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酒場放浪記的な何か(仮)

とりあえず,いろんなお店で,飲んで食べます。

2018年ソウルの旅 Day2

2018-05-21 10:00:00 | 旅行

2018年5月7日(月)

1泊2日ソウルの旅、2日目です。

この日の夜にはもう帰るんですね。

お値段の割には快適だったホテルを後にします。

アクセス至便で助かりました。

まずは、散歩がてら南大門方面へ。

まだお昼ごはんには早いのでね。

7年前にも買ったのと同じお店で韓国のりを購入。

1束2000円。

もうね、韓国のりって高いのか安いのか分からなくなってくる。

前に買っておいしかったところだからいいかなーと。

でも、後で空港で見てみたら、明らかに量が少なそうなのに、

リャンバンのりが75ドルって!とんだ高級品ですよ!!

ネットで後で調べたら、どうやらスーパーで買うのが一番安いみたい。

 

南大門で揚げパンみたいなのを売っているお店があって、

ついつい買い食い。

ねじりドーナツみたいなやつと、アンパンとピロシキ的な具材の入ったもの3つをチョイス。

どれでも3つで₩2000でした。

こんなの食べちゃうと、お昼に影響しちゃうのになぁ。

あとは、両側からうどん屋のおばちゃんたちが激しく呼び込みをかけてくるエリアなんかを冷やかしながら散策。

 

その後、地下鉄を使って弘大ということろに移動しました。

私はこのエリアはこれまで来たことなかったのですが、

結構開けた町で、驚いたのは若者の多いこと、多いこと。

新宿とか原宿みたいなとこなんでしょうか。

今回、ソウルの地下鉄なんかでは、連休だったせいか、若者の姿がとにかく目につきました。

韓国ではあまり高齢者は出歩かないのかな?それか、巣鴨のような場所があって、

そういうところにしか行かないのでしょうか。

さて、弘大ですが、お店に向かう途中、なにやら若い女の子たち(たまに男性もいますが)が行列をなしているではありませんか。

何かと思ったら、LINEのショップのようでした。

中がどうなっているのかはわかりませんが、とにかくディズニーランドのような行列でした。

そんな行列をしり目に、私たちはひたすらお目当てに焼肉屋さんを目指しました。

 

例によって看板はまったく読めませんが、朝鮮火炉クイというお店です。

お昼時まっさかりの12時ころにお店についたのですが、ちょっとひっそりとした雰囲気・・・。

若干不安になりましたが。勇気を出して入ってみます。

あまり日本語が通じそうな感じもしないですが、とりあえず席に座ったら、

すぐにお店のおねえさんが炭火と網を用意してくれました。

メニューを見ると、例によってアヤシイながらも日本語表記アリ。

助かります。

で、まずは恒例のメクチュから。

ゆうべはタッカンマリのお店でありつけなかったmaxビール!

心なしか、麦感が強いような感じがします。

日本でいうとモルツみたいな感じかな?

 

つけあわせの品々。

チョレギサラダ、ちょっと嬉しいかも。

ニンニクは、最初、ただ生の状態で出てきたのですが、

事前に調べてプリントアウトしたオイル焼の写真を見せたところ、

ごま油の器を持ってきてくれて、火にかけてくれました。

お肉は、このお店名物の味付きカルビと、ハラミを注文。

なんでも韓国の国産牛なんだとか。

お値段はハラミで₩38000と決して安いとはいえませんが、

ハラミ、とってもやわらかくて、ジューシーで美味しかったです。

1人前の量もそこそこでした。

痛恨のミスですが、お肉単体の写真を撮り忘れました(+_+)

 

これもつけあわせと一緒にサービス的に出てきたチゲ。

これがかなり辛かったけど、なかなかクセになる味でした!

焼けてきたニンニクたち。

この日は2軒目も行く計画だったので、ここではシメものは食べずにサクッと切り上げます。

でも、お会計のときに最初に対応してくれたお姉さんに「ビール5本も飲んだの!?」と笑われました。

(2本目以降のビールの注文は別のお姉さんにしていたのです。)

ドラム缶っぽいテーブルで庶民的な雰囲気の中、絶品お肉を味わえて、大満足でした。

 

朝鮮火炉クイ

★★★☆☆

 

さて、ふたたび地下鉄に乗って、今度は明洞へ。

今回の旅では初めての明洞エリアです。

この日は月曜日ですが、祝日だったようで、かなりの人でにぎわっていましたね。

ちょっと韓国コスメなんかを買ってから、

カンジャンケジャンのお店へGO!

