車童子(くるまわらし) 2022-10-21 00:07:00 | 超短編小説 俺は一人、深夜のドライブを楽しんでいた。信号待ちで、ふとバックミラーを見覗いたら、何故か後部座席に女の子がいるのだ。「もしや…これって…」固まった瞬間、女の子は「パパ」というではないか!急いで車を止めて、後ろを振り返り、「君は誰なんだ?僕は独身だし、君なんて知らないよ!」すると女の子は「わぁ~い!焦ってる!」と言った途端、消えたのだった。完 「鼠に負けるな」 今日も訪問ありがとうございました。彼は確かに負けました。