酒屋三代目 ~明日はどっちだ?~

今や酒屋低迷時代。しかも繁栄か衰退かの境目と言われる「三代目」。それが私……?
――さぁ、精一杯あがいて行こう!

天使に捧げる

2007年04月26日 20時20分21秒 | 洋酒
芋焼酎「魔王」の裏ラベルに記載されている文章――
ウイスキー・ブランデー等の長期間、
樽に貯蔵する洋酒は呼吸作用等の熟成の為、
少しずつ原酒の量が減少していき、そのお酒を「天使の分けまえ」と呼び、
貴重で縁起の良い酒とされてきました――と。

そのままズバリ、「天使の分け前」と言う酒銘の麦焼酎がありますが、
元来は上記の通り、ウイスキーやブランデーで使われている言葉です。
天使がお酒を美味しくしてくれるので、そのお礼に――という事らしいです。

ただ、天使は結構な酒豪のよう――

1年で1~3%、10年では20~30%も飲んでいるようですから。
イラストで描かれる「天使」は、とてもお酒なんか飲めなさそうなんですけどね。
身体的にも、法律的にも……。

しかし、西洋でも宗教とお酒の関係は近いようですね。
蒸発していくお酒を天使と結びつけたり、修道院などでお酒を造ったりと。
ワインを血となぞらえる話もありますね。

日本でもお酒と神道はかなり絡んでいますし、不思議な共通点として考えてしまいます。
背景にははっきりとした理由があるのでしょうが、これ以上は難しそうで……。

途中から話がずれてきた感がありますが、言いたいことはひとつ――

天使はどんな美味しい酒を飲んでいるのだろう――
私にもちょっとぐらい……

あれ?

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