ハムチョ・カンジャンケジャンというお店です。

ハムとは関係なくて、「ハムチョ」とは厚岸草という草らしいです。

これを入れることでこのお店のカンジャンケジャンは生臭みを消すことに成功したとか。

お店の外観写真は撮り忘れました。

こぎれいなビルの地下にあります。

はい、お決まりのメクチュですね。

しかし、このお店では今回の旅で初めての生メクチュに出会いました。

ジョッキにはcass DRAFTと書いてあるので、きっと中身もそうなのでしょう。

違いなんてよく分かりませんが、ビール、ウマ―!

 

お料理はというと、カンジャンケジャン定食というのが1人前₩35000なので、

それを2人ともオーダーしました。

2人以上だと、ケランチム(韓国風茶碗蒸し)がサービスされるんだとか。

1人だと出してもらえないそうです。

その他のつけあわせ軍団は、ちょっとさびしいかもしれない。

 でも、この上の段の真ん中のノリの佃煮(?)みたいなものがとってもおいしかったです。

さて、肝心のカニは・・・

どーん!!!

おおー!

一人あたり₩35000って安くはないから、もしカニがめっちゃ少しとかだったらどうしよー、とかドキドキしてたんですが、

一人1杯あるようです。

しかも、オマケ的に海老もいる。

 

お店の方が食べ方を説明してくれたので、そのとおりにしていただきます。

刻みのりのようなものの入ったお茶碗にごはんをとって、

その上に甲羅のところに残っているミソをスカラクですくってかけて、よく混ぜていただく、という食べ方。

ごはんって、糖質制限ぎみなので、最近あまりちゃんと食べていないんですけど、

この食べ方したら・・・もう、ごはんとまんねー!みたいな。

ご飯泥棒ってたしかにね!

ダンナはご飯足りないーって言っていましたが、どうやらおかわりは有料のようです。

 

さて、カニの身にむしゃぶりついてみると、こりゃうまい!

タレもいい感じだし、なにせカニの生臭みがない。

厚岸草、ありがとう!このおかげで臭みが抜けているんですね。

というのも、前回は、超有名店のプロカンジャンケジャンに行ったのですが、

微妙に生臭みがきつかったんですよね、私としては。

でも、カニなんだし、こんなもん、というか、むしろこれこそがカニのうまみなのかな、と無理に自分を納得させていました。

でも、こちらのお店のカニは、本当に臭みがなくて食べやすくて、日本人の口にも合うんじゃないかな。

 

お店は明洞という一等地にあるのに、入ってみたら、がらーんとしていて、

私たちのほかには日本人のお客さん一組、という状況に、

「もしかして、これは、観光客目当ての、やばい、やつ・・・・?」と

疑いかけてしまいましたが、申し訳ありませんでした。

そりゃ、お値段はやっぱり場所柄高いですけど、

カニに満足できたので、本当によかったです。

欲を言えば、日本のカニばさみみたいな道具があると、

爪の部分とかの殻を割りやすいと思います。

歯でバキバキ割っていたら、さすがに痛くなったので(-_-;)

これから行かれる方は持参されてもいいかもしれません!

 

さて、飲み物は途中でソジュ(焼酎)に切り替えます。

今回の旅では初登場のソジュ。

やはり冷やされていて、ショットグラスでいただきます。

竹の絵が描いてあるけど、詳細は不明です。

前回のときはあまり思わなかったのですが、この焼酎、甘いです。

日本の合成焼酎とかとは違います。

私はこの甘みがちょっと苦手かな。冷えてるのは美味しいと思うんですけど。

 

カニさん、ごちそうさまでした♪

 

ハムチョ・カンジャンケジャン

★★★★☆

 

前回のソウルでプロカンジャンケジャンに行った記事はこちら

 

