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理想国家日本の条件 自立国家日本 日本の誇りを取り戻そう! 桜 咲久也

マスコミで報道されないような
情報と日記です(^▽^)/
世界と日本の危機を伝える・・

2012年までに台湾を陥落する戦略2012年

2009年12月04日 02時59分49秒 | 海外2017年まで

2012年までに台湾を陥落する

戦略2012年、台湾大劫難
=新書、北京の台湾陥落戦略を暴露

11月17日に台湾で出版された著書『台湾大劫難』。
1週間で完売し、第2刷がすでに出版されるほどの
売れ行きだ。(写真=宋碧竜・大紀元)

【大紀元日本11月30日】11月17日、
北京大学法学部元教授で、中国から亡命した自由派の
作家・袁紅氷(ユァン・ホンビン)氏の著書
『台湾大劫難』が、台湾の英字新聞「Taiwan News」
グループにより台湾で出版された。2012年に中国大陸
と台湾が政権交代する際、中共政権が台湾の政治経済、
軍事、文化を全面的にコントロールし、戦わずして
台湾を勝ち取るという台湾陥落戦略を暴露する著書で、
一週間で完売し、第2刷がすでに出版されるほどの人気
を集め、台湾で大きな反響を呼んでいる。

 本書では、2008年6月に中共政治局拡大会議で
制定された「台湾問題を解決する政治戦略」
などの三大機密文書と録音資料が示されている。
中国が米国を通してスイス銀行に圧力をかけて
台湾の前総統・陳水扁の汚職事件を操る経緯、
台湾の社会民主党を育てて中共の台湾での代理
として2016年に政権を取らせる計画など、数多く
の中共のトップレベルの機密が暴露されること
となった。

   『台湾大劫難』出版の背景を説明する著者
の袁紅氷氏。11月17日に台湾大学で開かれた
出版発表会で。(写真=宋碧竜・大紀元)

2012年までに台湾を陥落する戦略

 暴露された中共の台湾陥落戦略は、2008年6月に
開かれた中国共産党政治局拡大会議で、胡錦涛と
温家宝が自ら主導したもの。

 戦略内容には、以下のようなことが含まれている。

▼国民党のトップ指導者を丸め込み、中国で不動産を買わせる

▼民進党の主な財源を断たせ、陳水扁の汚職事件を操る

▼台湾商人を利用して台湾の金融業に参入し台湾の株式市場を操る

▼台湾の農産物を大量に購入する

▼大陸の観光客を台湾に行かせる、など台湾の政治、経済、
  文化、社会、外交の各領域で、統一戦線手段を利用して、
  2012年までに台湾を完全に陥落させようとする策略。

 本書の記述によると、2008年6月、中共は
政治局拡大会議を開き、対台戦略を企画した。
会議の場所は北京西山洞窟にある中共軍事委員会
第一戦略指揮センター。参加者は中共政治局の
メンバー以外に書記メンバー、各軍区および
各軍部の正副職、国務院弁公庁正副秘書長、
統一戦略部、外交部、公安部、国家安全部の
正副職を含め合計200人あまりだった。

 胡錦涛国家主席は会議発言の中で「毛沢東同志は
統一戦線が我が党の敵を制する三大宝物の一つ
であると明言した。数年の計画と段取り工作を
経て、われわれの国民党に対する統一戦線活動
は歴史的な成果を収めた。今回、国民党が政権
を取り戻し、平和的な台湾問題の解決に向けて
大きな可能性を提供してくれた。これは、
われわれが対台政治戦略を修正する理由である」


 この会議では、「台湾問題を解決する政治戦略」
「台湾に対する軍事闘争準備の予備案」「台湾を
統一する政治法律処置予備案」という中共中央に
よる三つの報告書が発表された。

 「台湾問題を解決する政治戦略」では、新しい
状況下で、中共の台湾に対する総体的な政治戦略
任務について、次のように述べている。「全党は
国民党が政権を取り戻す機会をしっかりと掴み
、政治、経済、文化、社会のあらゆる側面において、
統一戦線工作を加速すべきであり、2012年、中共の
第18回代表大会の前に、戦わずして台湾を勝ちとり、
祖国の統一大業を完成する。国内外の敵対勢力が、
台湾の民主経験を利用して我が国の社会主義制度を
転覆させようとする陰謀を徹底的に打ち砕いていく」

 同報告の最後で、「台湾問題の解決を社会主義制度
の生死存亡の大問題として認識しなければならない。
平和方式で台湾問題を解決すると同時に、全党、
全軍は気を抜かずに軍事闘争の準備をしなければ
ならない。2012年に台湾問題を解決し、祖国の
統一を実現させるのは、小平氏の遺志であるだけ
でなく、われわれが党の一世代上の革命家に対して
約束した政治の承諾である。成功のみが許され、
失敗は許されない」と述べている。

 重大な機密漏洩事件

 21日に開かれた新書発表会で、袁氏は、
本書の内容について「予測ではなく、中共内部
から漏洩したデータである」と表明した。内部
情報の出所に関して、党内権力闘争により、
政治的にまたは汚職罪で粛清されたトップ幹部
の家族から入手したと説明している。彼らは現在、
中国を離れ、海外で居住しているという。

 中央のトップ内部の情報筋によると、
『台湾大劫難』の出版前に、中共情報部門はすでに
本の内容を入手していた。10月28日、中共政治
局委員会が、本に暴露された情報は、共産党政権
の樹立以来、重大な機密漏洩事件とし、機密漏洩の
ルートを速やかに追及するよう命じている。また、
一千部を製本して中共各部署のトップ幹部に配布し、
関連部署は真剣に本書を研究し、台湾の戦略と策略
において調整するよう、胡錦濤主席が指示している
という。

