無益な批判に終始することをやめ、日本的価値観を全面に掲げた新政治勢力台頭への布石とせよ!!
平成21年8月27日、衆院選も終盤に差し掛かったこの日、東京・有楽町では『幸福実現党』の街頭演説が行なわれた。
《写真中央》
馳せ参じた大勢の聴衆に手を振って挨拶する幸福実現党総裁の大川隆法氏
JR有楽町駅付近では幸福実現党の党員らが党の政策が記されたパンフレットを配布するなどしていたが、その傍らには創価学会を支持母体とする公明党の選挙スタッフらが同じく自党のパンフレットを配布しており、さながら水面下の「宗教戦争」を見るかのような光景だった。
夕暮れ、大勢の聴衆から万雷の拍手で迎えられた幸福実現党総裁の大川隆法氏が選挙カーの上から自民党と民主党の二大政党を徹底批判。
特に圧勝さえ予想される民主党が、そのマニフェストでは安全保障問題に言及していないことに触れ、「外国メディアからは大いに疑問視されている」(大川氏)として、同党の姿勢は通常の国家としては尋常ではないとした。
外国人地方参政権法案に積極的に取り組むとした鳩山由紀夫・民主党代表の姿勢は、在日韓国人や韓国さらにはその背後に控える在日支那人(中国人)そして支那(中国)にとっては歓待すべきものかも知れないが、とりわけ日本の置かれた安全保障問題を客観視しているであろう欧米など他の先進諸国にとっては、次の政権を担うとされている党のマニフェストに安全保障問題が謳われておらず、選挙戦の争点にもならない光景はかなり奇異に映ることだろう。
大川氏は党広報紙の中でも北朝鮮の軍事的脅威が増す中で、自民・民主両党がそうした問題を選挙戦の争点に挙げないことを「卑怯である」として批難。
勝利が確実視される民主党がやれ子育て・教育支援だの税金の無駄づかい根絶だの年金・医療改革だのと口当たりの良いバラ撒き政策をブチ上げ、世間の大多数がそれに押し流されつつある中、北朝鮮への先制攻撃という実に大胆な国家防衛政策を街頭において公言するものである。
その幸福実現党の主要政策は以下の3つ。
1.消費税や相続税、贈与税の全廃という大減税
2.北朝鮮の核ミサイルからの防衛と先制攻撃
3.積極的移民の受け入れで3億人国家を目指す人口増加政策
1と2はともかくとして、3の大量移民受け入れなる構想は治安や文化面での悪影響を憂慮して、これまで「行動する保守」運動として絶対阻止の立場をとってきた私などとは明らかに異なるどころか敵対すべき発想である。
しかし、今衆院選における幸福実現党の出現は「保守・右派」と「リベラル・左派」と称される層、あるいは「富裕層」と「そうではない層」、「左右」そして言い方は悪いが「上下」にとってあらゆる方向性で示唆に富んでいると思う。
その他、大統領制の新設など幸福実現党の構想は日本国の行く末を考える上で、非常に危ういとも思われる部分もあるが、果たしてそれをただ批判しているだけで良いのだろうか?
例えばの話、幸福実現党のように大量移民の受け入れなどで3億人国家を目指すとする、移民賛成派でさえも「おおっ!!」と仰天しそうな構想を大胆にも打ち出した新党が出現したのだから、この逆に既成政党の中から「日本人を最優先する」として移民阻止を掲げ、日系南米人をはじめとする外国人労働者の締め出し、在日外国人および不法滞在外国人の中で国籍別に最も多い支那や韓国との断絶を提唱する党が出てきても良いくらいである。
民主党のように、中学卒業まで子供手当を出すとか公立高校の授業料無償化を謳うなら、朝鮮民族学校に公金から支出されている補助金などは全面廃止を公約していて然るべきではないか。
希望者全員が奨学金を受けられる制度に改めるなら、今、日本人の苦学生が労しながら学校へ通ったり、進学を断念したりしている状況を改善すべく、支那人や韓国人の留学生に公金から支出されている奨学金も全面廃止が確約されるべきだ。
民主党に限らず、どこの党もそうした事実には頬被りで、ただ上辺だけの綺麗事を謳っているに過ぎない。
幸福実現党の大統領制構想が天皇制を危ぶませるというなら、その逆に天皇陛下を中心とする皇国の再興を高らかに掲げる党が現時点で議席を有している党の中から出てこないのは何故か!?
幸福実現党が公約に掲げる北朝鮮からのミサイル防衛と先制攻撃という強硬論とは逆に、非武装化を謳うような政党(社・共)なら既に存在する。
だが、幸福実現党が宗教政党であるがゆえに内包する危うさとは対照的に、本来の日本国としての形を顕すべく党が出て来るべきである、そのことを皮肉にも幸福実現党の出現は物語ってもいるように思う。
私たち戦後の日本人は、これまた民主党の支持勢力である日教組の教育によって、自らは何ら動かずして、ただ権利を主張することばかりを教え込まれてきた。
誰かが、どこかの団体が選挙に出るとなると、ああしてくれ、こうしてくれ-と要求するばかりで少しでも自分の思い通りにならないと支持をやめると態度を翻す者が政治に強い関心を持つ層でさえ多いのだから、なおさら国民世論に腰が定まらないのも無理はない。
昨日までは自民支持が、今日は民主支持といったように。
もうそうした戦後左翼のような無益な「批判精神」を捨て去り、自ら自己が持つ信念を強固にして能動的に動くべき時代に来ていることを悟ろうではないか。
ただ批判しているだけでは何も変わらない。
幸福実現党の移民政策や大統領制が日本国にとって危ういと批判することは実に容易いが、ああした新たな政治勢力がそのような主張を公然と掲げるということは、それとは対極の、日本国としての絶対的な価値観(天皇陛下中心の国体と単一民族国家の護持)を高らかに掲げてもおかしくはない現状を物語っている。
極端な話、外国の軍事的脅威を正確に知らしめ、それらから国民生活を守れる党であると国民世論から絶大な信頼を受ける政党なら、また、在日外国人が有する利権・特権としては最大であると言われる在日朝鮮・韓国人らのパチンコ利権独占を日本人の手に奪い返せる政党であるなら大増税を謳っても何ら問題はないし、そもそも増税を説く必要もない。
幸福実現党への何らの利益にもならない批判をやめ、それに続くであろう新たな政治勢力の台頭を心待ちにしよう。
民主党の大勝さえ予想される状況で、有楽町駅前に集まった人々を前に自党への支持・投票を呼びかけた大川氏の演説風景を見るに、そのように思わされた。そして同党の躍進は近々下野することになるであろう自民党にとっても「真の保守政党」として再生する上で大きな方向性を示していることは間違いない
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以上
・・・自分の写真がゲットできませんで 。。。
記事ごと、写真までお借りしました(><);;アセアセ
侍蟻さんについて、
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♡♡平成12年には瀬戸弘幸らと共に、単行本『外国人犯罪』の執筆に携わり、これを完成・出版させた。
その他、瀬戸弘幸が雑誌『GYROS』(勉誠出版)や『力の意志』(サンラ出版)、警察雑誌『BAN』(教育システム)、『月刊スレッド』(晋遊舎)に寄稿、また単行本『ネットが変える日本の政治』(コアラブックス)を出版した際には、それらの執筆に常に裏方として関わった。
う~む。だから、指摘も鋭いのですが。。こういう辛口の方の評価は、最高の喜びであります。いつも耳に痛いことも書いてくれる、これは案じてくださっているからと思っています。
感動
♡