KAWASAKIKITA-TOZANBU(部長室)

富士登山・マラソンレース出場を
目標に活動しているグループ

東北へ

2011-10-16 | Weblog
整備に出していた愛車も出発に間に合い、14日(金)、東北に向け、出発。
14日(金)の第一目的地は松島。東北道を走り、5時間かけて、ようやく到着。
            
             
松島のカモメはエサを求めて人に寄ってくる。遊覧船の周りはカモメが群がる。

周辺を見渡すと目立った震災の影響は見られないが立ち寄った食堂にも津波の被害はあったそうで1メートル以上の浸水があったとのこと。

一通り観光を済ませ、松島を出発し、宿泊先の花巻温泉へ。
移動に2時間かかった。

泊まったところは、源泉掛け流しのなかなかの宿。かなり満足。
http://www.kougeikan.jp/

15日(土)、被災地、釜石へ向かう。

             
釜石に近づいていくと被災地のとんでもない光景が目に入ってくる。ガレキの山、つぶれてグシャグシャの車、建物の基礎部分のみ残された地区。

今回、本来の目的は両親を連れ、両親の知り合いのお悔やみ。おじいさまが震災の時、津波で亡くなられ、8月には奥さまが心労で亡くなられた。
今はご主人、息子さん、おばあさまで仮設住宅に入られている。実際の津波の話を聞くと本当に生々しい。津波の時、おばあさまは流れてきた浮遊物につかまり、奇跡的に助かったらしい。おじいさまはその時、残念ながら、流されてしまった。しかし、ご遺体はすぐに見つかったとのこと。これも稀なことらしい。親族の方々で未だ見つからない方も多数いらっしゃり、これも奥さまの心労につながっていたらしい。

今回、会うことのできた、ご主人と88歳のおばあさまは非常に前向きで来年には家を再築すると言っていた。また、ご主人は町内会長を務めつつ、漁業の仕事を少しずつ再開している。(息子さんはサンマ漁で11月まで船に乗りっぱなしとのこと)

13時までお邪魔し、再会を約束し、釜石を出発。

東北道は震災の影響による補修工事が未だ行われており、何度か渋滞に巻き込まれ、途中の休憩もあり、木更津に着いたのは23時30分。

二日間で全行程1330kmの長旅でした。(半分以上は私の運転)
おっさんにはつらい...ヘロヘロです。今度は電車で行こう。
コメント
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