おなかもいっぱいになり、そこそこ酔っ払い、

ソウル市内をあとにすることに。

地下鉄で1時間以上かけて仁川空港に向かいます。

バスでもいいのですが、今回は荷物も少なくて、渋滞を気にしなくていいので、

地下鉄という選択肢。

ただ、空港線の乗り場がわかりづらく、最初は特急に乗ろうと思ったのですが、

駅の係員に日本語が通じず、冷たく対応されたので、特急券の買い方がわかりませんでした。

そのため、しかたなく鈍行で。

でも、始発だから座れるし(それにしても韓国の地下鉄の座席は固い!)、ま、いっか。

・・・爆睡して、あっという間につきました。

ただ、やっぱりお尻は相当痛くなってた(+_+)

 

することもないので、とりあえずチェックインして、出国も済ませることにしました。

中に入ってから、お土産なんかをちょっと買って、残った₩を消費。

でもまだまだ余ってるので、なにかちょっとしたところで飲み食いしようかと思い、物色。

しかし、韓国っぽいお店はなくて、ただのカフェみたいなところで休憩。

韓国の銘柄のビールを頼もうとするも、何かダメ、みたいなことを言われ、戸惑い、オロオロ。

どうやら、品切れということだったみたい。

空港なんだから、もうちょっと英語ででも説明してよ(^_^;)

しかたなく、ダンナにはバドワイザーだかの洋物を飲ませました。

私は、カフェオレで一休み。

食べ物はあまり魅力的なものがなかったので、今回はパス。

くたびれていてお土産も、もういいや、となり、₩15000程度消費しきれず、持ち帰りになってしまいました。

次来るときにちゃんと持ってこなくっちゃ!

 

帰りの飛行機は、とっても狭い機材で、座席も後ろのほうだったため、

荷物入れが飛行機の機材でいっぱいでまったく荷物が入れられず。

しかたないので、私たちは少し前の座席の上の物入れに入れるも、

ギリギリに乗ってきた他のお客さんは、荷物が入るスペースを見つけられずにすったもんだ。

こんなとき、日本のクルーならもうちょっと親身になって荷物入れようとしてくれると思うんだけどなぁ。

私は、行きの飛行機で途中までしか見られなかった映画「グレイテストショーマン」の続きを観ようと思っていたのに、

座席に画面がなかったことのほうが個人的にはショックでしたけど。

さて、今回も機内食が出ましたよ。

右上は韓国のり。

左上のは、なんだかよく分からないけど、玉ねぎの酢漬け?みたいな。

上の真ん中はブルーベリーチョコでした。

ハーシーズだったけど、韓国っぽさないな、おい。

メインは、鶏肉とブロッコリー。

まあ、これはこんなものかな、という感じ。

鶏肉は、見た目以上のボリュームでしたが。

行きの機内食のいんげん、おいしかったなぁ。

ここでも当然ビールですが、けっこう銘柄いくつも積んでいたようなのに、

ビールと言ったら、バドワイザーを出されてしまった(-_-;)

銘柄を指定して、韓国ビール飲み納めしたかったなあ。ミスった。

 

今回、1泊2日でコンサートメインということで、それ以外のものはかなりの駆け足でしたが、

事前に食べたいものを決め打ちしていきましたし、

この年になると飲み食いできる量にも限界があるので、ちょうどよかったようにも思います。

1泊だと荷物も少なくて楽ですしね。

でも、韓国はほんとにグルメが尽きないです。

まだまだ食べていないお料理もたくさんあるので、しばらくたったらまた行きたいな。

 

前回のソウル旅行の記事も貼っときます。

その1

その2

その3

その4

その5

 

 


2018年ソウルの旅 Day1

2018-05-15 15:22:36 | 旅行

ずいぶんと久しぶりの更新ですが、このたびソウルに行ってきましたので、

自分の備忘録のためにもアップしておきたいと思います。

というのも、前回(2011年)ソウルに行ったときの自分のブログが今回行くにあたって大いに参考になったからであります。

 

2018年5月6日(日)東京を出発。

私としては、約6年ぶりの海外旅行です。

ソウルなんて、飛行機に乗る時間は国内と変わらないのに、

国際線は2時間前までに空港についていなくちゃ、とか、

液体制限とか、いろいろめんどいですね~。

今回1泊なので、ボストンバックのようなかばん一つだし、

荷物預けたくないからね(-_-)

 

さて、朝の便なので、チェックイン後はまずは羽田空の吉牛で朝ごはん。

牛鮭定食&ビール!

