閉伊川河口水門問題で市議会全員協議会に出席した県は計画推進を強調し、計画変更の可能性は否定した。
協議会には傍聴する市民約70人も参加。水門問題に対する関心の高さが伺えるほか、口々に危惧や不安を訴えていた。
会議は5時間にも及んだ。いろいろな質問が出たが、水門ありきの前に、答弁は到底納得のいくものではなかった。
シミュレーションの結果が正しいとばかりの計画だが、大自然を相手に果たして通用するものなのか。
その事業もさることながら、住民不在の計画も大きな問題である。
市は、復興計画は住民自らの手で、と各地域でまちづくり検討会を開いている。
しかし、水門や防潮堤の高さの問題など、一切検討会に図ることなく水面下で進めてきた。
将来のまちの姿を左右する問題が住民の手の届かないところで決められて行く。
住民自らが考えるまちづくりと言いながらも、提案されたものは時間や費用を理由に素案から削られていく。
結局は行政の描いたシナリオ通りになっていくのだろうか。
こんな答弁があった。
議会や住民に説明がなかった質問に対し、河川課の総括課長は「市民の代表の市役所と意見交換した」
と堂々と述べた。
市役所が市民の代表!?よもやこんな言葉が出るとは。愕然とした。
これでは復興まちづくりに向けた住民のやる気を引き出せないだろう。
残念なことである。
協議会には傍聴する市民約70人も参加。水門問題に対する関心の高さが伺えるほか、口々に危惧や不安を訴えていた。
会議は5時間にも及んだ。いろいろな質問が出たが、水門ありきの前に、答弁は到底納得のいくものではなかった。
シミュレーションの結果が正しいとばかりの計画だが、大自然を相手に果たして通用するものなのか。
その事業もさることながら、住民不在の計画も大きな問題である。
市は、復興計画は住民自らの手で、と各地域でまちづくり検討会を開いている。
しかし、水門や防潮堤の高さの問題など、一切検討会に図ることなく水面下で進めてきた。
将来のまちの姿を左右する問題が住民の手の届かないところで決められて行く。
住民自らが考えるまちづくりと言いながらも、提案されたものは時間や費用を理由に素案から削られていく。
結局は行政の描いたシナリオ通りになっていくのだろうか。
こんな答弁があった。
議会や住民に説明がなかった質問に対し、河川課の総括課長は「市民の代表の市役所と意見交換した」
と堂々と述べた。
市役所が市民の代表!?よもやこんな言葉が出るとは。愕然とした。
これでは復興まちづくりに向けた住民のやる気を引き出せないだろう。
残念なことである。