパートの外でリンゴを売っていました、聞けば産地の人が、今日だけ売りに来たそうで、味は変わらないが、キズや色むらがあるそうで、1つ50円でしたので、おみやげに20個程買いましたが、さすが津軽リンゴは甘くて歯ざわりも良くて、結局帰ってから、ほとんど二人で食べてしまいました。

アスパム(青森県観光物産館)の中で買ったアップルパイも、とても美味でした。青森はリンゴのほかにも、マグロ、にんにく、イカ、ホタテと美味しい物ばかり有るのを初めて知りました。なにせ元は関西人なもので東北方面は弱いのです。
海を見ながら温泉にも行きたいと、下北半島・大間からの帰りに、桑畑温泉に寄り道しました。露天風呂の前は一面、海が広がり遠くに船が...でも、こちらから見えるという事は、向こうからも見えているかも??  ここは少し高台にあり、食事と休憩場所からは、海側が大きくガラスばりになっていて、景色もよく、畳なので、足をのばしてくつろげます。ここのラーメンはラーメン専門店のより、ずっとおいしかったです。温泉の入浴料は一人¥350円です、安い!

3日目は白神山地や日本海にも足を延ばしたかったのですが、朝は雨だったのと、さすがに疲れてきてしまい、シャトルバス(ねぶたん号)に乗って、青森市内観光に行く事にしました。元気な主人は、物足りないようでした。運転は全部、主人の担当で私は横で口だけ参加なのですが、疲れました。私個人的には電車の方が好きです。

ドライブは全体に快適でした。道は走りやすく、各所に道の駅があり、お土産や産地の特産物、手づくりのお弁当など充実していました。私たちのように、高速割引で来る人が増えたのも整備された因の一つかも。
今度は日本の最南端を目指したいそうですが、私は、行くなら飛行機で行きたいです。

終わり。


ニコッとタウンのじゅうにんです。