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さくらのつぶやき

気楽にいこう

般若心経

2006-12-07 | 
思うところあって宮坂 宥洪氏の真釈 般若心経を読んでいます。
宮坂氏は、インド・プネー大学に留学し、哲学博士の学位取得した、お坊さんで、サンスクリットに精通する気鋭の仏教学者なんだそうです。

2ヶ月ほど前に買って、『羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶』の部分を読んで、「なんだ~そこだけ覚えればいいじゃん」って思ってほってあったんだけど、再び手に取りお風呂タイムに読んでいます。

今、気になってるところは、『般若波羅蜜多』をどう訳すかというところなんだけど、
著者宮坂氏の見解によると、

「般若波羅蜜多は、
智慧という完成もしくは智慧という彼岸にわたっている状態」が正しいのだそうです。
般若波羅蜜多の修行とは般若そのものに立脚した修行ということになります。

なんだか、お大師様の即身仏の教えに近づいているみたい。
続きが楽しみです。

心を動かされた本

2006-02-20 | 
一人旅の退屈と寂しさを紛らわせるために、本を読んだ。
浅田次郎。の椿山課長の7日間
この人の本の登場人物って、
ちょっと変わってて、しょうもなくって、可愛らしくって、素敵。
御伽噺を読んでるみたい。
最近一緒に飲んだ人たちもそうだった。

大変読みやすいエンターテイメント。

とある脇役の老女(彼女は立派な人生を送り、この世とあの世との間で、無条件に上の世界へエレベーターで行くことになった。)その時の言葉。

「…ずいぶん他人様のお世話になったし、不義理もしたし。ときどきふと思い出してね、目をつむって顔をしかめて、奥歯をかみしめるようなことがたくさんあるの。本当は私も皆さんとご一緒に…」

こんな言葉があちこちにちりばめられている。
もったいないからゆっくり読みたいんだけど、引き込まれてどんどん読んでしまう。




一瞬で信じ込ませる話術

2005-09-14 | 

コールドリーディング とは、「まったく事前の準備なしで、初対面の人を占うこと。」「人の心をその場で読むこと。」だそうです。

で、この本では純粋な霊感や超能力ではなく、テクニックを使ってそれを実現することを「コールドリーディング」としてとりあつかっています。

なるほど。さくらもこのテクを使って予言者に・・・

じゃなくって、簡単に人のこと信じたり騙されたりしないように気をつけなくっちゃ。

騙される時ってゆ~のは騙される側が

「この人の言うことが本当であって欲しい」そ~ゆ~気持ちになってしまうんだそうです。

くわばらくわばら。

 目次に カルトと不倫と先物詐欺 という項目がありました。

コワイですね~。(*^^*)

一度この本を読んで自分がトラップに嵌ってないか確かめてみては

くれぐれも悪用しないでいただきたい。(*^^*)

▼なぜ、禁断のテクニックを公開することにしたか?(著者の前書き?から一部抜粋)
  私のクライアントの一人が、悪徳セールスに引っかかり・・・彼女にとって、このことは人生そのものへのやる気を失わせるほどショッキングな出来事でした。私にとってもショックでした。
 詳しく話を聞けば聞くほど、その詐欺のテクニックがコールドリーディング以外の何物でもないことが分かりました。私のショックはさらに大きなものになりました。

 悪意のあるコールドリーディングを封じる方法はたったひとつしかありません。
 それは、コールドリーダーの手の内を知るということです。知らなければ、どんな人でも騙されてしまう可能性があります。
 複雑なコールドリーディングの手法を、できるだけ分かりやすい形で多くの人に知っていただく必要があるのではないだろうか。この出来事をきっかけに、私はそう考えるようになりました。

 人はみんな、何かを信じて生きています。
 きっと、何を信じても、信じたことがその人の“現実”になるのだと、私は思います。自分や周りの人を不幸にするようなことを信じて生きるよりも、みんなが幸せで明るい気持ちになれるようなことを信じて生きる方がいい。

 そのためにこそ、私はコールドリーディングという今まで公には取り上げられなかったノウハウを、みなさんと共有したいと思いました。
 そして、この本が生まれました。


生まれ生まれて・・・

2005-09-13 | 
て、「孤独のチカラ」の続きなんですけど、斉藤さんの仰ることど~も
本物を感じると思ったら、なんと!
ヨガ
やってらしたんですね~。(*^^*)
で、ちょっとだけ引用させていただきます。

息を吸い、吐くのは<一つの生命の生き死に>と捉えることができる。
吐いた時に一度軽い死を迎えるようなイメージだ。・・・(さくら略)
私達は漠然と死を恐がっているが、呼吸によって毎回軽い死の練習をしていると、
死の捉え方も変わってくる。人生とは徐々に衰え、いつかすーっと消えていく
<円環>のようなものとして、おおらかに受け止められるようになるはずだ。

引用終わり。

なんだか「葉隠」とか、
お大師様の、
生まれ生まれ、生まれ生まれて、生の始めに暗く、死に死に、死に死んで、死の終りに冥し. (秘蔵宝鑰)
な~んての連想しちゃいました。

孤独のチカラ

2005-09-10 | 
斉藤孝氏の「孤独の力」を読んでいる。  
citehttp://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489194711X/qid=1126361527/sr=1-4/ref=sr_1_10_4/250-8388143-9534635
本屋に行けば、氏の本はこんなに書いていいのかというほど並んでいる。
量産作家の本は、息切れや二番煎じを感じるものも少なくないが、
タイトルに引かれて購入した。
氏は言う「・・・その孤独感を莫大なエネルギーに変換できることを知ったのだ。」と。
うまく説明できないが、本物の手ごたえがある。

ところどころ説教くさい感じがするのが玉に瑕かな。