この5日間ほど、描きかけの絵も放り出し、音沙汰なくしておりましたが、実をいうと……
なんと、海外・米国ハワイに行っておったのです!
仲間うち10名強での団体旅行でしたが、なにしろ筆者にとっては初の海外。異国の風にカルチャーショックを受けつつ、
海!
山!
といった大自然、およびそれを満喫できる各種アクティビティを、余すところなく楽しんで参りました。
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さて、このワイハー旅行において、筆者にはもうひとつ、特別に楽しみにしていたイベントがありました。
それこそ……
「われ奇襲に成功せり……トラ・トラ・トラや!!」
そう、歴史の大舞台・真珠湾の訪問であります。
折しもその日、日本時間の2月11日。紀元節にこの地を訪問できるという光栄は、筆者の気分を否が応にも高揚させてくれました。友人たち数名と、まる半日かけて見学し、往年の決死的大海空戦に思いを馳せました。
ハワイの他のポイントにくらべ、日本人観光客はかなり少なめ(まあ、無理もないことだとは思います)。
博物館では、展示品のほかにドキュメンタリー映画も鑑賞しましたが、いずれも“F○ckin' Jap”な色彩はほとんどなく、非常に中立的な視点であったのが印象的でした。
ホノルル上空よりのぞむ真珠湾。いまなお米海軍太平洋艦隊の一大拠点です。
潜水艦ボードウィン。
洋上に浮かぶ、戦艦アリゾナ記念館。この真下に、アリゾナが幾多の将兵とともに眠っています。海面には甲板や砲塔の一部が露出し、その巨体がうっすらと確認できます。
博物館に展示してあった、空母赤城の模型。航空機や兵員まで、キ○ガイじみた再現度!
ここからフォード島↓
戦艦ミズーリ①。現代化改修により、湾岸戦争まで現役だった“最後の戦艦”で、現在はフォード島に係留されています。
ミズーリ②。USA!USA!
ミズーリ③。大艦巨砲主義の栄光と終焉を象徴する巨大砲塔。
ミズーリ④。艦橋からのぞむ真珠湾。太平洋艦隊のイージス艦も見えました。
ミズーリ⑤。この艦は日本人にとっては、降伏条約調印の場所としても特別な意味をもっています。
太平洋航空博物館の零戦。横には各種爆弾、魚雷なども展示。
フォード島飛行場跡地。現在も米軍の管理下にありますが、だだっ広い平野となっております。
フォード島飛行場の管制塔。『トラ・トラ・トラ!』『パール・ハーバー』といった映画でもおなじみです。現在、保存運動の最中なんだとか。
そしてちょっとおまけ↓
ダイヤモンド・ヘッドからのぞむ払暁のハワイ。この方面は、ちょうど第二波攻撃隊の突撃コースでした。
ハワイにて拝む、紀元節の旭日。映画『トラ・トラ・トラ!』の名シーンを彷彿とさせる大自然の神秘に、とにかく感動!
おみやげ①。せっかく海外に行ったのだから、洋書の一冊くらい持って帰ろうと購入したもの。ゆっくり読み進めたいです。
おみやげ②。1セント硬貨を変形させて作るという、米国ならではの記念品。日本では間違いなく犯罪となりますねw
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5泊6日、フルに使った旅は非常に大変でしたが、得られたのはそれ以上のものでした。どちらかといえばドメスティックな思考の強かった筆者ですが、海外もいいものだなと認識を改めた次第。
休養をとりつつ、追々お絵かきも再開していきたいです。