7月17日(日)ソウル3日目、いよいよ最終日です。
これまで土砂降りの2日間でしたが、この日初めてお天気に恵まれました。
でも、このころにはすでに疲れていて、あまり観光する体力も残っていませんでした。
まずは朝食のために明洞に向かいました。
ガイドブックに載っていたお粥専門店「香苑」というお店ですが、なぜか見つかりませんでした。
日本に帰ってから調べたところ、ガイドブックの地図の場所が1ブロックずれていて間違っていたのです。
潰れてしまったんだと思っていましたが、グーグルのストリートビューで見たら、
1ブロックずれた位置にしっかりお店があることが確認できました。
どこまでも信用ならないガイドブックです。
目当ての店が見つからなかったため、急きょ予定を変更して、ビビンバのお店「全州中央会館」に行くことに。
ここは石焼ビビンバ発祥の店として知られるところで、とても有名なお店みたいです。
入り口は通りからこーんなに奥まったところです。
お通し各種。豆もやしが美味。
お次は海鮮チヂミ。
イカなんかがごろごろ入っていてふわふわです。
ユッケ!!!
日本じゃ今やほとんどのお店が扱っていませんので、貴重です。
お店の人がまぜてくれました。
メインの石焼ビビンバです。
相当じゅーじゅーいっています。
いろいろな具が混ざりあって、一言では説明できないハーモニーを奏でています。
さすが元祖というだけあって、日本のそこらへんの焼肉屋で出てくるのとはレベルが違います。
味わい深くてとても美味しいです。ただ、ご飯は若干柔らかめですね。
セットのもやしスープです。
「石焼ビビンバ」は日本でも商標登録をとっているようです。
別に賞状でもないので、日本では登録証なんか別に店内に飾ったりしないと思いますが、
このお店ではこのような登録証なんかがズラリと並んでいました。
朝からビールを飲みつつ、お腹いっぱい食べてしまったので、
ますます足取りは重くなってしまいました。
まったく観光に行く気力も失い、とりあえずロッテデパートのデパ地下を覗きに行きました。
そこで、試食したキムチが美味しかったので、ついつい自宅用に買ってしまいました。
お店の人がいうには、漏れないようにきちんとパッキングするっていうし。
しかし、このキムチが後に思わぬ波紋を広げることとなるのでした・・・。
そのあとは、南大門市場に行ってノリなんかを買うことにしました。
いろいろな店でノリを売っているのですが、イマイチよくわからないので、
きちんとしていそうで、試食して美味しかったお店で買うことにしました。
結局お店の人の説明に乗せられて2軒で買ってみました。
どちらもそこそこ美味しいような気はします。
やはり養殖ものよりも天然もののほうが高いけど、美味しいみたいです。
南大門市場をぶらぶらしていて疲れたので、近くの喫茶店で一休み。
その後、あまりお腹がすいていなかったのですが、出発時間もあるので、
無理やりランチにすることにしました。
もうお店を考えるのも面倒になっていたので、南大門市場の中の食堂街に行って、
適当なお店に入ってみました。
まずは、マッコリを注文。
私は、ネンミョン(辛い味付けの汁なしの冷麺)を注文。
ハサミで切ってくれなかったので、
なかなか麺が食いちぎれず、食べにくかったです。
お味はどうということもないかな~。
ダンナが頼んだキムチ鍋。
とにかく辛い!!熱い!!
まぁ、適当に入った店だったので、こんなもんかな、という感じでした。
その後は、少し集合時間には早かったものの、ホテルに戻り、
集合時間までロビーのソファでまったりしていました。
バスで空港へ向かう途中、パック旅行でお約束のお土産物店への強制連行。
ここがひどいお店で。この円高のご時世に円表示なんですよ!
ぜったい街中で買ったら、そんな値段しないだろ!っていうチョコが
1000円超える値段。
ここでは、チマチョゴリキティの根付のみ購入。
この根付も1600円でした。日本の御当地キティならせいぜい500円程度なのに・・・。
この時期、韓国人もお休みを取る時期らしく、
空港のアシアナ航空のカウンターは大混雑でした。
何とかチェックインして荷物検査場へ。すんなり通れるとおもったら、まさかの足どめ!
何?と思ったら、さっき買ったキムチの袋をさして、
「中身は何ですか?」と。そりゃあもちろん「キムチです。」
そしたら、「キムチは持って入れません、預けてきてください。」ですって~!!
キムチ、まさかの液体制限にひっかかる。えーーー、キムチって液体ですかね、液体ですかね???
でもまぁ、そう言われたしかたないので、一旦また外に出てアシアナ航空の持ち込み禁止物預けカウンターへ。
キムチの入ったショッピングバッグを預けました。
普通のチェックインカウンターとは別であまり並ばないですんだのがせめてもの救いです。
そして再度手荷物検査場に行ったときも、通常とは別のルートで戻ることができて、
あまり並ばないで済みました。
それにしても、キムチ大国なんだから、もう少しキムチが液体制限にかかるというのを
大々的に周知徹底してほしいものです。ガイドも説明すべきです。
とまあ、そんなこんなでバタバタとしましたが、無事出国できました。
そこで免税品の受取カウンターへ。
ここも何だかえらくごったがえしていて、銀行のような番号札を取る仕組みになっています。
細かい品物をたくさん買うと、いちいちチェックしなければならないので、
とても時間がかかってしまいます。
免税品を買った人は余裕を持って空港に行くことをお勧めします。
帰りの飛行機は午後6時55分発でしたが、やはり夕食が出ました。
白身魚みたいでした。
成田では、スーツケース2つは早々に出てきましたが、キムチが最後のほうまでなかなか出てこなくて、
ここでもキムチに悩まされました。
やはりキムチは空港内で買うべきかもしれません。このころには、相当匂いも漏れていました。
ロッテデパートのおばちゃん、ぜんぜんダメじゃん。