朝8時前のビールって、背徳感があって、より一層うまいლ(´ڡ`ლ)

しかし、その後機内食が出てきて、動揺。

朝ごはん出ると知っていれば、わざわざ吉牛で食べなかったのに(+_+)

国際線ではビールがタダでもらえるのはうれしいですね。

国内線は有料ですもんね。

この日のメニューは、左上がいんげんのマリネのようなもの、メインは、すきやき風味付けの牛肉(ビーフシチュー用のようなお肉)でした。

いんげんのマリネがとっても好みの味で、ビールのおともにちょうどよかったです。

お肉は、薄い肉のほうがいいんじゃないかなー、という印象です。

パンとごはんは食べていません。

 

さて、ソウルに着いて、両替やら電車のカードのチャージやらですったもんだして、

1時間ほどロスしたのですが、2時まえには、なんとかお昼のお店、

南浦麺屋に着くことができました。

立派なほうの入り口って、なぜか締まっているんですよね(^_^;)

「やってない!!日曜日だからか、連休だからか・・・」などと、一瞬オロオロしたのですが、

左向きの矢印と何やらハングル文字で書かれた看板が目についたので、

意味は分からなかいながら、とりあえず左のほうに行ってみると・・・

お店、やってたー!

そういえば、前来た時もそうだったような。

なぜかお店の入り口がわかりづらいのです。

しかも、看板もハングル語のみで、まったく分からんし。

しかしね、このお店、すごいんですよ。

ミシュランに載ったらしいです。

 

ハングル語のみの看板に外国人観光客を寄せ付けないのではないか、という不安をあおられつつも入ってみると、

ぜんぜんそんなことはなくて、日本語表記のメニューもある外国人フレンドリーなお店なのです。

ただし、店員のおねえさまがたはまったく日本語は通じませんので、ご注意くださいませ。

地球の歩き方には日本語通じるって書いてありましたけど、そこはあんまり信用しない方がいいと思われます(^_^;)

まあ、メニューは写真もあるし、日本語表記(ただ、この日本語もあやしくて、ちょっと不明なとこもある)もあるので、

注文のハードルはそんなに高くありません。

さて、我々に欠かせないのはビール。

この単語だけは知っているのです。そう、メクチュ。

ただ一言、「メクチュ、ジュセヨ」と。そして、2本欲しければ、指を2本立てればよいのです。

 

韓国でもビールの銘柄はいくつかあるみたいで、

この日出てきたのはcassというものでした。カス??

日本ではちょっとつけないネーミングかなあ( ´ー`)

 

まずは、おつまみに皿饅頭というのをオーダー。

これは水餃子の汁なし状態みたいなものですが、

ちょっと水っぽかったかな?

右のねぎ入りのたれをつけていただくようです。

中身は餃子のあんみたいな味です。

 

韓国では定番のキムチなどのつけあわせ軍団。

これらは特にオーダーしなくても自動的に出てきます。

カクテキと、右のは、青唐辛子とにんにくの芽のようなもの。辛くなくて、酸味のある味でした。

やはり、白菜キムチはどこに行っても出てきますね。

これは、この店の名物でもある水キムチ。大根なのですが、辛くはなくてやさしい味わいです。

 そして、メインはこちらのお鍋。

平壌式のチェンバン鍋というらしく、私は日本では見かけたことはないです。

2人前からオーダー可能。

2人前で₩60000。

別アングルから。

ちょっと煮込まれたところ。

 いろいろな具が入っています。

お肉は牛のあばら肉を煮込んだもので、比較的さっぱりめです。

エリンギやもやし、春菊、銀杏など、野菜類も豊富でヘルシーなイメージ。

個人的にはゆで卵がお鍋に入ってるのが面白いな、と。

スープは牛あばら肉を煮込んだ出汁と水キムチの汁を合わせたものだそうです。

これが、なんともいえない味わいでとても美味しいのです。

旨味も強く、水キムチの独特の風味も加わって絶妙なハーモニーを奏でています。

日本では食べたことのない味かな〜(*´ ˘ `*)

