3続き 『第4種接近遭遇・UFOに同乗した人』
●異星人と初めてのコンタクト
安井さんが運動公園に着くと、円盤はスポーツの森の芝生
(池の北西で、体育館のそば)に、1メートルほど
浮き上がったまま着陸していました。円盤は直径35メートルで
高さ20メートルくらいあり、ちょうど左側に見えていた体育館と
同じくらいの大きさに見えたそうです。形は土星型で、クラゲ色に
発光していました。
安井さんは、恐怖のあまり足がへなへなするのをこらえながら、おそる
おそる芝生の入口まで近寄って行きました。すると、円盤の中から
ひとりポンと飛び出して、こちらへ近づいて来ます。
その時安井さんは、その場に座りこみたい気持ちだったそうです。
その人は両手を差し出して安井さんの手を握り、
「よく来てくれました。」と、きれいな日本語で励ますように
話しかけてきます。「よくテレパシーが通じましたね。そこに座って
話をしましょう。」と言われ、安井さんは初めて我に返ったということです。
その人は、ぴったりした飛行服のような円盤と同じ色の服を着て、
頭には飛行帽のようなものをかぶり、手袋をつけていました。
そして、周囲から薄い光が出て、全身を包んでいました。芝生に並んで
腰をおろすと、その人は顔の覆いを取りました。マジックテープで
止めているのか、取る時にはベリベリという音がしたそうです。
そこに現われた顔は、欧米人とほとんど変わらない感じで、髪の毛は
少し長め、見上げるように背が高かったとか。
握手する時に手袋を外したそうですが、皮膚の温かみも感覚も人間と
同じでした。
安井さんが、どこからどんな用事で来たのか訊ねると「あなたには
分からない遠い星から来ました。」と言い、それは金星か火星かと
問えば「太陽系外です。地球ではまだ確認されてないので、名前も
ありません。我々は友好を深めるために来たので、決して危害を加える
ようなことはありません。少しでも早く我々に近づくよう、勉強して
ほしい。」と答えました。
その人は自分の名前をチュェレイと名乗りました。その後、安井さん
はチュェレイさんの故郷の星のことを、便宜上チュェレイ星と呼び
ました。彼らが安井さんを選んだのは条件にぴったりだったからだそう
で、安井さんを子供の頃から観察していたと言い、とうに忘れかけていた
子供の頃に傷つけた左手の指の怪我の理由まで当てたのです。
最後に安井さんが「円盤にぜひ乗せてほしい。」と頼むと、「今日は
だめだが、近いうちに必ず乗せるから。」と約束しました。そうしている
うち、酸素が不足したのか、話をするのも苦痛なくらいあえぎだし、「今
度はゆっくり話をしましょう。今日は悪いけどこれで失礼する。」と
駆け出しました。チュェレイさんが円盤の下まで行き、中から煙のよう
なものが出てきたかと思うと、もうチュェレイさんの姿は消えていたのです。
彼が婆を消すとすぐ、円盤は音もなく数十メートルも舞い上がり、
一瞬のうちに消えてしまいました。
安井さんがふと気づくと、すっかり夜は明け、雨も降り始めていました。
安井さんがアパートに着いたのは、5時15分だったそうです。
●予報通りに33機の大編隊が
その後、安井さんのテレパシーによるUFO飛来予報は約10年間続き
ました。このことは新聞・ラジオ・テレビ週刊誌・雑誌などのマスコミ
に掲載されましたが、賛否両論どころか懐疑的な否定論のほうが多か
ったといわれます。
UFO研究家の中には、インチキと決めつけたり、中傷を繰り返す人が
少なからずいたようです。
しかし、この年、昭和35年の5月14日。マスコミ各社が集まって
いた総勢100人の観測会で、33機の大編隊が現われ、読売の
カメラマンが撮影に成功したといわれます。
だが、この記事はなぜか発表されていません。
そして、当日取材に来ていなかった夕刊紙がこのことをスッパ抜き、
一躍岡山の話題になりました。こうして、安井さんの予報で円盤を
目撃した人は多数にのぼり、予報は何十回も出ました。目撃人数も、
多い時は30人とか100人のグループもあったそうです。
●北ア白馬岳のUFO基地
同じ昭和35年の10月31日、「明日の夜、富山県の黒部まで来て
ほしい。長い時間はとらせないから、ぜひ来てほしい。待っている。」
というテレパシーが入ったので、安井さんは、畑野さんにも黙ったまま、
朝早く岡山駅から汽車に乗りました。
約束の宇奈月温泉に着いた時は、もう夜に近くなっていました。
円盤を捜しながら温泉街裏山の細道を歩いていると、「安井さん。」
と呼ぶ声がします。声のほうを見ると、普通の背広を着たチュェレイ
さんが、やはり地球人の服を着た金髪の女性と一緒に立っていました。
それから、物陰に隠すように置いてあった小型の円盤に乗り、白馬岳
らしい頂上付近のUFO基地に行ったのですが、
そこは雪で一面の銀世界。多くの小型円盤が着陸していて、蛍光色の
作業服を着た異星人もたくさんいたそうです。
そこで、かつて運動公園で見たのと同じような土星型の大きな円盤の
真下に行くと、円盤からエレベーターのような箱が降りてきたので、
それに乗って円盤の中に入りました。
この後しばらくしてから、神戸新聞のヘリコプターが黒部を通って
新潟方面に飛んだ時に、北アルプスに丸い金色の物体がたくさん着陸
していたのを発見した…という話があります。
