その男は本当に年貢を納めた 2023-05-06 20:00:00 | 超短編小説 ある悪人が盗みをするために、金持ちの家に侵入した。すると家人にアッサリ捕らえられ、警察に引き渡されたのだった。「お前、年貢の納め時だな」と呟き、警官は彼に手錠を掛けた。しかしその後、彼は直ぐに脱獄をし、農業に勤しんだ。そして「年貢」を警察署に納めたのだった。完