 内部会議で、中国の海峡両岸関係協会(海協会)
の陳雲林会長は、「我々の台湾戦略の持ち札は
すべて露出された。今後どのように仕事を進める
のか」と嘆き、梁光烈国防部長は、「十四万字に
多大な力がみなぎっている」と驚いているという。

 台湾野党の反応

 25日、台湾の最大野党・民進党の蔡英文主席は、
袁紅氷氏と会見し、本の中で言及された情報に
関して意見交換を行なった。その後、袁紅氷氏は、
民進党本部で民進党の議員と一緒に記者会見を
行なった。

 記者会見で民進党の陳亭妃議員は、馬英九大統領
と国家安全会議事務総長の蘇起氏に対して台湾大劫難』
に示された情報の説明を求め、これらの情報をはっ
きり説明できるまで、「直ちに中共との交流を止めて、
各協議事項を停止してもらいたい。台湾はこのような
陰謀を受け入れるべきではない」と訴えた。

 国会議員の王幸男氏は、袁紅氷氏の身の安全に
ついて憂慮し、全力を尽くして彼の安全を保護
するよう、台湾各界に呼びかけている。

 一方、国民党からの公の反応は見られなかったが、
袁氏の話によれば、国民党から、中国共産党の企み
の真相をもっと詳しく話してほしいという、非公式
の要請があったという。

陳亭妃議員(左1)は記者会見で本の内容を示し、
大統領の馬英九氏と国家安全会議事務総長の蘇起氏
に状況確認と説明をするように求めた。隣りは、
著者の袁紅氷氏(写真=宋碧竜・大紀元)

(翻訳編集・東山)

(09/11/30 08:21) 日本では報道されない中国の虐殺


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7 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
昨日のチベット、今日のウィグル、明日の台湾、明後日の日本。 (東京1号)
2010-05-26 05:19:26
我々日本人は
著書 台湾大劫難
このタイトルを
著書 日本大劫難
に置き換えて今日の亡国日本の危機的状況を理解すべきである。
返信する
東京1号さん、ありがとうございました (桜咲久也)
2010-05-26 10:21:34
古い記事で、ちゃんとカテゴリー分けできていないころの記事でした。
よく見つけましたね~~
大事な内容でした。お礼申し上げます
返信する
同書の日本語版は? (東京1号)
2010-06-14 19:15:09
著書 台湾大劫難
日本語版はまだ出版されていませんか?
どなたか情報ありませんか?
日本国民の皆さん、国会議員の皆さんが是非とも読むべき書物です。
返信する
二〇一二年:中共の台灣併呑計劃 (正論)
2010-07-08 15:01:24
http://www.jas21.com/athenaeum/athenaeum142.htm
台灣では、本書は 6萬部くらゐ賣れたさうです。

  台灣の人口2300萬人からすれば、なかなかのものです。

  日本では、註釋つきで「参考資料として」 5月に譯本が「まどか出版」から

刊行される予定と聞いてゐます。

  但し本書 (中文版) は實に讀み易い文章ですから、中國語をきちんと學んでゐなくとも

讀めます。特に中國語の初學者にお勸めです。

  ぜひ「當つて碎けろ」で直接讀んで御覧になりますやうに!
返信する
台湾大劫難日本語版 (アマゾンで検索)
2010-07-26 14:52:30
http://www.amazon.co.jp/%E6%9A%B4%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%81%9F%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%A5%B5%E7%A7%98%E6%88%A6%E7%95%A5-%E8%A2%81-%E7%B4%85%E5%86%B0/dp/4944235526
返信する
Unknown (Unknown)
2010-10-12 11:58:11
著書『暴かれた中国の極秘戦略』で中国共産党政権による台湾乗っ取り戦略を描いた
袁紅冰氏が来日。台湾乗っ取り戦略の現況とともに、中国の対日本戦略を語ります。

尖閣諸島沖の衝突事件以来の日中関係の背後にあるものとは何か、そして中国はいっ
たい何を狙っているのか? 中国共産党政権内など中国内に余人をもって替えられない
情報網をもつ袁紅冰氏ならではの講演が聴けることでしょう。

■日  時: 2010年10月28日(木) 18:30~21:00(18:00開場)  定員70名

■会  場: 文京シビックセンター 区民会議室 5階会議室C

■使用言語:中国語(通訳有)

■主催: まどか出版

■お問い合わせ・お申込み
 mail予約 adm@madokabooks.com [件名 袁紅冰講演会 お名前 ○○○]
 電話予約 TEL:03-5814-9292    まどか出版 イベント係まで

■参加費: 500円

[講演者略歴]
袁紅冰(えん・こうひょう/Yuan Hongbing)
返信する
Unknown (Unknown)
2010-10-12 12:01:16
邦訳『暴かれた中国の極秘戦略』著者、中国からの亡命作家・袁紅冰氏(現在オーストラリア在住)は近く来日、共産中国のグローバル拡張や、対日戦略の中核、2012年までの中国の政局などについて、日本読者に語る。

 ■日時:10月31日(日) 講演時間14時~16時 
 *中国語で講演、日本通訳付

 ■場所:東京都渋谷区道玄坂2-6-17 渋東シネタワー13階

 ■交通:JR、渋谷駅「ハチ公口」徒歩2分 東京メトロ、東急田園都市線渋谷駅2番出口直結

 ■会費:1,500円(特典付き:次回講演割引券付き、大紀元時報送料付き4回無料購読)

 ■予約:日本語で申込み ファックス:03-6407-9409 メール:info@my3.jp
(連絡先、氏名を必ずお入れください)

 ■予約:中国語で申込み ファックス:03-3381-7612 メール:info@epochtimes.jp
(連絡先、氏名を必ずお入れください)

 主催:ワールドビジネスマーケティング協会

 後援:株式会社 大紀元
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