日本から里帰りしていた方正出身の男女(主に女性)奥さんの親戚数人、友人数人、そして何度も紹介した東京の日本に帰化した奥さんたちが夏休みの終わりで日本に帰って行った。
ここ2-3年いなかったら方正の町は様変わりして物価も上がっていたと言っていた。一番分かりやすいのはタクシー代が2-3元だったのが最低で5元以上。2.5倍も上がっている。方正-ハルビン間のタクシー料金は往復700元もする。まあそれでも片道250kmの往復で1万円程度だからまだまだ安い。
先日街をりゅうだりゅうだしていたらなんと私の元養子にばったり会って1時間話した。4年前にもばったり会ったことがある。私が2つ買った大楼の中古の方は月500元で人に貸してるらしい。昨日東京に帰った。もっと前に分かっていれば食事に行ったのに・・・。方正は狭いのでいつも知人や友人に会う。かつ誰が見てるか分からない。
先日も歩道を歩いていたらハーイ!ハーイ!さくらパパ!と声がするので道路を見るとバイクに乗ったおばちゃんだった。このおばちゃんは紹介業をしていて方正で有名な人で公安局や中国入境管理局やハルビン結婚局に友人が多く顔が利く。実は私の結婚も彼女の紹介で、3人で瀋陽の日本領事館に行った。
実は彼女を紹介したのが、いつも遊びに行っている41歳の女友達である。本人は私と結婚したかったようだが持ち家がないのであきらめ現在の奥さんを紹介した。
瀋陽に行く日(結婚)の早朝、泣きながら私に電話してきたがあなた(貴女)が紹介したのでしょう?と言うとめいぱんふぁん(方法がない。仕方ないの意味)と泣きながら言う。
で彼女は仕事のビザを申請しているので近いうちに東京に行くと言う。あなたもパソコンも着替えも持たず、着の身のまま、奥さんから東京に逃げてくださいと言う。そして東京で結婚しょうと言う。実は今の奥さんと日本では籍を入れていないので重婚にはならないし日本で結婚も簡単にできる。その後また中国で結婚登記も可能なのだ。
そしてリサイクル業の通訳の仕事も彼女が持ってきた。
しかし自分には今の奥さんを裏切ることはできないので、徐々に彼女から遠ざかっている。だから最近は一人で彼女宅に行かない。なぜか68歳の友人が気に入ってる様子なので行くときは彼と一緒に行っている。
本当に人生はどう転ぶか誰しもわからない。3月11日に中国に来て以来私を支えてくれた二人の女性の一人、36歳は台湾に仕事に行く、そしてもう一人41歳は東京へ・・・本当にありがとうと言いたい。
まさに人生 一期一会。