 このお鍋は、7年前に来たときにはお腹がいっぱいで注文できなかったのですが、周りの人がみんな食べてたので、とっても気になっていたのです。

そのときは、7月の後半で夏真っ盛りだったのですが、現地の方々はそんなのおかまいなしに、

みなさんお鍋を召し上がっていました。

日本だと、真夏には鍋ってあまり食べないですもんねー。

いやー、7年越しで食べることができて感無量( ´ ;ω; ` )

そして、思っていた以上に美味かった(-´∀`-)

 締めには、冷麺用の麺をお鍋に投入することもできるのですが、このお店の冷麺は、これまた日本では食べたことのないほどおいしいので、あえて、別に冷麺を頼みました。

お鍋のボリュームがかなりのものだったので、二人で1つにしましたが、ちょうどよかったです。

店員さんがキッチンバサミで麺の玉を2つにちょきん、ってしてくれました。

これで₩11000。

激安ってことはないですが、間違いなくその価値はあります。

ソウルも昔に比べてずいぶん物価が高くなったように感じます。

20年近く前に来たときは、石焼ビビンバとか、日本よりすごく安いーって興奮したものでしたが、、、

自分の過去のブログによると、このお店の冷麺も7年前に来たときは₩8000だったようです。

まあ、原材料の値上げとかもあるだろうし、しかたないですよね。

でもとにかく大満足なので、もしまたソウルに来ることがあったら、ぜひ来たいお店です!

南浦麺屋

★★★★★

 

この日は、世宋文化会館にてオペラ座の怪人のコンサートを鑑賞。

すばらしかった~

魂が抜けきった状態ではあるものの、ダンナのお目当ての韓国グルメを味わわせなければならないので、

とっとと東大門方面に向かいます。

東大門の1個手前の駅で地下鉄を降りて、タッカンマリ通りというやつを探しますが、なかなか見つからず。

もしや、このめちゃくちゃ入りにくそうな通りが・・・?と怖くて通り過ぎた細い路地・・・。

戻ってきて、勇気を出して入ってみたら、やっぱりその通りがタッカンマリ通りでした。

タッカンマリって私は日本でも食べたことがなかったのですが、

鶏がまるまる1羽入った水炊きのようなシンプルなお鍋だそうです。

目指して行ったのは、陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ。

看板の創業者とおぼしき「お母さん」的な写真がなんとなく、日本の某ホテルを思わせますね・・・。

 コンサートの後だし、迷ったりしていたので、お店についたのは9時過ぎ。

ちょっと遅めの時間ですが、店内は大繁盛!

ぼやーっと入っていくと、ちゃきちゃきした店員さんたちが

「ふたり?さんかい!」と声をかけてきます。

「2人?三階!」ということで、3階に階段を上っていけ、ということのようです。

日本語通じてよかった!

2階を抜けて3階を目指すも、だんだんと階段にビールケースなどが置かれ、

通行可能なスペースが減ってきます(^_^;)

でもまあ、なんとか3階にたどりつくと、何席かは空席って感じですが、ほぼ満員の大盛況。

ふと壁のメニューを見やると・・・

やばい!ハングル語しか書いていない!テーブルに備え付けのメニューなんかもなさそう・・・

どうやら₩22000というのがタッカンマリ(1羽)のお値段らしいというのは、事前チェックで分かったのですが、

それ以外の₩5000~6000ってやつがいくつかあって、それらがまったく分からん(+_+)

でも、とりあえず、伝家の宝刀「メクチュ、ジュセヨ!」とお姉さんにお願いすると、

ちゃんと出てきましたよ、メクチュ。第一関門は突破です。

今回は、hiteというブランドのエクストラコールドというのが出てきました。

日本でいうアサヒのエクストラコールド的なものでしょうか。

ただ、他のテーブルの様子をうかがうと、maxというビール的なものを飲んでいる方が多いようです。

 

いよいよ第二関門のタッカンマリの注文。

しかし、案ずるより産むがやすしです。ただもじもじしていたら、

どーんとお鍋が出てきました。

ちゃんと鶏入ってる!!