(池の北西で、体育館のそば)に、1メートルほど
浮き上がったまま着陸していました。円盤は直径35メートルで
高さ20メートルくらいあり、ちょうど左側に見えていた体育館と
同じくらいの大きさに見えたそうです。形は土星型で、クラゲ色に
発光していました。
安井さんは、恐怖のあまり足がへなへなするのをこらえながら、おそる
おそる芝生の入口まで近寄って行きました。すると、円盤の中から
ひとりポンと飛び出して、こちらへ近づいて来ます。
その時安井さんは、その場に座りこみたい気持ちだったそうです。
その人は両手を差し出して安井さんの手を握り、
「よく来てくれました。」と、きれいな日本語で励ますように
話しかけてきます。「よくテレパシーが通じましたね。そこに座って
話をしましょう。」と言われ、安井さんは初めて我に返ったということです。
その人は、ぴったりした飛行服のような円盤と同じ色の服を着て、
頭には飛行帽のようなものをかぶり、手袋をつけていました。
そして、周囲から薄い光が出て、全身を包んでいました。芝生に並んで
腰をおろすと、その人は顔の覆いを取りました。マジックテープで
止めているのか、取る時にはベリベリという音がしたそうです。
そこに現われた顔は、欧米人とほとんど変わらない感じで、髪の毛は
少し長め、見上げるように背が高かったとか。
握手する時に手袋を外したそうですが、皮膚の温かみも感覚も人間と
同じでした。
安井さんが、どこからどんな用事で来たのか訊ねると「あなたには
分からない遠い星から来ました。」と言い、それは金星か火星かと
問えば「太陽系外です。地球ではまだ確認されてないので、名前も
ありません。我々は友好を深めるために来たので、決して危害を加える
ようなことはありません。少しでも早く我々に近づくよう、勉強して
ほしい。」と答えました。
その人は自分の名前をチュェレイと名乗りました。その後、安井さん
はチュェレイさんの故郷の星のことを、便宜上チュェレイ星と呼び
ました。彼らが安井さんを選んだのは条件にぴったりだったからだそう
で、安井さんを子供の頃から観察していたと言い、とうに忘れかけていた
子供の頃に傷つけた左手の指の怪我の理由まで当てたのです。
最後に安井さんが「円盤にぜひ乗せてほしい。」と頼むと、「今日は
だめだが、近いうちに必ず乗せるから。」と約束しました。そうしている
うち、酸素が不足したのか、話をするのも苦痛なくらいあえぎだし、「今
度はゆっくり話をしましょう。今日は悪いけどこれで失礼する。」と
駆け出しました。チュェレイさんが円盤の下まで行き、中から煙のよう
なものが出てきたかと思うと、もうチュェレイさんの姿は消えていたのです。
彼が婆を消すとすぐ、円盤は音もなく数十メートルも舞い上がり、
一瞬のうちに消えてしまいました。
安井さんがふと気づくと、すっかり夜は明け、雨も降り始めていました。
安井さんがアパートに着いたのは、5時15分だったそうです。
●予報通りに33機の大編隊が
その後、安井さんのテレパシーによるUFO飛来予報は約10年間続き
ました。このことは新聞・ラジオ・テレビ週刊誌・雑誌などのマスコミ
に掲載されましたが、賛否両論どころか懐疑的な否定論のほうが多か
ったといわれます。
UFO研究家の中には、インチキと決めつけたり、中傷を繰り返す人が
少なからずいたようです。
しかし、この年、昭和35年の5月14日。マスコミ各社が集まって
いた総勢100人の観測会で、33機の大編隊が現われ、読売の
カメラマンが撮影に成功したといわれます。
だが、この記事はなぜか発表されていません。
そして、当日取材に来ていなかった夕刊紙がこのことをスッパ抜き、
一躍岡山の話題になりました。こうして、安井さんの予報で円盤を
目撃した人は多数にのぼり、予報は何十回も出ました。目撃人数も、
多い時は30人とか100人のグループもあったそうです。
●北ア白馬岳のUFO基地
同じ昭和35年の10月31日、「明日の夜、富山県の黒部まで来て
ほしい。長い時間はとらせないから、ぜひ来てほしい。待っている。」
というテレパシーが入ったので、安井さんは、畑野さんにも黙ったまま、
朝早く岡山駅から汽車に乗りました。
約束の宇奈月温泉に着いた時は、もう夜に近くなっていました。
円盤を捜しながら温泉街裏山の細道を歩いていると、「安井さん。」
と呼ぶ声がします。声のほうを見ると、普通の背広を着たチュェレイ
さんが、やはり地球人の服を着た金髪の女性と一緒に立っていました。
それから、物陰に隠すように置いてあった小型の円盤に乗り、白馬岳
らしい頂上付近のUFO基地に行ったのですが、
そこは雪で一面の銀世界。多くの小型円盤が着陸していて、蛍光色の
作業服を着た異星人もたくさんいたそうです。
そこで、かつて運動公園で見たのと同じような土星型の大きな円盤の
真下に行くと、円盤からエレベーターのような箱が降りてきたので、
それに乗って円盤の中に入りました。
この後しばらくしてから、神戸新聞のヘリコプターが黒部を通って
新潟方面に飛んだ時に、北アルプスに丸い金色の物体がたくさん着陸
していたのを発見した…という話があります。
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