トンボですよ 2022-11-15 00:15:00 | 超短編小説 ある秋の日。窓に虫の影が映った。「ああ、まだセミがいるんだな…七日間精一杯に生きているんだ…」いつになく、私は感傷的になる。きっと、秋のせいだ。窓を開けて私は呟いた「セミ…君は儚いなぁ」 外には、トンボが飛んでいた。秋だからだ。※漫画はお休みです