やった。

特に注文しなくても、自動的に出てくる仕組みなんですね。

ありがたい。

鶏は・・・羽根をむしられてこんな姿で鍋に放り込まれたうえに、背中まで切り裂かれてジャガイモを差し込まれているよ。

なんたる辱め・・・。

とかなんとか、鶏の気持ちに思いをはせていたら、お店のお姉さんがキッチンばさみを持って登場!!

ま、まさか・・・

とんでもない手際の良さで、キッチンばさみによってバラバラに解体された鶏さん。

あの解体ショーを見ていると、「あー、この鶏に生まれなくてよかった」と思ってしまいました。

でも、ちゃんと私たちが味わい尽くしてあげるから、安心してね、鶏さん!

 

煮込まれているスープは鶏だしで、やさしいお味。でもすんごいうまみがあります。

テーブルに備え付けられた醤油、からし、辛いやつなどの調味料を自分で加減しながらいただきます。

あと、最初にニンニクみじん切りも出てきたので、それもつけると、もう、ニンニク好きにはたまらないおいしさ。

 

ちなみに、キムチと水はセルフサービスだそうで、

はじっこの台のところから自分でとってこないといけません。

ここのキムチはもしかしたら鍋に入れるようなのかもしれません。

そのままで食べるとちょっと酸味と辛味が強すぎたかな。

 

締めは、うどんのような麺です。

例によって壁のメニューは読めないので、必死に「ヌードル」とか言ったところ、

持ってきてくれたお姉さんから「沸騰したら入れて」と流ちょうな日本語で返されましたとさ!

ほかにもジャガイモや餅なんかの具も追加できるようですが、

鶏肉のボリュームが2人ではかなりのものだったので、麺1玉のみで十分でした。

あー、ここもおいしかったな。

これだけ食べて、二人で約₩40000というのもお値打ち感あり。

 

陳玉華ハルメ元祖タッカンマリ

★★★★★

 

その後はライトアップされた東大門を眺めたりして、ホテルに戻りました。

以上で2018年ソウルの旅の1日目は終了です。

 

【おまけ】

コンサート会場の自販機で見かけた飲み物↑

何だろう、この黄色い缶のやつ。

絵柄からもまったく想像ができない。

何か白いつぶつぶのようなものがお椀の中で浮いているようなのだけど??

メーカーはロッテだから、コーンスープとかじゃなくて、ジュース系の甘い飲み物なのかな?

買って確かめる勇気はなし(^_^;)

 

 


鬼怒川紀行

2012-12-20 18:51:26 | 旅行

9月8から9日にかけて訪問。

仕事の関係で鬼怒川温泉に行きました。

ついた日のお昼にまずは地元では有名(?)だという演歌歌手鬼怒川太朗の店へ。

ラーメン。

特筆すべきことは見当たりません。

たんめん。同上。

いちおう売りだとういう餃子。同上。

「もやさま」で紹介されたらしく,そういうことが店内にたくさん書いてありました。

この日は,鬼怒川太朗の向かいのホテル三日月に宿泊。

 

翌日は,ランチをホテルの近くのイタリアンでいただきました。

入り口にはオジサンが・・・。

キッシュ。

牛肉のカルパッチョ。

なかなかのボリューム。

ピザ。耳があまりないタイプですね。

具だくさんで,生地もカリカリしていて美味でした。

地元でとれたキノコのカルボナーラ。

カルボナーラにキノコを入れるのもなかなかいいです。

とってもおいしかったです。

その後は,東武ワールドスクエアを堪能。

ついでに東照宮も。

 小学6年生のときの修学旅行が日光だったのですが,

私は諸般の事情で行けませんでした。

大人になってからも日光に行くたびに,そのときのことを思い出さずにはいられません。

 


