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コミュ障が0歳児との日常を綴るかもしれない主婦ブログ

(旧タイトル;場面緘黙症と向き合うニート)このブログ、いつまで続けられるのか分かりません。。

場面緘黙症だった私 7

2006-08-11 | 場面緘黙症だった私
”メンタル系”・・・

大学に入って少しずつ変えていこう、と計画しようと思ったが、
簡単にことが運ぶはずはなかった。
一番親しい友達は、私より友達が多くて、一緒に学内を移動すれば、
必ず、すれ違う人に手を振ったり、挨拶をしていた。
彼女に引け目すら感じてきていた。

そんな時、私は「メンタルへルス」という言葉があることを知った。
たまたま、ネット環境が必須な大学だったので、パソコンに触れることは
しばしばあった。
そこで、同じような悩みを抱えた人たちや、鬱病やパニック障害など
重たい病気や症状を抱えて生きている人がたくさんいることも知った。

必然的に、彼らとネットを介入してコンタクトを取るようになっていた。
授業があっても、さぼっても大丈夫かなと思うようなときには、
学校のパソコン室でチャットにふけっていたことも多かった。
またときには、オフ会に何度か参加して意見交換したりもした。
「メンタルへルス」を知る前から、「内向的」、「消極的」というキーワード
で共通するメル友を探して、密度の濃いメールのやりとりもしたけれど、
「メンタルへルス」を通しての、人とのやりとりは自分に刺激を与えるものが
大きかった。

そこで、自分も唾が異常に溜まるんだけど、なんでだろう?
誰かに問いかけたら、「唾恐怖」だとか、「対人恐怖」では?
という答えが返ってきた。
就職にも差し支えるのは必至で、親に、私はこれこれこうで、
なんだかつらいから、心療内科に行きたいと勇気を出して
発言をした。親や身内、友達にほど、自分が人と違って、
駄目な子と思われるのが、昔から嫌で仕方がなかったけれど、
将来のことを考えたらもっと押しつぶされそうで、ガマンができなかった。

最初に行った心療内科は自分には合わない気がして、一度いったきりだった。
その後、自分で電話帳で調べて、大学から電車で1駅の神経科を見つけて、
通院することにした。病院では、抗不安剤を処方してもらい、
ちょっとした1週間の出来事を話したりした。先生は反論することもなく、
ただ耳を傾けたり、アドバイスをしてくれたりした。
薬を飲んで、唾がストップするということはすぐにはなかったが、
気休め程度にはなってくれた。
「対人恐怖症」と診断されたことで、対人恐怖の○○という
名刺を持って、「メンタルへルス」の仲間に自分をもっと受け入れて欲しく
なっていたのかもしれない。

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