午前4時30分
山頂前の九合五勺を出発。指先、爪先はかじかむほど寒い。おまけに眠い、胃が痛いのダメダメ・オンパレード。
それでも頭上に見え始めた、山頂の鳥居を目指す。「大丈夫です」と言う、田坂の薄着がどうしても気になり、気休め程度にしかならないと思いつつ、余分に持って来たウインドブレーカーを着させる。
回数の増えた息を整えるはずの休憩はそのたびにへたり込み、横になり眠ってしまいそうになる。田坂は本当に寝てしまう。(参考あり)
山頂前の九合五勺を出発。指先、爪先はかじかむほど寒い。おまけに眠い、胃が痛いのダメダメ・オンパレード。
それでも頭上に見え始めた、山頂の鳥居を目指す。「大丈夫です」と言う、田坂の薄着がどうしても気になり、気休め程度にしかならないと思いつつ、余分に持って来たウインドブレーカーを着させる。
回数の増えた息を整えるはずの休憩はそのたびにへたり込み、横になり眠ってしまいそうになる。田坂は本当に寝てしまう。(参考あり)
午前4時頃
あたりは夜明けとともに白んでくる。この景色だけは瞬間、今の自分の置かれているツラい状況を忘れさるが一通り画像におさめると現実に戻され、頂上までの道のりが思いやられる。
八合目~九合目~九合五勺に掛け、風は強くなり、寒さが増す。重ね着はTシャツ・長袖シャツ・ジャージ・防寒上着・ウインドブレーカーと5枚。田坂はTシャツ・ジャージ・パーカー・ウインドブレーカーの4枚とあとは筋肉の鎧。「大丈夫か?寒くないか?」に対し「大丈夫です」と。しかし、その顔色は「ちびまる子の藤木」のよう青い。私は私で「ちびまる子の山根」みたいに胃が痛くなり食べ物は受け付けない。
あたりは夜明けとともに白んでくる。この景色だけは瞬間、今の自分の置かれているツラい状況を忘れさるが一通り画像におさめると現実に戻され、頂上までの道のりが思いやられる。
八合目~九合目~九合五勺に掛け、風は強くなり、寒さが増す。重ね着はTシャツ・長袖シャツ・ジャージ・防寒上着・ウインドブレーカーと5枚。田坂はTシャツ・ジャージ・パーカー・ウインドブレーカーの4枚とあとは筋肉の鎧。「大丈夫か?寒くないか?」に対し「大丈夫です」と。しかし、その顔色は「ちびまる子の藤木」のよう青い。私は私で「ちびまる子の山根」みたいに胃が痛くなり食べ物は受け付けない。
7月19日 零時過ぎ
六合目を出発。すでに冷たい風を感じ始める。新七合目・元祖七合目あたりから山小屋前はご来光を目指す登山客か、人が多く、休憩場所に混雑が目立ち始める。仕方なく小屋前を通過し、山肌にゴロン。しばらく横になると眠り堕ちそうな自分に気合いを入れ、歩き出す。
月明かりと他人の照明がやけにまぶしい。寝不足の目にはツラく、周囲全体が緑掛かった色に見える。
口数は少なくなり「休憩しよう」と「行くか」の二言と口癖のように言う「ちょいちょい休憩しながらゆっくり行こう」だけ。田坂は「はい」と言う返事だけ。
六合目を出発。すでに冷たい風を感じ始める。新七合目・元祖七合目あたりから山小屋前はご来光を目指す登山客か、人が多く、休憩場所に混雑が目立ち始める。仕方なく小屋前を通過し、山肌にゴロン。しばらく横になると眠り堕ちそうな自分に気合いを入れ、歩き出す。
月明かりと他人の照明がやけにまぶしい。寝不足の目にはツラく、周囲全体が緑掛かった色に見える。
口数は少なくなり「休憩しよう」と「行くか」の二言と口癖のように言う「ちょいちょい休憩しながらゆっくり行こう」だけ。田坂は「はい」と言う返事だけ。
7月18日 23時30分
田坂部員とともに富士宮登山口・五合目より登山開始。
天気は良く、満月の月明かりも妙に明るい。
しかし、気になることがある。雨上がりで気温が低く、状況は「4年前の極寒地獄」と良く似ている。また、そんな中、田坂の寒さ対策も気になる。(「七分丈のズボン」、「重ね着の用意が少ないこと」)
とりあえず、六合目には難なく、23時55分に到着。
田坂部員とともに富士宮登山口・五合目より登山開始。
天気は良く、満月の月明かりも妙に明るい。
しかし、気になることがある。雨上がりで気温が低く、状況は「4年前の極寒地獄」と良く似ている。また、そんな中、田坂の寒さ対策も気になる。(「七分丈のズボン」、「重ね着の用意が少ないこと」)
とりあえず、六合目には難なく、23時55分に到着。