猫&灯台の旅@女木島、男木島

2011-12-09 19:13:13 | 旅行

10月8日(土)。

直島からフェリーで高松港に戻った後、少し市内散策を。

高松市はアーケード街が有名みたいで、丸亀町商店街なんて、

まるでミラノのガレリアのような雰囲気でした。

そのような商店街の一角で見つけた金物屋さんでにゃんこに遭遇。

猫鍋ならぬ猫ボール。

もう一匹。

その後、再び高松港へ戻り、フェリーで女木島(めぎじま)へ。

ここは昔から「鬼が島」と呼ばれていて、桃太郎伝説の地とされています。

港の近くにはなぜかモアイ像が・・・。

イースター島と関係あるのでしょうか。

小さな島というのは、車も少なくて、魚も豊富なため、猫にとって楽園です。

この島でもこのとおり。

瀬戸内芸術祭の関係で、この島にもいくつかアートスポットがあるようです。

そのうちのひとつ、レアンドロ・エルリッヒの「不在の存在」というところを訪れてみました。

ここの中庭「Invisible(見えないもの)」はこんな感じになります。

ここにはカフェも併設されているため、ランチにしました。

私の頼んだパエリヤ。別に特筆すべきことはありませんでした。

ダンナが注文したカレー。

食後、一人300円ずつ払って、同じくここにある「Double Tea(二重の茶室)」というのに入ってみました。

言葉ではうまく説明できませんが、鏡に映るはずに人物が映らない、というびっくりハウスのようなものです。

しかし、実際に入ってみて仕掛けを知ると、ちょっと拍子抜けです。

私たちがあからさまに「これで300円かぁ。」という顔をしていたからでしょうか、

案内してくれた係員のお兄さんも心なしかバツが悪そうでした。

さて、気を取り直して島内散策。

どうやら島では落花生がとれるらしく、そこかしこで天日で乾かしている光景を見かけました。

その中で猫が落花生を保護するためのネットに絡まっているのを発見。

落花生がおいしそうに見えたのでしょうか。

その後、島の人によって救出されていたようでした。

いちおうこれも灯台のようですが、ちょっとセンスを疑います。

再びフェリーに乗って、今度は男木島(おぎじま)へと向かいます。

実は、この日の目的はこの男木島なのです。

男木島の港です。

ここ男木島を訪れた目的は、男木島灯台です。名画「喜びも悲しみも幾歳月」の舞台となった灯台です。

灯台マニアとして、訪れないわけにはいかないマストな灯台です。

灯台までは港から歩いて30分以上かかります。

そこで、レンタサイクルを借りることにしました。

ところが、カウンターに行ってみると、こんな張り紙が!!!

ほ、崩落って。。。

実は、高松港のフェリー乗り場にも、男木島では台風の影響で土砂崩れがあったので、

観光客はご遠慮ください、みたいな張り紙があったのです。

しかし、ここまで来てあきらめるわけには行かなかったので、とりあえず男木島に行くだけ行ってみようということになったのです。

しかし、灯台への道が全面通行止めというのでは諦めるしかないのか・・・。

そう思ったとき、受付のおばちゃんが、

「崩落しているところだけ自転車押して歩いてくれれば大丈夫だから。」と言ってくれたのです。

神の言葉に思えました。おばちゃん,ありがとう!このご恩は一生忘れません!!

 

そして、電動自転車を借りて(言いつけどおりヘルメットも着用して)、すいすいと灯台へと向かったのでありました。

これが途中、崩落していた箇所。右に迂回路が踏み固めてあったので、そこを通って何とか先に進めました。

そしていよいよ辿り着いた男木島灯台!!感動です。

日本では数少ない総御影石造りの塗装していない灯台です。

ここのほかには、山口県の角島灯台も同じ造りです。

本当にすばらしい灯台です。

ここまで来るのが結構たいへんなので、たどり着けたときの喜びはひとしおです。

人里離れているだけあって、ロケーションは最高です。

海側から見た灯台。

灯台に併設された資料館には、「喜びも悲しみも幾歳月」にまつわる貴重な資料も展示されています。

主演の佐田啓二の息子である中井貴一も記念イベントの際に訪れたことがあるそうです。

有名な主題歌です。

実にすばらしい灯台で、十分に堪能することができました。

東京に戻ってから、思わず「喜びも悲しみも幾歳月」のDVDをアマゾンで注文してしまいました。

もし今回訪れることができなかったら、一生後悔したことでしょう。

さて、その後、帰りのフェリーまで少し時間があったので、灯台とは反対側まで自転車を走らせてみました。

なんと、この島でも猫の聖地を発見!

いったい何匹いるのやら・・・?

