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休日は観劇に

さくの観劇メモランダム

ベルサイユのばら-オスカル編-

2007年02月03日 | 宝塚雪組1(朝海ひかる)

2006年5月4日(木)18:30開演 東京宝塚劇場 S席 2階2列20番台 雪組公演

◆マリー・アントワネット生誕250周年記念 三井住友VISAシアター 宝塚グランドロマン『ベルサイユのばら』-オルカル編- ~池田理代子原作「ベルサイユのばら」より~(脚本・演出:植田紳爾/演出:谷正純)

 オスカル=朝海ひかる、ロザリー=舞風りら、アンドレ=安蘭けい、ジェローデル=貴城けい、アラン=水夏希、ベルナール=未来優希

 星組に続いて雪組も『ベルサイユのばら』をやるらしい。ゴールデンウィークに行けるじゃないか!しかも星組の安蘭さんが特別出演するらしい。即、チケット探しだ!ということで、4日(木)2階2列20番台のチケットを入手しました。GWが待ちきれず、大劇場版のDVDを購入し、予習してしまいました(笑)。

 プロローグ。照明が点いた瞬間、ピンク一色の世界に目が眩みました(笑)。大階段にオスカル登場。パンフレットを初めて見た時から思っていましたが、朝海オスカルは本当に可愛い。顔は可愛いけど、声は結構太い。銀橋パレードもあり、まるでフィナーレのようでした。

 子役のオスカルとアンドレが剣の稽古をしていて、樹の後ろを通り過ぎると、大人に入れ替わっているという演出。涼風さんの時から好きです。未来ベルナールはものすごく熱い男でした。2001年宙組の『ベルばら』をCSで観た時、アンドレ役の水さんが素敵だったので、衛兵隊の場面ではオペラグラスは水さんに釘付けでした(笑)。水アランは、荒くれ者だけど妹思いという部分がうまく表現されていたと思います。オスカルと衛兵隊士が掛け合いで歌う「我が祖国フランス」も結構好きです。アンドレとルルーがふざけて追いかけっこをする場面は楽しかった。DVD予習をしていたので、第1部の終わりが近づくにつれて、「来る…来る…」と思っていました(笑)。2階席だったので、ペガサスに跨った朝海さんが、かなり近くに見えました。オスカル編には、毒殺未遂事件と、アンドレの目が見えなくなるという設定が加わり(本来は、何編においても外せない要素だと思うのですが…)、アンドレのオスカルへ寄せる思いの激しさと深さが伝わってきました。そして「バスティーユ」。2階席からだと舞台の奥までよく見えました。オスカルの最期には、やはり涙。しかし、オスカル編には、最後に天国の馬車の場面があり、幸せそうなオスカルとアンドレの姿に、少し救われた気分になります。

 フィナーレ。再びピンク攻撃(笑)。星組版のフィナーレが今までの傑作特選集だったのに対して、雪組版のフィナーレは全て新作でした。大階段には朝海さんと安蘭さん。黒と金色の衣装に身を包み、踊ります。安蘭さんがトップスターと同格の扱いをされていることが、何だかとてもうれしかったです。