富岡町の震災日記 「桜里園(オリオン)」

福島県富岡町は原発事故により町民は避難中。一部地域は解除、故郷に戻る町民も。桜の町の復興が叶うまでの日々をお伝えします。

10110日目の素敵な日

2018-11-26 00:03:32 | 震災日記
11月24日(土)は、長女の結婚式でした。
その日は、誕生してから、10110日目だそうで、
「子育て感謝状」なるものを頂きました。
テーブルには、座席に座る列席者の方々との
思い出の写真がデコレイトされ、
ひとつひとつメッセージを二人が手書き…
フラワーシャワーもブーケも長女の手作り…
退院したばかりの祖母も列席することができ、
とっても優しさ溢れる
素敵な素敵な結婚式でした。

二人の幸せを心から祈っていますよ。
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JR夜ノ森駅、解体中…

2018-11-21 22:33:08 | 東日本大震災・津波・原発事故
現在、JR夜ノ森駅が解体されているという。
高校3年間通学した夜ノ森駅。
他の駅とは違って、改札を抜けると
ホームまで降りる階段しかない、
ちょっと変わった駅だった。

ホームの両側には約5メートルの高さの土手があり、
その斜面には約5000株ともいわれる
「つつじ」や「さつき」が700メートルにわたって
植栽されており、5月上旬~中旬には
見事な花のカーテンが現れた。
赤、白、ピンク、薄紫、朱赤、紫など
一重、二重、八重…様々なつつじが彩る、
本当に綺麗でみんなの自慢の駅だった。
駅舎は古めかしく、東北駅100選にも選ばれていて、
今回の解体は、なんともいいいようのない
寂しい気持ちでいっぱいだ…
でもこれも復興の一歩、新駅舎に期待…
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秋の実り

2018-11-16 23:30:16 | 震災日記
母は大学生時代を茨城県水戸市で過ごした。
高校1年生の時に父が亡くなり、
母を筆頭に5人の子供を、残された妻である私の祖母が
昼も夜も働いて働いて育てあげたそうだ。
当然、大学には受かったものの母は苦学生。
5月の連休には退学するつもりで福島の実家に帰省。

ところが、弟に「家の事は俺が頑張るから続けて欲しい」と
励まされ、学生寮の先輩や同級からは「戻って!」と言われ…
不安の中、学生生活に戻り2年間を過ごしたという。


震災後、茨城県内に避難したことをきっかけに
茨城県内在住の当時の同級生との交流が復活した。
何回も会うわけではないが、当時の学生時代の絆が
今でも繋がっているという事だろう。
その中の一人が、自宅の秋の実りを送って下さった。
母が入院中だった為、私の所に届いたのだ。
香りがよい柚、おいしそうな柿、食べ頃のキューウィ…
母の友人のお人柄が伝わってくる。
早速母のもとに届けよう!




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一安心…

2018-11-01 20:53:58 | 家族の健康ダイアリー
昨日、実家の母が手術を受けました。
80歳という年齢、様々な持病…
多少のリスクがある中で無事に手術が終了し
家族みんな一安心…
経過も良好で自力でご飯も食べられるようになりました。

手術が決まってからの二ヶ月半は
口数も少なく外出する気力もなくて
気持ちが沈んでいるのがわかり、
見ていて心配になりましたが
本当によかったです。
今日は母の元気なおしゃべりが聞けて…


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