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理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

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【中露両国間の微妙なズレ】

2013年03月28日 00時00分00秒 | リバティ 学園 幸福実現党 関連  

【中露両国間の微妙なズレ】

    

高木 よしあき 氏 ブログ転載

http://takagi-yoshiaki.net/3784.html

2013/03/26

国家主席に就任後、最初の外国訪問先としてロシアを訪れた中国の習近平氏
は、ロシアのメドベージェフ首相との会談で、
「(今回の訪問)は期待をはるかに超える」、「大変満足している」と述
べたとのことです(※)。

これに先立ち習氏とロシアのプーチン大統領との会談では、共同声明で、
「一方的かつ無制限なMD拡大により、戦略的安定や安全保障を損なうことを
認めない」と米国を非難するとともに、名指しはしませんでしたが日本に
対しても「主権、領土保全、安全など核心的利益に関わる問題では互いに
断固支持する」として牽制しました。

こうしたことから、一見、中露は、対米だけでなく対日でも結束して共闘
していく姿勢を内外にアピールしたように見えます。

しかし、実際は、こうしたアピールが中国側の思惑であり、ロシア側では
少なくともプーチン氏は、中国側の思惑と微妙に距離を取っているようです。

その背景には、ロシアにとって中国は潜在的に敵対関係にあるとともに、
近年は中露国境地帯での中国の影響力が増大してロシアにとっても脅威と
なっており、親日的なプーチン氏が日本との関係改善に動きたいとの思惑も
あるからです。

実際、今回の共同声明には、日本の名指しを避けた他に、中国側が強調した
かったはずの「歴史認識」に関する文言が入っていません。

習氏の訪露が大成功したのであれば、わざわざ強調しなくても誰の目からも
明らかなはずですが、こうしたプーチン氏の態度もあって、
前述のメドベージェフ氏と会談での習氏の発言に繋がったとも取れます。

従って、日本もこうしたロシアからのシグナルを受け取り、戦略的に外交を
展開していく必要があります。

その意味で、親日的なプーチン氏がロシアの大統領であるということは、日本に
とって好機です。

ただし、プーチン氏も一筋縄ではいかない大国ロシアを率いている訳であり、
したたかな外交を展開するので、楽観的にはいかないと肝に銘ずることを忘れては
いけないと考えます。

※:3月23日付産経新聞
http://sankei.jp.msn.com/world/news/130323/chn13032320260007-n1.htm

 




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