このお宅は、猫たちを踏み分けていかないと玄関にたどり着けませんね(笑

その後、島内散策を終えて、再びフェリーに乗って、高松港へと戻りました。

実に充実した男木島観光でした。

 


高松アートの旅@直島

2011-12-04 22:32:44 | 旅行

10月7日(金)。

高松の居酒屋ライフを満喫した翌朝,まずは近所の定食屋さんで腹ごしらえ。

前の晩あんなに食べたのに,どうして次の朝にはちゃんとお腹が空くんでしょうね??

朝定食はこれで500円です。

あんまり安くはないですが,おばちゃんが切り盛りしている味があるお店なので,良しとしましょう。

この日は,瀬戸内海に浮かぶ直島に泊まる予定だったので,

高松港からフェリーに乗り込みます。

フェリーに揺られること約50分,直島の宮浦港に到着しました。

さっそく直島のシンボルともいえる草間彌生のかぼちゃがお出迎えです。

お昼は「山本うどん」にて。

お店は生協の敷地内にあったのですが,地図で見るよりもずいぶん遠くて参りました。

私は釜玉を注文。

ダンナは冷たいうどんを注文。

うどんは手打ちとのことで,コシがあって美味しかったですが,

値段が400円台後半とかなり高い印象でした。

でも,島内にはここぐらいしかうどん屋がなさそうなので,そんなものでしょうか。

うどんを食べた後は,再び宮浦港に戻りました。

宮浦港近くにあるアート銭湯,I 湯(あいらぶゆ)。

残念ながら,開館時間に合わず,入浴できませんでした。

その後,ベネッセのシャトルバスに乗って,本村地区へ。

こちらでは,「家プロジェクト」というのがあるので,それらを鑑賞。

そのうちの一つ,「はいしゃ」。

建物内は撮影禁止なのですが,建物内部の吹き抜け部分にはなぜか自由の女神が鎮座しています。

芸術家の考えることって,いまひとつ分からないです。

その後,再びシャトルバスに乗って,ベネッセハウスにチェックインしました。

お部屋はこんな感じ。

バルコニーからの眺めは爽快です。

その後は,地中美術館などを見学して過ごしました。

そして,いよいよディナーです。

フレンチのレストランで8000円のコースをお願いしました。

アミューズ。

手前の小さいクロワッサンみたいのがアンチョビ風味で美味しかったです。

かぼちゃのスープ。

やっぱりあのオブジェにちなんで「かぼちゃ」なのでしょうか。

イカのファルシ。

要はイカ飯のように詰め物がしてあるのですが,その中身がふわふわしていて,

とても美味しかったです。

お魚は・・・イサキだったかな?

左のソースがとても美味しかったような記憶があります。

右奥のは夏ミカンだかなんだかのかんきつ類の汁を泡立てたものだそうです。

私は牛肉をチョイス。

ダンナが選んだ鴨肉。

プレデザートだそうです。

ふつうは,グラニテってお魚とお肉の間に出ることが多いと思いますが,

デザートの前にシャーベットのようなものが供されました。

デザートはクレームブリュレを選びました。

バラ風味ということで,かなりバラ感が濃厚でした。

ダンナが選んだほうは,何だったっけ???

窓側の席でしたが,夜は真っ暗で海は何も見せませんでした。

ただ,対岸の明かりがゆらゆらと見えていたのは少しロマンチックかもしれません。

全体的に上品で美味しかったです。

★★★☆☆

翌朝,朝食前にホテル付近を散歩してみました。

敷地のそこかしこにアートなものたちが配置されています。

蛇の顔がキュート!レッドスネーク,カモーン,と言いたくなります。

猫とカエル,だそうです。

上の猫はたしかにそう見えますが,下のカエルはちょっと・・・。

猫。

あ,顔は意外と地味なのね。

再び,草間彌生のかぼちゃ登場。

港にあった赤いものに比べると,中に人が入れませんし,

写真で見るよりかなり小さく感じます。

朝食は楽しいバイキング形式。

シャンパンもあります!朝シャン,朝シャン。

一番右端にあるのは,小豆島そうめん(あたたかいだし汁をかけていただく)なのですが,

これがとんでもなく美味しくて,わんこそばのように何杯もおかわりしてしまいました。

朝食の後は,チェックアウトしてシャトルバスで宮浦港に向かい,

再びフェリーで高松港に戻りました。